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自然から愛された神。五十猛様のお話⑥
- 2014-11-30 (日)
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つづき。
通された部屋はとても静かな部屋でした。一時期は栄華を誇ったであろう、その一族の長の部屋、、、、、五十猛様にとってはとても意外でした。無駄なものはなに一つない部屋。
焚き木の音と光に誘われ目を凝らすと、そこには藁を敷き詰めた寝床があって、火を絶やさぬようにと部屋の隅には常に薪がくべられ、炭は再利用されるためか、横にある穴より外にそのまま出せるようにとの工夫がみられました。戦うための青銅や鉄、美しき飾りや珍しい山の生き物の毛皮でしきつめてある父神スサノオ様の部屋とは大違い、、、、、が、ひとつだけ同じものが・・・・・それは壁に書かれた、おそらくこの平野を中心とした山々の地図。五十猛様もわからない記号がたくさん書いてあるのはおそらくみづかねが産出されていた場所をあらわすものでしょうか。
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自然から愛された神。五十猛様のお話⑤
- 2014-11-28 (金)
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つづき。
丹生族の長、、、、それは、赤土を掘り出し、そこからみづかね(水銀)を作り出すのを得意とした一族でしてその長は代々、同じ一族がやると決まっていたのですが、その赤土がついに尽きてしまいそれと共に丹生族の結束力も自然に弱まっていき・・・・・・
あるものは一家を引き連れこの集団から離れていくもの。
あるものは土地の取り合いを行い、自然に消えていくもの。
あるものは山を捨て、生活を捨てて他の族とあわさるもの。
そしてあるものは、生まれたちや山を捨てられず、忍耐に忍耐を重ね、しぶとくこの地で生き残っていく・・・・・・・これも自然の流れかも知れませんね。
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自然から愛された神。五十猛様のお話④
- 2014-11-25 (火)
- 神様
つづき。
「無礼者!!!そこで何をしておるっ!」
凛とした声と勇敢にも女性一人で数名の男に立ち向かう姿、、、、(これはただの女性ではない・・・・・) 一瞬、ひるんだ五十猛様でしたが、声色は穏やかに笑顔を崩さず、こう話しかけました。
「すまぬ。あまりにも美しい白いナマズがおったものでな、これは神の使いかと思い、一度挨拶をさせていただこうと思ったまで、悪気はござらぬ。・・・・・・して、ぬしは何者か?」
「名を問う前によそ者のお前から名を明かせ。」
「おぉ、これは失礼いたした。わしは北の大王、スサノオ神の子、五十猛と呼ばれている者じゃ。」
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自然から愛された神。五十猛様のお話③
- 2014-11-24 (月)
- 神様
つづき。
今では福岡市内から車を飛ばせば三瀬トンネルを抜け、山を一つ越え一時間もあれば佐賀にはいれるわけですが・・・・・・当時はどれぐらいの時間がかかったのでしょう・・・・・・・。
十数名の供を引き連れ途中、土着の村人たちと会話をしながら時に食料を求め、時には物々交換をして丹生一族の情報を仕入れます。
なによりも五十猛様の目を奪ったのは、やはり自然の美しさ。同じ山々に住みながら一歩違う山にはいればそこでまた実っている自然の恵みや違う種類の草木。五十猛様は珍しい草木の種を腰に下げた布袋におさめ、峠から大きな山まで踏みしめます。それは軍をおこして攻め入るのとは反対にゆるりとした旅路となりました。
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自然から愛された神。五十猛様のお話②
つづき。
五十猛様は歩くのが大好きな神様でした。
来る日も来る日も、今日は東へ、明日は南へ。眺めのよい場所では2~3日野宿をし、そのまわりにある狩場やその土地の民を観察する。平和維持のためはもちろんでしたが何よりも大王が寝泊まりをする場所よりも、いろんなものを見聞きするのが五十猛様の楽しみの一つでした。
当時、五十猛様が拠点にされていた場所は今の地名でいえば飯盛山(現・福岡市西区飯盛)付近でした。
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御嶽山の噴火と神の国、日本
- 2014-10-10 (金)
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御嶽山の噴火、、、、、亡くなられた方、被害に遭われた方に心からお悔やみ申し上げます。自然の災害はいつみても本当に恐ろしいですね・・・・いつも想像を絶する場所からやってくる。突然の悲惨なニュースに釘付けになっている自分がいます。
御嶽山と聞いて、すぐに思い浮かんだのは「御嶽教」でした。学校で習う、教派神道・神道十三派の一つでして、御嶽山は霊山としても有名で山岳信仰の対象としては有名な山です。
ブログの告知状態の時から、数名の方から「ぜひ神様にきいてくれ」とのお言葉をいただいているのですが・・・・・・大変申し訳ないのですが、自分は今回の噴火をその宗教に絡めたり、噴火について神様にうかがったりなどはしたくありません。それは神祭をおこなったり、人様のご相談にのらせていただいている自分自身にとっては、噴火や自然災害のことについて神様に伺うのは意味が少ないと考えているからです。期待していただいた方には申し訳ないのですが、その理由と考察も交えて今日の記事にしたいなぁ、、、、、と。
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男性は女性の「生きた守護霊様」になるべき!
男は「守護霊様」になるべき・・・はい、なんのこっちゃ?って感じですよね。
まずはこの話の前に、”守護霊様”を一度正しく再認識しておきたいのですが、守護霊様の役割は簡単にいえば、「心と身(安全)のサポート」。子孫に対してはその個性を十分に熟知し、さらに本人の意思を尊重しつつその都度の軌道修正と見返りを求めず、ここぞという時は鋭い判断力をもって導き、ときどきくる勘違いや甘えを「よしよし・・・」と受け止め、完全には否定せずその人自身を受け入れる包容力と慈愛をもって・・・・・
・・・って書いちゃうと、「えぇ?そんなにハードル高いん?!」ってなっちゃいますけど(笑)
「どのように女性を選べばいいのかわからなくなった・・・・」とおっしゃる男性の方は多いのですが、そういう方にたいして自分は 『どの女性の守護霊様になりたいか?』 で判断するのはどうでしょ?と提案させてもらっております。
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中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)とスーパームーン
- 2014-09-09 (火)
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しまった、、、、今日はこれを記事に書こうとおもってすっかり忘れておりました。「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)とスーパームーン」。以前はたまたま月を見上げて、「あぁ、綺麗だなぁ~」 程度のロマンチストの欠片もない管理にでしたが、以前別のブログで記事に書かせてもらった「スーパーブルームーン」てやつを京都で拝ませていただき急に興味がでてきた、、、、ってか、意識して夜空を見上げるようになっておりました。
皆さん、昨夜(9月8日(月))の「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」は楽しめましたか?管理人はベランダから、ぼんやりと眺めみて「あぁ、綺麗やねぇ~」程度でして(笑)忘れておられた方も安心してください!今晩(9月9日)の月も昨夜に勝るスーパームーンです!
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霊能者としての神様、神職としての神様
「家を建てるから地鎮祭!」「井戸を埋めるからお清めを・・・」「車を買ったから祓ってもらおう」 ・・・・・・その他にも、七五三やら初詣やら厄払いやらと、神社のお仕事(神主さんの仕事)は自分たちの身近にもたくさんありますが元々は 『神様を喜ばせる・畏敬の念をはらう・守り大切に受け継ぐ』 が神職としての重要な役割のひとつ。
それは「日本の国を守る・地域(自然)を守る・人を守る」という日本の神様の役割があって、それが下までくだってくれば 「商売繁盛」「良縁結び」「家内安全」 などより身近な自分たちの願いを聴いてくださる存在となる(かなえてくれるかどうかは別、、、、なのが残念なところですが、願いが通じるか否かはそれは自分たちの努力ありき・・・・・と基本、そうなります) 自分が霊能者になって、神祭をはじめて”神様”と呼ばれる存在の声を筆に降ろす時、ここでいつも違和感を感じておりました。
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人生の意義とは
「自分の人生っていったいなんだろう・・・・」「生きる意義とは?」 誰しも一度は考えたことがあるはずです。『人生の意義とは』。 筆書きの最中になんとなく撮影させてもらった神様の筆書き、、、、、、忘れない内にアップ!
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