日本人が「日本」に試されている時代 ①　日本の祭りと天皇家

「天皇陛下、万歳っ！！ばんざぁ～～～～いっっ！！」

と叫べば・・・・きっと眉をひそめたり、問題視したり、中にはあからさまに嫌悪感を示される方々も多いでしょうね～先に言っておきますが、自分は右翼でもございませんし、「天皇絶対崇拝者」でもないです（苦笑）

どっちかというと情けないことに、最近ようやく勉強しはじめた程度でして・・・・・本当の天皇陛下の仕事（役割）を知る事もなく、「天皇陛下って日本の象徴（シンボル）的な方だよね？」「人であって・・・人でないもの？？」 その辺りの認識しかない、ばっちりと戦後の教育が行き届いた世代の人間です。（いや、今でも覚えていますが社会の授業の時に ”天皇とは日本をまとめているシンボルです” ってばっちり教えられた記憶が・・・・・）

あ、その前に「ポチポチ」ありがとうございますっ！！

開いてみたら、順位が一気に半分に上昇してたので嬉しさ反面、「こんなにすぐ上がっちゃうの？？」とかなりびっくりしました・・・・・・本当に皆さんのおかげですｍｍ



今の日本は良い意味でも悪い意味でも、（自分は決して悪い意味だけで今の日本の状況を捉えていません～）『混乱』 を極めてマスコミによって不透明な事も多く、皆さんのコメントを読ませて頂いているだけでも個人をはじめ国や今の世の中に不安や悩みが多く・・・・・・それが対人の関係から家庭の問題から仕事がない問題まで・・・・男は先の見通しができず結婚にも躊躇し、主婦はコロコロと変わる国の政策方針に一喜一憂の中・・・・・・・完全に、この国自体が底辺から揺れていて、それがモロに自分たちの生活レベルまで反映されている時代でもあります。

で、良い事も悪い事も含めてしばらくは 「村雲式天皇論」 を簡単に綴らせて貰いますｍｍ

天皇陛下の役割・・・こちらの記事でも紹介させて頂いたのですが→「ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論」この漫画を読んで頂ければかな～り詳しく書かれていますが・・・・・まぁ自分のブログという事でもっと噛み砕いて、更に自分の考えをプラスさせて頂いて・・・・・半分は管理人の復習の為に活用させて頂きます（なので、”ここ、間違っとるやんっ！”って方は遠慮なくコメントくださいね～）

日本は古くからの歴史や伝統の上になりたった国ですが・・・・・・・・・

『天皇』 それは一言で言えば 「日本の祭祀王」。自分たちがお世話になっている日本とはむか～し昔から続く、「祭り」というもの、簡単に言えば「七・五・三」から「五月の節句」「三月のひな祭り」「大晦日の初詣」「年末の大祓え」・・・・・数えだしたら切りがありませんが（春分の日、秋分の日も実は元々祭祀ですよっ！）たくさんの神社や神祭を行う時は 「祭主」 という役割が必要です。（詳しくはこちら→神筆 「祭主とは」） こちらにも書かせて頂いておりますが、祭主とはそのまとめ役。「祭」 の総責任者、総取締役の立場の方です。しかし他の特定の宗派や宗教・企業と違って、『権威はあるけど権力が無い』、今の時代の方々から見ればなんとも摩訶不思議な存在でもございます。そしてその日本の祭りの総取締役の立場、日本の国中で行われる祭司の頂点に立つ御方・・・・・・が天皇陛下なのですよ～

天皇陛下は日本の祭りの祭主、祭祀王として何の祭りを行っているのか？？

特に重要な祭りは、「新嘗祭（しんじょうさい・にいなめさい）」と呼ばれるもの。どこぞの神社で見た事や漢字を 「・・・・これさ・・・なんて読むの？？」（昔の管理人（笑））と一度は目についた事もあるやもしれない、この新嘗祭。ちなみに全国の神社でも一斉にされますがその総元締めは宮中内での祭りが実はメインです。

１１月２３日の夜から朝方に掛けて、厳粛な雰囲気の中、その年の秋の収穫で取れた作物や、新しい米で作ったお酒を神々に献上し、今年の実りを報告し、それを感謝し、その後に神々様と一緒にお召し上がりになる。なかなか内容まで報道されない為、一般の方々には親しみのない言葉や祭祀ですが・・・・・これは深夜に密かに宮中にて行われ、その為に予め準備期間から本番まで神々とお会いする為に身を清め謹み・・・・常人では想像のつかない苦労（と言えば失礼にあたるのかな？）があると思いますよ・・・・・・第一、朝から夜まで正座できますか、皆さん？？（まぁずっと座りっ放しではないでしょうが・・・・）それをご高齢の天皇陛下は決して誰に知られずとも、「日本国民の代表」 として粛々と役割を全うされております・・・・・・・。

更に重要なのが 「大嘗祭(だいじょうさい)」。これは上記の 「新嘗祭」を新しく立った天皇が行う祭り・・・・・いえば、天皇一代に一度きりしかない重要な祭りです。しかも一子一伝。この儀式のクライマックスはさすがに宮中の中でもどのように行われているのか知る方はいらっしゃらないそうです。これは祭の準備月前から準備月、その儀式の流れまであまりにも説明が複雑で長くなりますので、大変申し訳ないのですがここでは割愛させて頂きます。

その他にも宮中では、「四方拝（しほうはい）」「歳旦祭（さいたんさい）」「元始祭（げんしさい）」「先帝祭（せんていさい）」「紀元節祭（きげんせつさい）」（現在は”建国記念の日”と祭日として残る）「祈年祭（きねんさい、としごいのまつり）」「春季皇霊祭・春季神殿祭」（現在は”春分の日・秋分の日”として祭日として残る）「神武天皇祭（じんむてんのうさい）」「神嘗祭（かんなめさい・かんなめのまつり・かんにえのまつり）」「鎮魂祭(ちんこんさい)」「天長節祭（てんちょうせつさい）」（現在の”天皇誕生日”）「節折（よおり）」「大祓（おおはらえ）」 などなど・・・・・一年を通してその準備や期間の決まりごとを考えると・・・・・・・気の遠くなるような、名前を聞いただけでも肩に力が入りすぎてしまう儀式のオンパレードです。。。。。

日本が建国されて皇紀（初代天皇の神武天皇が即位された年を元年と数える年）で言えば現在は皇紀２６６９年にあたります。

もちろん、数度かは歴史上の事情で出来なかった事もありましょうが、異論はあるとは思いますがこれを１２５代血の繋がりによって継承されてきて、続けてこられた天皇陛下がいて（現代まですべて男系の天皇陛下です）その上に自分たちの国が成り立っている。これは世界のどんな国より伝統があって脈々と現在まで続いている 『日本国』 の誇っていい部分だと思いますよ・・・・・今からいくら新しい歴史は築けても過去は覆しようがないですからね・・・・・・・大きな遺産です。

それを司っているのが祭祀王、天皇家の天皇陛下の役割です。

見えない所で密接に自分達の生活と関係しているんですよね～各国の訪問や、また各国の賓客を迎え、その合間に国の行事をはさめつつ、今までの天皇陛下、これからの天皇陛下は上記の 「祭り・祭祀」 を取り行っているんです。

聞きなれた言葉や行事が天皇家の役割と関係している、やっている事は分かったけど・・・・

・・・・・・結局、何の為に？？

長くなりましたので、この辺りの深い話はまた次回にさせて頂きますｍｍ

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