いざ、出発っ！（即位礼正殿の儀）

今日は待ちに待った、『即位礼正殿の儀』の日。

通例では、今上天皇（その時代の天皇陛下）が崩御（ほうぎょ：亡くなられる）され、国全体に静粛ムードが漂う中、新しい天皇が即位される・・・・この次第が続いてきたのですが、平成から令和は、今上天皇がお元気な状態で（しかし、ご奉仕には耐えかねるという理由で）ご健在のまま退位される、

「退位礼正殿の儀（たいいれいせいでんのぎ）」

と、次に天皇家の象徴である三種の神器を継承される

「剣璽等承継の儀（けんじとうしょうけいのぎ）」

が執り行われ、続いて正式にご即位を国内・国外に公にされる祭りが本日の、

「即位礼正殿の儀（そくいれいせいでんのぎ）」

の流れになっております！

陛下がご健在のまま、位を次に譲る『譲位』は約200年振りです。

国民全員でお祝いする為、即位の5月1日と、即位礼正殿の儀が行われた本日は、今年のみ限定の「国民祝日」の日となりました(´ー｀)



各神社も、幟を立てたりお祭りがあったり、皇居に向かって遥拝式が行われたりと、全国で君が代が斉唱され、全国的に賑やかな一日になったのではないでしょうか(*´▽｀*)


さて、ここで改めて日本国の象徴である『天皇』という存在について想いを馳せます。


社会の教科書で初めて目にしたのではないでしょうか、

その『天皇』という言葉。そしてその、「意味」。


「天皇はねぇ、日本の象徴なんだよね～・・・」


なんて、戦後レジームをバリバリ効かせた社会科の先生に偉そうに教えて貰いましたが、まぁ、子ども心ながらに、

「いや、生きている人間が”象徴”って何さ？どういうことなの？？」

今年40代の壮年の方々なら、多少なりとも疑問もあったはず(;´∀｀)

天皇家とは何か？陛下のお役目は？？

それは以下の記事にそこそこ詳しく載せてますので、今一度知っておかれたい方は、日本人なら一度は目を通しておいて欲しいのですが

　↓　↓　↓　↓　↓

「日本人が「日本」に試されている時代 ①　日本の祭りと天皇家」
「日本人が「日本」に試されている時代 ②　天皇家の真の役割」
「日本人が「日本」に試されている時代 ③　天皇家の過去と現在の影響」


その中でも令和の天皇の役割はまた今までの時代と一味違ったものになるのではなかと、そう勝手に推測しております。

物はあふれ、人はネットで繋がり、裕福かといえばそうでもなく、貧富の格差は年々広がり、一方では長寿国家と呼ばれるなかで、心療内科に通う人も多くなってきた時代。


気候の変化か自然災害は増え、被害を鑑み、即位のパレードも延期になったそうですね。


現実をみれば、目を覆いたくなるニュースの中でも、最近は本当の若い・・・・と言っても、まだ20歳にも満たない若者の活躍が世界的にも有名で、ラグビーにしても

「目的と目標を明確にし、自分や仲間を信じる」

また、

「信じるに見合った正しい努力を正しい方向で積み重ねる」

それを4年間、地道・・・との言葉では足りない練習を繰り返し、正々堂々と真正面から勇敢に戦って結果を出したブレイブ・ブロッサムズ（桜の戦士：日本代表チームの愛称）。

その他の分野でも、まだまだ表に出ていない努力が今でもこの瞬間でも続けられていることでしょう。


歴代の天皇の玉音放送を聴けば、絶対にぶれることのない、

『平和な世の為の、祈りと心』

ここに集約されていると思われます。

そして、日本の祭祀王である天皇陛下の祝詞（神様に奏上する言葉）にある、大和言葉の中に、

「国民」と書いて、それを「おおみたから」と読みます。

わたしたちのことを、天皇陛下自ら

「大いなる宝」

と表現して下さっている訳ですね(´ー｀)


それを真摯に祈ってくれているのが、象徴である天皇陛下。

また、私たちは「おおみたから」として、ただ雲の上の神様に近い摩訶不思議な存在としてではなく、おこがまい言い方ですが、

天皇陛下や天皇家が国の象徴であるのならば、私たち国民は天皇陛下の「意」を表現したもの。

そこに自信と誇りをもって、今一度自分を見つめ直し、象徴と表現が重なれば、ようやく頭の手足がひとつとなる。


天皇家は天照御大神様より続く、皇統ですので、

神＝天皇家⁼国民

の三つの力が繋がる訳ですね(´ー｀)


国の大御宝は、1人ではありません。

たとえば海外に住んでいても、生活基準が平均より劣っていても、ラグビー日本代表のように日本の魂をもった生まれの違う日本人であっても、すべてが合わさって一つの「大御宝（おおみたから）」です。


新しい時代に、新しい役割を持った、新しい天皇が立つ。

その瞬間から、また私たちも新しい役割を持った人生が始まる、、、、と言っても、過言ではございません(^^)


さて、柄にもなく偉そうなことをスラスラ書いちゃいまして、ひょっとしたら不敬罪に抵触している可能性すらございますが。

これ、多分、自分が書いている訳ではなく・・・・

自分のご先祖様が、そっと耳打ちして下さったのではなかと・・・・・

半分冗談、半分本気で体のない人に丸投げして、今日の日にもう一度心引き締めて、また明日から生を楽しみます！（笑）

新しい時代と新しい皆さまの門出に、心から弥栄（いやさか）をご祈念いたします！

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