霊能者のつぶやきトップ > 教訓 > “道”と”教”の違い(なぜ今、神道なのか①)

“道”と”教”の違い(なぜ今、神道なのか①)

  • 2011-12-28 (水) 23:25
  • 教訓

こんばんは管理人です。え~っと、勉強会の内容を記事にする。いろいろ迷ったんですがツイッターでアンケートを取らせて頂き、やっぱりこれが多かった様ですので勉強会での部分をかいつまんで。勉強会に参加して頂いた方は復習のつもりで。またはじめての方は楽しんでお読みください。

「道」 と 「教」 の違い。

今から大切な記事を書きますので、良かったらポチポチにご協力下さい。

「ブログランキング」 「精神世界」



「教」と言えば、今の日本で思いつく教はたくさんあります。キリスト教・仏教・儒教・ユダヤ教・・・・・その他、新興宗教を含めれば数えればキリのないぐらい、溢れかえっております。「教」と呼ばれるものには、「道」と違ってそこには必ず、『教祖』と『教義』が存在する。教祖を崇め、教義をいかに自分の心に「修め」、多くの人に知らしめていくか。「教義=教え」とは、人が神(自然)から授かるもの。それを内に浸透させていくもの。これが「教」と名のつく宗教の目的でもあり、存在意義となります。

では、「道」は一体、どういったもので何の目的があるのでしょう?

道とは・・・・・岩波「国語辞典」には、人の守るべき義理。宇宙の原理。教え。とありますが、その他自分が思うところには、「そこにあるものに照らし合わせ自らが気づき、自らを磨いていく。それを表に現していく、具現化させる。一つの物事(道)を通じて生き様や真理の追究を体現することや自己の精神の修練を行う事。」

・・・・まぁ分かり易く言えば、道とつくもの「道徳・茶道・剣道・柔道・華道・弓道」もそうですね。技術(知識)だけを詰め込んでも、本当の”達人”という域には必ず人間性が問われる。その道に対しての、『自分の心のあり方』が問われるという事。

地方での勉強会で、「神道には”修行”という言葉はないんですよ~」と説明させて頂いた事があります。考え方としては、人間も自然の一部、人間は神の子(他宗教は”神が人を造った”となっておりますが、神道は”神が人を生んだ”という教えです)

ですので、特別に修行しなくても野原に生えてる草木と同じく、ただそこに”在る”だけで、太陽が昇れば日の力を得られ、雨が降れば水を得られ、地面に根をはる事によって地の養分が得られる・・・・・・いえば、ありのままの姿・素の心・生きる目的が真っすぐに沿っていれば、自然と(神道で言う”自然”とは、「じねん:おのずとそうなる」という意味ですね)神々様の力がすべて得られる・神々様の力がすべて発揮できる・・・・・・という解釈になります。なので、「ありのままの姿・生きる目的が真っすぐに沿っていれば」別段、滝に打たれる事もなく、祈り続ける事もない。神職が川に入って禊をするのは心についた「罪穢れ」を祓いのけ、「ありのままの姿・生きる目的が真っすぐに沿わせる為」、それは向かい合う神様に失礼のないようにです。また祈り続けるのも、神々様に想いを届かせる為・・・・・・決して修行ではないのです。


これを説明した時に、「あぁ、それなら神道は楽ですね。」とおっしゃられた方がいらっしゃいましたが(念の為に言っておきますと、決してその方は嫌みで言われた訳ではないですからね~)・・・・・ところがそうではございません。

自分で心の在り方、向き合い方を定め、自分で評価し、自分で修理固成していく。(修理固成(しゅりこせい)とは)はっきり言って、これほど難しくこれほど辛い事はないですよ・・・・・・そりゃ、決められた事を淡々とやって評価されていく方が楽ですって(笑)


ところがですね、大東亜戦争(第二次世界大戦)が終わった後に一時的に日本はマッカーサー率いる連合軍に支配されました。その時に発令された『神道指令』によって神道は「宗教」に落とされ、多くの新しい宗教の乱立、そして天皇制を廃止寸前まで追い込まれ、日本の文化を徹底的に洗脳しようとされた訳ですね。(”大東亜戦争”の表記もその時に使用禁止になりました)まぁ詳しくは去年の今頃の記事ですが、こちらの記事を読まれて下さい(→「日本人が「日本」に試されている時代 ③ 天皇家の過去と現在の影響」)


・・・・そして、戦後の教育・・・・・・洗脳と言い換えればオーバーにはなりますが、これははっきり言って植民地(敗戦国)の宿命でもあります。それが今でも続いている訳ですね。それによって、日本人は日本に今後一切の誇りを持てないように。また、日本を愛さないように。そして、今でもそれは「自分達の自信の無さ」まで徹底的に影響されている訳です。自分が一つお薦めしたい本があります。

竹田恒泰さん著 「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか

この方は明治天皇の玄孫に当たる方で、何度か勉強会にも足を運ばせて頂きましたが、とても日本の文化を愛され博識で同じ歳とは思えない中身の濃い方です(笑)

続けて、神道から見た今の日本の一面をもう少し詳しく述べさせて頂きます。

つづく

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
ブログランキングに参加しております。
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。

人気ブログランキング 占い・鑑定へ 精神世界ランキング にほんブログ村 その他趣味ブログ 鑑定へ

コメント:3

たみも 11-12-28 (水) 23:42

自分の心の在り方を問われる。
自分に問いかけてみたら、まとまった答えがでてきませんでした。
勉強不足…。
頑張ります。

ムナ 11-12-28 (水) 23:53

「道」と「教」 このちがいは大きいですね
神道の奥深さ、時としてそのシンプルさに目からうろこ状態です
今になってその良さがわかってきたような気がします。
きっかてを頂き感謝!
神社神道の常識(河田春夫著) 早速読み終えました。
わかりやすく内容も良かったですわ~
今年ももう後わずか、よい年をお迎えください!

おしん子 12-03-31 (土) 14:40

いつもありがとうございます。m(__)m
「道」と「教」の違い。よく解りました。
そして「なぜ今、神道なのか」自分に問うてみながら、記事を何度も何度も読み返して…やはり難しいです。私が本当に理解するには大分時間がかかりそうです。
でも、そこへと続く「道」が一本、筋が通ってきたような感じです。それは、私にとっては、まだ「道」と呼べるほどのものではなく、まだまだ細い糸みたいなものですが、その糸を見失わず、迷わずに沿っていき、村雲さんのおっしゃる「自分で心の在り方、向き合い方を定め、自分で評価し、自分で修理固成していく」事を…自信はありませんが、「道」にズレない様に歩んでいきたいです。
今日は、福岡の講演会だと思いますが、頑張ってくださいませ。そして終わりましたら、ゆっくりとお休みくださいませ。ありがとうございました。m(__)m

コメント
Remember personal info

霊能者のつぶやきトップ > 教訓 > “道”と”教”の違い(なぜ今、神道なのか①)

サイト内検索
RSS

 RSSリーダーで購読する

霊能者のつぶやきモバイル
携帯からもご覧頂けます。
霊能者のつぶやきモバイルQRコード
Tool
フィードメーター - 福岡の霊感占い師のつぶやき|神様・守護霊様からの..

Meta
リンク
クリックで救える命がある。

このページのトップへ