日本国歌と岩長（磐長姫）姫様のお話② もう一つの国歌

話が飛び飛びですが、「日本国歌と岩長（磐長姫）姫様のお話①」 の続きです。

あ、今日はクリスマスイブですねっ！！年末・正月前に何かと出費がかさむこの時期に・・・・・・さらなるお金と心を使って子供達の為に夢を与える大人の皆さんの為に、管理人から素敵なクリスマスプレゼント！！（笑）

夢いっぱいの大人の為の「物語」です。すべて「空想」なので楽しんでいってくださいね！

昔、昔のお話。まだこの国がはじまって八百万の神々が生き生きと活躍されていた時代です。この地球を作った宇宙の神（天霊様）は、ある神様にこう命令しました。

「この地球という国にはたくさんの神様がいます。それをまとめる役としてこの地球に下り、多くの神々をまとめてくれませんか・・・・・ファイナルアンサー？」

「ファ、ファイナルアンサー・・・・・」（古い？）

さっそく地球に降り立った神様、名を持ち神霊様と姿を変えて八百万の神々様の最初のまとめやく、役割としてその頂点に立たれます。その神の名は、『国之常立（くにのとこたち）大神様』。公平で人に厳しく他人にも厳粛な、その存在はとても大きな神。あっという間にすべての地球の、日本の八百万の神々様をまとめあげ、厳しいルールの下統治を行い平和で争いのない世が続きました。



はじめは良かったんですよ、皆、国之常立様の言う事をきちんと聞きそれに従い・・・・・・・・

その内にある八百万の神様のお一人がこう言いだします。

「なんかさ・・・・窮屈じゃない・・・・・？」

国之常立様とは厳粛で偉大な神。その統治も厳しいものでした。人も神も似た様なものでしょうか、、、、一神・・・・また一神と、心の自由を求めてこの束縛を嫌い、だんだんとその風潮が広がった時、ある神様が一案を生じるんです・・・・・・・・。

「このままでは息苦しくてかなわん。一層の事クーデターを起こして次の代の導き役をこの際、立てたらどうか？」

もしかしたら国之常立様が厳しすぎたのかも知れません。もしかしたら八百万の神々様の単なる怠慢かも知れません。今となってはどちらも伺い知る事はできませんが、神々様はこっそり密談を交わし続けます・・・・・どうやったら国之常立様をこの役から降ろすことが出来るのか？どうやったらその後、復活させないようにする事が出来るのか？どうやったら・・・どうやったら・・・・・・・・それは八百万の神々様にとって失敗は許されない、ある意味双方にとっては 『禁断の行い』 に一歩、足を踏み入れる行為でした。その役の違いから、そうとうな八百万の神々が一団とならなければたったお一人の国之常立様に敵うわけがございません。

「さて、どうするか・・・どうするか・・・・・・・・・」

ところが、八百万すべての神様が、この自由や次の代を求める八百万連合軍の味方ではなかったのです！

『磐長姫の大神』

この姫神様は今で言えば「巫女」の様な働きがありまして、その能力は高く当時より 『予知力』 のようなものを備えている姫神様でした。この八百万のクーデターをいち早く察知したのです！！

「早く、国之常立様に知らせなければ。。。。。。」

ところがこの磐長姫様が国之常立様に知らせる前に・・・・八百万の神々様に捕まってしまいます。この姫神様は危険だ、という事で上から日本古来の相手のすべてを封じる技、『呪（しゅ）』というものを被せられ閉じ込められてしまうんです・・・・・・その呪とは、、、、「日本国」。この重たい国や責任をすべて姫神の重しとし、上から乗せて二度と出てこないように「さざれ石（細石）」という言葉に強力な呪をかけ、言霊を上から乗せて蓋をしてしまいました。

『磐長姫よ、この小さな石が幾千の時をかけて大岩となるまで、その岩に幾万と時をかけて苔が生えてくるまで、この岩の下から出てこないように・・・・・・』

・・・・・続くっ！！

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