質問への回答⑨　神様が与えてくださる徳分とは？

先日、書かせて頂きました「質問、募集！」の回答記事です。

こんにちは。
徳分について教えてください。
よいことをすれば天に貯金をすることができると聞きますが、本当にそんな貯金ってあるんでしょうか？
落とし物を拾った＝プラス１５ポイント　落とし物をくすねた＝マイナス１５ポイント　などどカウントされているように思えないんです。　その人が良い方向に向かうようにいろんな体験をさせていると思うのですけど・・・。
神社でお願い事を叶えてもらったら、それは願った本人のポイントが引かれるってことになりませんか？
神様が叶えたものは神様の慈悲じゃないのだろうかと。
まいた種は刈り取られるといいますが、まいた種が枯れてしまうこともあるのではないでしょうか？すべての種が育つのでしょうか？

では、回答の記事です(´ー｀)



「よいことをすれば天に貯金をすることができると聞きますが、本当にそんな貯金ってあるんでしょうか？」

・・・ないですよ（笑）

「今を生きろ！」って口酸っぱく言ってる神様に、貯金なんて概念がある筈がない(;´∀｀)

神様が１人１人、えーっと、今の日本の人口は１億２千万人？１億３千万人？の日常をカウントして、忘れないように記録して、足し算引き算やってる姿がどうしても思い浮かびません(;´∀｀)

・・・ただし、あるとしたらそれはご本人が「努力」して得た「結果」でしょうね。

（頼った結果、”奇跡”というものが起こってたとえ、”慈悲” と感じても、それはご本人の力（努力や誠意）があって、さらにそこに ”神様のサポート” があった・・・と自分は考えてます）



神様って「信じる対象（寄り添い生きる対象）」なのですが、「委託する対象」では元々ないのです。


この、「寄り添い生きる」が難しくて・・・真っ当な人間らしいベースの考えがなければ、正しい付き合いも、正しい距離感も難しい(・_・;)


「神社でお願い事を叶えてもらったら、それは願った本人のポイントが引かれるってことになりませんか？」


大丈夫ですよ、神様はお願いごとを叶えてくれる存在ではなく・・・・・


少しでも自分たちの励みや今の問題を乗り越える為の勇気、目的に辿り着ける為の気づきに換える為、「お願いごとを聞いて下さる存在」なのです。


『お願いごとを ”聞く”』＝『お願いごとを ”叶えてくれる”』

・・・ではございませんから、注意ですね(´ー｀)


どうせお願いごとをするのならば、「お金を下さい！」ではなく、「お金が稼げる自分になる為にヒントを下さい！」が正解です。



お願いごとにも、種類や質はあるかと思われますが、『聞く』だけで『叶えて』いたら、それこそ神社には毎日、長蛇の列です(;´∀｀)　

・・・・・しかもその先頭には、大した努力もしていないのに自分を下に下に見せつつ、不幸にもそれで楽をしているのを本人自身も気づかないまま、「自分は今まで、こんなに我慢して、こんなに苦しんできましたからっ！」と、涙をポロポロこぼしてアピールしてる村雲先生が居るはずっ！（笑）


『この世から戦争をなくしたい』と皆が心のどこかで願っているのに、未だに内戦や植民地を含め戦争はなくなりませんからね、、、、


本気で願っている人が少ないのか、行動に起こさない人（起こせない人）が多いのかの、どちらかでしょう・・・・・。


「まいた種は刈り取られるといいますが、まいた種が枯れてしまうこともあるのではないでしょうか？すべての種が育つのでしょうか？」


まいた種は刈り取られます。

・・・が、「枯れてしまった」という結果を含めての、「刈り取られる」という話だと思うんです。　

中には、おかしなタイミングで肥料を与えた結果、肥料に負けて枯れる草もあれば、ひょろひょろと季節外れに伸びて、台風の風で倒れる草だってある。

「種が育つ」とは、「育った結果・・・枯れる」のも育った内に入ってますし、ほおっておいても「子どもは育ち」ますが、「良い子・悪い子」とは選べない。さらに、「良い子・悪い子」も、その子の何をみて良い悪いを判断するかは人によって違いますもんね・・・・・自分なんて、自分が育てて、それが育ってるだけでも『神様がサポートしてくれている、ラッキー！』なんて思っておりますが(^▽^;)


「落とし物を拾った＝プラス１５ポイント　落とし物をくすねた＝マイナス１５ポイント　などどカウントされているように思えないんです。」


それで正解ですよ！(´ー｀)

落とし物は気になれば拾って交番にもって行けばいいし、落とし物をくすねたら法的に処罰の対象になっております。

神様がいちいち褒章や懲罰を与えずとも、神様の子孫である自分たちが、今を生き抜く為に今に則って法律を定め、その法律が自動的にさばいて結果を出してくれる世の中。

そして自分たちが味わう心の褒章や懲罰は、「神様が」ではなく、「神様という存在」がわたし達に感じさせてくださるギフト。


・・・なんか神様ってやっぱり凄いんですね(;´∀｀)



おわり。

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