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自然から愛された神。五十猛様のお話⑫ あとがき。

  • 2014-12-05 (金) 15:02
  • 神様

「自然から愛された神。五十猛様のお話」、長々と読んでいただきありがとうございます。

いつか記事にしたかった五十猛様のお話がようやく終わりました。・・・・・いや、終わらせたのかな(苦笑)

本当は出発前にいろんな兄弟神(大屋津姫・都麻津姫・八嶋士奴美神・日子穂穂手見神・天忍穂耳神・宇迦ノ御魂神・熊野久須毘神(神武天皇の父)須勢理姫・・・・その他) などなど、今でも名が多く残っている神々と最後のお別れのシーンなんて入れたかったのですが・・・・・・年末の多忙に加えて出張前なのでやめときました(笑)



皆さんもご存知のように、今でも現和歌山県(紀伊の国)には丹生津姫様のお名前は多く残っておられますがその後、五十猛様は無事に丹生津姫様をお迎えになられ、その足で九州の大分から舟にのられ、無事に到着されたようです。

そして、紀伊では姫神様の名前の方が多く残っておりますが・・・・・(おそらくこの五十猛様は、ご本神の名よりも人や水銀をつくり出す技術、そして末永く残る自然の木々を残されたかったのでしょう・・・・・・丹生津姫様の蔭となり日なたとなり、姫神様を盛り立てその地に丹生族の名を残されたに違いありません。


紀伊には現在でも霊山としても有名な、『高野山』 があり、密教の祖である空海はなぜこの高野山を手放さなかったのかの一説には、この山より多くの水銀が産出されていることを山にこもった際に知っており、その水銀をもとに莫大な財産をきづいてその財力の力で留学僧として当時の中国(唐)に入唐したとの説が一番強いようです。(いくら天才とはいえ、当時の空海の身分で留学僧には選ばれなかった・・・・・という疑問が残ります)


山より水銀を産みだすのは、その地に明るくさらに技術をもった「山師」の集団。


この「山師の集団」こそが土と語らい土を愛し、氏神様に「丹生」や「丹生津姫様」を祀られる丹生一族だった・・・・・・・だから空海も、その恩に報いるために山師一族が大切にしていた氏神様、その代表の丹生津姫様を祀った・・・・・・・・・

・・・・・というのは、管理人の勝手な空想です(笑)

多分、そこまで外れてはないんじゃないかなぁ~・・・・・。



で、話を五十猛様に戻しますと、五十猛様はたくさんの木々を植えながら、育てながら丹生津姫様に協力して一族を再度、繁栄させ・・・・・・・

さらに、先に大和入りをされたニギハヤヒ様とも仲が良く、その地の平定に協力もされていたそうなのですが・・・・・・・・残念ながらその最中、土着の民族の小さな争いに巻き込まれてそこで戦死されたのか、敵方に回った土着の民族に暗殺されたのか・・・・・・そこは定かではありませんが、寿命をまっとうすることなく死を迎えた・・・・・・と、他の神様に伺ったことがあります。


随分と昔に、五十猛様も関係された神祭もやらせていただきましたが、(神筆ブログ「五十猛様一族の神祭 壱  祭りのはじまり」) 本当に自分のことはさておき、たくさんの兄弟や姉妹やお嫁さんのことを第一に考えられる神様でして、今でいえば出世欲やその他の欲にほど遠い方でもございまして・・・・・・・自身のお亡くなり方にも一言も言葉を漏らすことなく、一切の恨みごともなく・・・・・・・おそらく、どんな亡くなり方であれ、ご本人は納得して黄泉の国へ旅立たれた。

・・・・・・と、管理人本人はそう理解しております。

人も神様も同じですが、その死に際や亡くなり方、生きた長さだけでその方の人生を判断はできません。

が、きっとご自身も納得され、満足された人生だったに違いない・・・・・と、自分はそう確信しております。


「血と語り合う、土と語り合う、木と語り合う」

・・・なかなか現代と重ねてみるには生き方として難しいかも知れませんが(現代に置き換えたら造園業とか林業とか?)、その生き様だけは今でも学びになりますし、自分ももう一度、自分の生き様を省みるよい機会をいただきました。・・・・・・・活かせるかどうかは自分次第ですけどね(苦笑)

まぁ正直、生き方も人さまざまで環境や状況もいろいろだとは思いますが、お金とか富とか、仕事とか家庭や子供とか平和・・・・・という身近なものも大切ですが、『自分自身』 が 『一人の人間』 として生きる上で何か一つでも命がけで大切にできるものがあれば、、、、、それが生き様につながってくると思いますし、結局はその生き様が反映されて、目にみえる身近なものとつながってくるのではないかと、、、、、、まぁ偉そうなことを言えばそういうことだと考えます。


今はこういうご時世なので、「信念」に関してのご相談が減ってきたのはちょっと寂しい気がしますけどね・・・・・・・・まぁ信念”だけ” ではお金も降ってこないし、好きな人とも結婚はできないので、仕方ないっちゃー仕方ないんですけど。

でもやっぱり、死ぬ時は 「欲しいものが揃わなかったんで、生き様や信念なんて考える時間も余裕もなかった」 ・・・・・・・というより、「生き様や信念が、今の余裕や豊かさをもたらしてくれた」 と言い切れる自分でありたいです。


おわり。




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コメント:2

あっきん 14-12-06 (土) 9:38

久しぶりに目を通したらなんとまぁ~長編大作を書いてましたか!
神様の件で第12話までとか初じゃないですか?w
冒頭に、熊野久須毘神(神武天皇の父)とありますが
古事記などでは神武天皇の父神様は鵜茅葺不合尊様となってますね~
大国主様のように別名なのかな~??

いもこ 14-12-06 (土) 13:47

丹生長様の五十猛様に向けた言葉。
「己と語らえるもの、、、、その者とは決して己の想いだけで己をいっぱいにはせぬ。良い想いも、悪い想いも・・・の。」
五十猛様は人々との出会いと関わり合いが出来て、信念を持っていたから東征出来たんですね。

共生が頭をよぎり、すみません、私事で失礼します。
うちのローズゼラニウムがぼうぼうに生えてしまったのでおもいっきり小さくばっさりカットしましたら、後ろにあった大事にしていたホワイトセージが枯れてしまったのです。きちんとそれで共生出来ていたのに、切ってしまったこと後悔しました。

自分の気持ちだけ充して、簡単にばっさり切ってしまったら、大事なものも失う可能性があると。すべてに調和は大事ということ考えさせられました。

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