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2014-12

大阪出張鑑定にキャンセルがでました

すみません、、、、日程が合わず、お断りさせていただいた方も多数いらっしゃったのですが(せっかくお申込みいただいたのに本当に申し訳ございません・・・・・)、出張まで残すところあとわずか・・・・・・今の時点で数件、キャンセルがでてますのでお知らせしておきます。
(ご応募、ありがとうございます!定員になりましたので、受付を終了させて頂きます 2014.12.6)

12月8日 18:00~19:00
12月9日 9:00~10:00
12月10日 16:30~17:30
12月12日 16:30~17:30


この枠でスッポリ入られる方がいらっしゃいましたら、ぜひお受けさせていただきたいのですが、希望日時が被った場合は 「2014-11-23 (日)の募集記事からお申し込みのメールを頂いた順」にご案内させていただければと思います。

(ご応募、ありがとうございます!定員になりましたので、受付を終了させて頂きます 2014.12.6)

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自然から愛された神。五十猛様のお話⑫ あとがき。

「自然から愛された神。五十猛様のお話」、長々と読んでいただきありがとうございます。

いつか記事にしたかった五十猛様のお話がようやく終わりました。・・・・・いや、終わらせたのかな(苦笑)

本当は出発前にいろんな兄弟神(大屋津姫・都麻津姫・八嶋士奴美神・日子穂穂手見神・天忍穂耳神・宇迦ノ御魂神・熊野久須毘神(神武天皇の父)須勢理姫・・・・その他) などなど、今でも名が多く残っている神々と最後のお別れのシーンなんて入れたかったのですが・・・・・・年末の多忙に加えて出張前なのでやめときました(笑)

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自然から愛された神。五十猛様のお話⑪

つづき。

東へ旅する出発の日が目前に迫っておりました。大方の準備を終え、南の丹生津姫様のもとへ使いを出し、返事として 「お待ちしております。」 と一言返事がかえってきた頃、、、、、、五十猛様は一人、ひときわ高い場所に鎮まるご先祖(氏神様)の社へと赴き、これからの旅の安全を願いに行かれました。

そこにもう何千年かわからない年輪を重ねている大イチョウの木が天に向かって大きく生え、その葉は美しき黄金の色をたたえておりました。

五十猛様はその木にそっと触れ、一人考えます。

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自然から愛された神。五十猛様のお話⑩

つづき。

意を決した重さを持ちつつも、それを感じさせることもなくただ自然にでた五十猛様の言葉に、スサノオ様は眉ひとつ動かさずこう尋ねました。

「東か、、、どこまでの東か?」

「はい。遠く遠く、太陽が昇る根本までの東でございます。」

「・・・・そうか。幾年か前には、ニギハヤヒが多くの兵を連れて同じく東に向かったの。今ではその地をよく治め、地はよく肥え、大きな豊かさを得たと聞く。ぬしはその先の東まで行くのか?」

「・・・・いいえ。わしはその手前、ニギハヤヒの地は踏みませぬ。」

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自然から愛された神。五十猛様のお話⑨

つづき。

しばらく話が途切れたかと思うと、いつしか漏れる息が老人の寝息だということに五十猛様は気づきました。

(わしの想い、、、わしの戦い・・・・・・か)

静かに席を立つ五十猛様・・・・・・部屋の外に立つ、まるで石像になったかのような護衛の者に目礼し、老人の・・・・・否、これぞまさしく土と語り合ってきた血を受け継ぐ ”丹生の長” の館をでました。

そこには心配顔で主を迎える部下の者と一緒に、これも同じく心配顔の丹生津姫の顔が・・・・・・どれぐらい時間が経ったのだろうか、、、、、部下の顔をみて懐かしいと感じるのもつかの間、五十猛様の心はまだ遠くをさまよっている感覚に近いものがありました。

「・・・・・これより北へ戻る。」

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