- 2020-09-05 (土) 2:00
- Q&A
先日、書かせて頂きました「質問、募集!」の回答記事です。
質問
『東北の大震災の時、ある神様がポツリとつぶやいた言葉。「昭和に戻した。」』
が、どうしても心に引っ掛かって仕方ないです。私には無邪気に良いことだと思えてしまったのですが、その後の『人から好かれていた人も、嫌われていた人も、男も女も老人も赤ちゃんも、すべて一気に何の基準もなく約2万人ですよ! 2万人っ!!・・・あります?こんな話。人間も舐められたものです。』
と、お怒りになられていることが、昭和に戻ったこととどう繋がっているのかわかりませんでした。私は被爆Ⅲ世なので文面からすぐに原爆を連想して、投下時あたりに戻ったのかと勝手に解釈してしまったのですが、同じような状況の犠牲にさせられたということでしょうか。また『人間も舐められたものです。』が、よくわかりません。
どうして神様は昭和に戻されたのか、人間に対し、どういう思いがあって昭和に戻されたのでしょうか。たまたま戦時中に戻されてしまったのか、意図的に大多数の犠牲者を作られたのか、それなら人間を舐めているも同意出来ますが、そうするとその理由がわからないです。今の世界情勢は、まるで戦前からのやり直しをさせられているような流れを感じるのは、昭和に戻されたせいでしょうか。
以下は自分が感じる答えです(´ー`)
「昭和に戻した。」との神様のセリフ。
テレビをつければ、避難所では一個のオニギリを譲り合って隣の見知らぬ人に渡す姿や、遠方よりはるばる物資を運ぶ姿、原発所では危険をかえりみず復旧作業にあたる人たち。
私欲を捨て、顔も名前も知らない方々に対して善意を尽くす姿・・・人が人をより思いやれる気持ちを残した、それは神様からみれば「平成」ではなく「昭和」の風景だったのでしょうね。
それに気づかせる為に、それを思い出させる為に、たとえ震災であったとしても約2万人の方々が亡くなったという事を考えれば、、、、
自分は一人の人間として、(自分は天霊様と呼んでいますが)宇宙や地球をコントロールされるほどの力を持つ存在に対して言い表せない憤りを感じます。
どんな偉い神様かは知りませんが (-_-)
・・・・・一言でこの感情を表すと、「人を舐めるな」ですね。
反対に。
悲しむ人間や、悲鳴を上げる自然をみて、より深い悲しみに襲われる日本の神々様(天霊様に対して、こちらは神霊様と勝手に呼んでます)の悲しみを想像すると、何とお声掛けをしてよいのかさえ、言葉がみつかりませんでした・・・。
実際にあの時はそんな状況でございました。
「この怒りや悲しみが、天高く、天を貫いて宇宙まで届かないだろうか?何か返事はないのだろうか?」
正直、期待はしておりませんでしたが結構、祈りましたね(苦笑)
どう祈ったのかさえ、忘れてしまいましたが・・・とにかく、人として訴え続けました。
・・・・が結局、天霊様からは・・・何の返事もありませんでした。
当時、表現は違っても、その時の自分の虚脱感と似たような感覚を多くの方々が感じたんじゃないでしょうかね?
一度は休止したブログを再開したのも、その時です。
ブログ再開のお知らせ!
結構、明るく書いてますが。
・・・実はこれ、相当無理して書いた記憶があります(;´∀`)
「考えても答えは出ないけど、今自分が出来ることはこれしかない!」
・・・ってはじめてブログを書いてから、二回目に決心した時でしたね。
当時のことをもう少し、詳しく書かせていただくと、
・・・多くの神々様は口を閉じられました。
その中でも、ようやく一柱、天霊様の意を汲んだ神霊様からのお返事はたった一言、
「昭和に戻した。」
今、考えればそれ以上もそれ以下も、この返事しかしようがなかったんでしょう。おそらく。
(その裏の意味が、「そうするしか方法が無かった。」と自分は解釈しているのですが)
破壊があって、再生が生まれる。
数が増えれば自然淘汰がはじまる。
不変の理屈はたくさん世の中に転がっておりますし、以下は「もしも」の話にはなりますが・・・・・
「原発を作る時、経済よりも安全を優先させていたならどうなっていたんだろう?」
「ちょうどあの日、ある人は仕事を休んでいたら震災に巻き込まれずに済んでいたんじゃないだろうか?」
「一人ひとりが天霊様の決定の前に、少しでも他人を思いやる心を思い出していたら、、、天霊様の意思は覆っていたんだろうか?」
・・・結局、ことが起きた後の「もしも」なんで文章に起こしても仕方ないんですが、決定され、起こったことは事実です。
もちろん、「地震そのもの」は例えるならば地球の呼吸であり、プレートが数センチでもずれれば大地震。大地震が起きれば津波が発生し、湾岸の都市は被害をうける。そこに『完全な安全』はないのですが、人の力で制御できない放射能が漏れだし、元号が変わり約9年と半年経ったでも帰還困難区域がある。現在も生活的に苦労されている方が居れば、家族を失った心の傷なんて一生癒えないと思う。
・・・文章にすれば、たったそれだけの話です。
ですが、やっぱり半分は霊能者として生きている以上、考えずにはいられませんでした。
なんでこんな事になっちゃったんだろ・・・・
神様って一体、なんなんだろう・・・・
いくら聞いても答えが返ってこず、いくら考えても答えが出ず、こればっかりが頭にグルグル回ってましたね、当時は・・・・・。
余談が長くなりすぎましたが、
「人間に対し、どういう思いがあって昭和に戻されたのでしょうか。」
これは今でも考え続けております。
・・・が。
これも勝手な想像を働かせると、
「そうしないと日本そのものの寿命は縮んでいた。」
ぐらいしか、思いつかないのが正直なところです。。。。。
不運だろが、事故だろうが、自然の摂理だろうが、本来起きたことに対しては過去は変えられません。
そういう意味では、過去に囚われる人生は嫌いです。
ですが、今の自分たちを少しでも変えれば、もっとより良い未来が次に繋げられるのなら、今すぐにでも、ホンの1mm程度でも、自分たちはしっかり確認し、しっかり考え、しっかり行動できる大人でないといけないと、考えております。
すみません、これで回答になってるか不安ですが(;´∀`)
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