- 2010-10-02 (土) 22:03
- Q&A
以前、『なぜご神体には鏡が多いのか?(ご神体と神輿の関係)』 の記事を書かせて頂きまして、
「じゃぁ、神棚に祀ってある鏡は直接見てもいいのか?」
「あれは神棚設置のセットに必ず必要な物ですか?」
との質問を頂きましたので、管理人の見解を書いておきます。参考までにして下さい。
基本的にお札をお受けして家に神様を連れて帰ろう(笑)、大事に祀らせて頂こうと思われた方。どんな道具が必要でどんな準備が要るの??と聞かれたら、自分は 『第一に大切にしたいという真心・・・・それ以外はあなた次第!』 と何ともまぁ、適当なアドバイスをさせて貰っておりますが、真剣にお答えして最低限必要なものとすれば・・・・・・・・『神棚』『白皿2枚(正式な呼び名は”平瓮”ひらか』『水玉(水入れ)』・・・・この三点セットですかね。場所やお金に余裕があるなら、自分ならこの後で『榊立て×2』『ご神鏡』『玉石』 と続きます。平瓮二枚には、生米と塩をお供えするんですが・・・・「白い皿じゃないといけないの?」という質問も良く頂きますが、別に白じゃなくてもいいんじゃないかなぁ・・・・”白の方が好ましい” っていう事で。「私の祖母なんか、”炊いたお米” をお供えしてるんですよ!失礼にならないか心配で心配で・・・・・」 と時々、伺いますがこれも心配ご無用ですよ。普通は、炊いたお米は仏壇(ご先祖様や菩薩様)用なんですけどね(汗)自分の勝手な考えですが、昔は神仏習合(神様と仏様が一緒に祀ってある)だった訳だし、何よりもおばあちゃんの 『神様にもおいしいお米を食べて貰いたい』 っていう気持ちが神様にとっては一番”嬉しい心” になってるんじゃないかと、、、、、なんかかわいいじゃないですか、おばあちゃん(笑)
ご神鏡に関して言えば、神社での意味合い、「ご神体」「依り代」 とは少し違って、『常に自分の姿を写し、自分の心と向き合いましょう』 的な意味合いが多くてですね。神具の一つとして大事には扱って頂きたいのですが、特別に社(宮形)の中に入れる必要はないと思います。
ちなみにこちらを見た事ありますか?
これは『真榊(まさかき)』 と呼ばれる神具の一つで、自分も他の神棚を拝見させて頂いた時に時々見ます。これは、向かって右に「鏡(やたのかがみ)」「八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)」、左にかかっているのが「草薙(くさなぎ)の剣」、この3つを合わせて三種の神器・・・・・平和と繁栄の象徴ですね。頭には小さな榊がチョコンと乗って(笑)
・・・・これも特別に”絶対に必要な神具” ではないと思います。
ちょっとバタバタと書いちゃいましたが、何か質問があればコメントにてどうぞ。時間がある時に答えられる範囲で返事をさせて頂きます。あ、その前に良ければ、『神棚・仏壇の手入れに自信がない』 『正しい神棚設置のススメ(神棚の祀り方) ①』 なんかに目を通して頂くと助かりますmm

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コメント:5
- チッチ 10-10-02 (土) 23:24
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ありがたい記事です。
私この10月に父の三回忌を心の区切りにして神棚を我が家に造ろうと考えていました。
今は簡易札入れで壁につるしていますが、棚を作りお祀りしなければとの思いにかられました。
父の喪があけてからのこの一年は30の神社10の仏閣を巡りました。父の姿を懸命に探していたように思います。大神神社のお山にのぼり、安部文殊院と野崎観音で父に似た観音様を見つけ涙してからは、神社にひかれ、神宮への参拝はなかなか叶わぬと近くの玉造稲荷神社でお願いして機会を伺っていたら、なんと誕生日に長雨の晴れ間に参拝できました。神様の存在がどんどん身近になり視野がひろがり、亡き父をも近くに感じられるように思います。不思議な一年でした。 - 己亥 ママ 10-10-03 (日) 20:32
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とても勉強になります
ありがとうございます
難しい人生の問題に取り組んで悩む毎日に、村雲さんのつぶやきは、唯一ホッとして安心して楽しいので、ついコメントなのにコメントでない私事を書いてしまいますが、
私の手元の鏡は鬼の名残を残す自分を映します
神棚の神鏡は、東の方角から光りを受け止めて時には眩しく、時には穏やかに光を映します
神鏡は高いところにあるので、自分の顔が映らないから安心感!?がありますよ
(まぁ、顔が映るような鏡面でないのが一般的)
でも、きっと自分の心を映し受け止めて、悪いものを跳ね返してくれているのかも?と思います
よからぬ心配や心の奥にある卑しい期待なんぞは自分に跳ね返ってくるような…
だから、出来るだけシンプルに祈り誓います
もう阿修羅のようにはならない
神様を信じて、自分を信じて頑張ります!と
手元の鏡が一番シンプルな答えを毎日返してくれますから恐いですね~(泣) - asatoyo 10-10-04 (月) 19:23
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厄払いをしていただいた時にお受けしたので
(いろいろ、、、一式、、、袋に入ってました、、、)
お札をお受けして家に神様を連れて帰ろう
という感覚がなかった。。。
というか、厄年おわったら返納するつもりでしたが。。。
(なんとなく、それで終わりなのかと・・・)
あっ、そもそもこれは普通のお札なんですかね。
厄払い用とかあるんですかね。
そこからわからない。。。
厄払いでお受けしたものも同じなんですか???
どうなんでしょう。。。 - 管理人 10-10-07 (木) 1:37
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チッチさん
お父様の存在がとても大きかったんでしょうね。心配しないで下さい、捜すも捜さないも、用があったらあちらから出向いて来てくれると思います。。。。なければ、そんな対した用事はないかと。
己亥 ママさん
ご神鏡と言っても、昔は銅板だったので今の意味合いとは違いますしね・・・・リアルに今の顔を見て、老けていく姿の方が怖い(笑)一人の人間の中に、神様もいれば鬼もいて当たり前じゃないかと思っていますけどね!だから人間と呼ばれているんじゃないかと・・・・・神様じゃない、鬼だけでもない自分は考えています。ってか、鬼は悪い方じゃないよぉ~(泣)
asatoyoさん
すごくいい質問です。そこに、「何て書いてあるか」で役割が変わってきます。たとえば、お札(神札)と「~守護」「~鎮守」は本来違うものです。厄払いで頂いたものは、おそらくその時の記念品、、、と言えば失礼ですが、その意味合いで貰い受けたものじゃないですかね?これ、もう一度詳しく調べて一度、記事にさせて頂きますmm - asatoyo 10-10-07 (木) 19:13
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調べていただけるんですねーー
ありがとうございます。
いろいろあるんですね・・・
記念品・・・
記念品って(笑)!!
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