質問への回答⑦　なぜ神様はご縁を結んでくれているのか？

先日、書かせて頂きました「質問、募集！」の回答記事です。

外の神様についてお聞きしたいです。
昨年、電話鑑定の際に内の神様・外の神様について教えていただいたのですが、多くの神様がいる中で(とても光栄なのですが)なぜ、この神様なのかと、最近ふと思いました。
　
外の神様は何を求めて(表現が悪いですが) 人と縁を結んでくれているのでしょうか。
魂の成長に必要と最適だと考えたから？　
個々の性格や信心？　
内なる神様との相互扶助？
また、神様ごとに傾向や得意な領域に違いがあるのかなども記事にしていただけたら幸いです。

その前に、、、、

『外の神様』と『内の神様』についてお話しておかないといけませんね、、、。『外の神様』、これは俗に守護神様と呼べば解りやすいでしょうか、外からご縁あって自分たちを守って下さっている神様のこと。『内の神様』といえば、生まれついた時に人が貰っている神様の一部をほんの一滴入れた「玉石」と呼ばれているものの、本体の神様・・・大雑把にいえば、自分たちそのもの。と捉えられれば解りやすいでしょうね(´ー｀)　

村雲の魂の成分（大海に紛れる、ささやかな一滴）は、火須勢理様・天神様・大国主様で、外の守り神（縁の深い神様）は、五十猛様・事解男様・彦様・・・・例えばこんな感じです。



では最初の質問。

「外の神様は何を求めて 人と縁を結んでくれているのでしょうか。」

内の神様も、外の神様も、求めていらっしゃることは似ていると思います。

難しいことを言えば、目的地は同じでアプローチの方向性が違う気がしております。

「その方の心に火をつけて、本来持っている力、すべてを発揮する人生を送らせること。」

神々様の目的とは。

そこには、その神様の「御力」があって、さらに「役割」があって、それを達成させる為。

自然との調和、神様と人との共同体。相互依存。

決して、「崇める」「崇められる」の立場だけではなく、役割があるだけの話。

人と神様とは切っても切り離せず、それぞれにご縁ある神々様がその時々で守って下さっている、、、それが外の神様。

例えば・・・・

自分が、五十猛様を想う時、五十猛様とは事実はどうであれ現在は、『いろんな種を全国に植えて歩かれた神様』とされております。だから、やっぱり自分も

「あ～自然を大切にしなくちゃねぇ～・・・・」

とオボロゲながら考えてしまう。もっといえば、現代と大自然の繋がりや因果関係まで考えを及ばせる。細かい所になると、落ちているゴミまで拾いたくなる(;´∀｀)


事解男様は、手に神々しか開けない巻物（万理の理や森羅万象のことが書いてある）を持たれた神。所詮、人間的にですがやっぱり世の理を知りたかったり、神祭を行う際、冷静になって別口のご意見を伺いたくなる時、この神様に伺います。またこの神様がお近くにいらっしゃる時（たまたま通りかがりの神社に手を合わせて事解男さまが祀られている時や祈りの最中でフト頭に浮かぶ時など）は、「ひょっとして自分は一旦、立ち止まるべきなのでは？？」なんて、冷静になったりしますね(´ー｀)


彦様、相談にのらせて頂く時に最後の署名で頂くお名前なのですが、まーこの神様の言葉はとても分かりやすい。人間世界に精通していて、キレイごとだけでは済ませない方なんですが。自分の家庭教師でもあり、また人に神様の智恵を授ける役割を持たれているのか？とにかくこの神様に最初、聞いとけば間違いないやろ、、、、って安心感はございます！


それぞれにお役目をお持ちで、それぞれに能力をホンの少し使って頂いている（こちらはお借りしている）感覚でしょうか。


「魂の成長に必要と最適だと考えたから？」

これは間違いではありません。

が、結局、神様の最終目標は、

「その方の魂の向上や成長」＝「世の中への反映や良い影響を与える為」＝「神様の目的」

と言い換えても間違ってないと思いますよ(´ー｀)


「なんだよ、結局、人は神様の道具か・・・・。」

なんて、最近神社参りにはまっている方や、今から神様の勉強をされる方々には申し訳ない表現になるとは思いますが、、、、、これは事実です。



まぁ、神様的にも人に対しての付き合い方はさまざまだと思いますが(´ー｀)

深くなればなるほど、お付き合いが変わってきます。。。。

師匠に弟子入りした頃は、

「おぉ、良く来たなぁ～」

これが最上級の、自分を喜ばせる師匠や神様の言葉でしたが（苦笑）

お付き合いも深くなり、時と場合によってはですが・・・・

「おぉ、良く来たなぁ～」

・・・・このセリフがね、めちゃくちゃ怖く感じる時があるんですよ、本当に (;´∀｀)


師匠や神様は嘘偽りなく、同じ感覚で言ってる言葉でしょうが・・・・つまる所、「自分の中での達成感」や「心の在り方」によって、勝手にこちらが意識してしまう。。。。

例えば、物事が上手くいっていない時や、大きなヘマをやらかした時の師匠（仕事上では先輩や上司など）への報告。これは間違いなく、「後者」でしょうし、反対に上手くいってる時や嬉しい報告は「前者」。

「相手がきっと喜ぶに違いない！」

と思った時の報告は、想像してやっぱり楽しいもんですよね～！


ただし、後者にも救われることがあって。

「自分の生きている目標や目的がはっきりしているという証拠」

これだけは自覚できただけでも、有り難かったです。

大まかでも、

「自分はこう生きたい。こういう人間になりたい。今はこれを目標にしている」

これがあるから、逢いずらかったり、連絡を躊躇してしまう訳でして(;´∀｀)


失敗や間違いは誰にでもある。そっちに向かう事を目標にしているが向かっていない・遠のいている、もしくは確実に、穴に落ちた自分を客観的に実感する。

これが出来ているという事は、目的や目標がはっきりしているという証拠であって、自分は目的や目標がない人生は考えられない、それほど苦しい生き方はないと感じてしまう人間なのです(;´∀｀)

そして、それを報告できる相手や相談できる相手が存在している・・・・

という事も、嬉しい。

ただ愚痴を聞いて貰うだけなら、誰でも良いですし答えも期待していない。気晴らしになれば、何かしらのヒントが貰えればラッキー！程度ですが、

「一緒に本気で考えてくれている」「目的や目標がどこかで被っている」

これは明確に、『人生の財産』と言い切ることができます。


神様との付き合いが、


「お～よちよち、良く来たねぇ～」


で終わる人生なのか、もしくは同じセリフを言われても


「ふむふむ、そこは違うんじゃないか？」


と、後から説教を食らう関係性であっても、それは自分で決めることが出来ますし、これは大人であれば自分で「考える必要性」は出てきます。

どちらの人生が、幸せか・不幸か、なんてものは存在しません。



「外の神様は何を求めて 人と縁を結んでくれているのでしょうか。」

この質問に対してはもう一つの意見もあって、、、、

「外の神様が何かを求めて人と縁を結んだんではなく、自分たちが必要だったから縁を結んだ」

上記と矛盾しているようですが、これも成り立ちますよね。


普段、何気ない神社に通りすがった時、いつも通り何気なく通りすぎた自分。
普段、何気ない神社に通りすがった時、いつもとは違って足を踏み入れた自分。


人に何かを言われ、あまり良い話ではなかったので聞き流した自分。
人に何かを言われ、ちょっと気になったので考え続けている自分。
人に何かを言われ、ちょっと気になったので考え続けた結果、ちょっと変化をもたらせてみた自分。


これもおそらく、自分で決めれる筈ですし、その選択が毎日を作っていると思います。


自分は質問して下さった方を電話では、人柄も声も知っていますしね(´ー｀)

興味本位での質問だろうが何だろうが、あの時も誠意をもって質問してくれ、真摯に耳を傾けて下さった記憶があるので、せっかくなのでベラベラと長文になってしまいましたが(;´∀｀)

まぁ、これからの長い人生、何かのお役に立ててくださればと思います(´ー｀)


ちなみに一つ質問を飛ばしたんですが（神武天皇の物語のご依頼）、これ書き出すと長くなりますんで今回は飛ばさせて頂きました！今は書き続ける自信もなく、、、、申し訳ありません(;_:)

・・・またいつか機会があれば、、、という事でご了承下さい m(_ _)m

ブログランキングに参加しております。
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。