ある霊能者の予言と村雲の人生観と祈り。

慌ただしい中ときどきはメールを開いてましたが、かなりご心配いただいた内容が多く、すべてにお返事ができておりませんが福岡はいまのところ大丈夫です。

パソコンや携帯、LINEでいただいているたくさんの心あたたまるメールに感謝です m(_ _)m

こんな時になんですが、ウチの家のすぐ裏に高層マンションが建つらしく、、、、、今は基礎をうっている最中なので、実のところ毎日が雑音と地震中の状態でして。

不幸中の幸いなのか、ウチの家族は地揺れに慣れっこになっているのが実情です・・・

神道界でも、いろんなこと（お祝いやら勉強会やら）が自粛されていく中で 「祭祀」 だけは執行可能な神社では、おそらく中止にはなりません。

むしろ、より多くの祭祀ができる範囲で増えている途中かと想像できます。



「地震＝日本中がふるいにかけられている」

「今こそ、なにかしらの祭りが必要なのでは？」

「神様はなんとおっしゃっているのでしょうか？」

など、被災地を思いやるメール、福岡へのお見舞いメールと一緒にいろいろな声をいただいておりますが、管理人の考えは・・・・

まぁお腹をすかせた人をかこんで、どんな能力の高いひとが何十人で祈ろうとあまり変化はないと思いますので、まずは現実的な対処と対策が先でして。

もちろん、いただいたメールに悪意も悪気もなく、そのご意見も心から拝聴させてもらっております。

”祈りそのもの” は失礼ながら、寝る前にいつも以上にみなさんの安全と心の安らぎを祈らせていただく程度の予定です。



神祭の件もいくつかメールをいただいていたので、この場をお借りして。

もともと、自分たちの祈りは3年後か、10年20年後・・・・・ひょっとしたら100年後のために祈ってるんじゃなかろうか？？・・・・・ぐらいの感覚なので、いますぐ神祭がどうのこうのとはございません。


視える世界も、視えない世界も、いろんな理屈だけの常識をかさねれば、重ねたぶんだけ答えも、答えらしきものも出てはくるとは思います。

が、今は（特に非常事態時は）”答えあわせ”の時ではないと実感しております。


あえて霊能者的なことをいわせてもらえれば。

今、ふるいにかけられているのは「人間」ではなく、今生きている人間すべての 「人生観」 ってものかも知れません。

それも長い歴史をみれば、今の状態もたった「今」 だけの結果であって「今までも」、そして 「これから」 も私たちの視えない世界は、視えないところでおそらく目に視えないふるいは、ふるわれ続けているのでしょう。

いつの時代もおなじこと。

泣いても笑っても、八百万の神々様（大自然）とともに生きてきた日本民族の宿命に近いものだと感じております。

自分たちの人生観というのは、親の教育や育った環境、今までの経験。

いろいろと構成される要素はございますが、それらを含めた広い意味での「日本」や「そこに生きる者」として考えれば、今考えられる範囲内での、今までの理屈やネット上での情報や常識の上に成り立ったものではなく、

『神様（大自然）に祈りをささげ』
『神様（大自然）にゆだね』
『神様（大自然）を喜ばせ、慈しみ』
『お天道様がみている』
（やれるべきことを粛々と行う・ひたむきに自分の人生と向き合う）

というのが基本に存在しております。

いくら新しい技術や情報が蓄積されていても、日本はたった140年ほど前はまだちょんまげを結っていた時代ですからね、、、、、

平成の時代なんて、大学デビューしてちょっと粋がっている学生と似たようなものですよ。（それにしても ”放射能” というしっぺ返しは痛すぎましたけど(-_-;)）

あくまでも古いご先祖様の代より大切に培ってきた文化のベースの上に成り立っているものですから、その辺りを先に固めてもらえば、地は揺れても人生観は揺れないどころか、そこに付け足した新しい技術や情報によって、より強くなっていくのではなかろうかと個人的には考えています。


地球も生き物のひとつ。

はっきり言えば祈ったからといって地球の生理現象が完全にこの世からなくなるかといわれればそうは思えません。

”被害を最小限に”、、、、これが限界です。

「ある霊能者の方は、○年後には日本がまた大災害に・・・・・本当なのですか？」

まぁ、当たり前のことを当たり前にいわれても正直、どうでもいい内容ではありますよね(-_-;)

なにごとも自分で考え、行動を起こせない人が、「自分の真実」以外のものを頼って穴に落ちるパターン、、、、今まで嫌というほどみてまいりました。


何度もいいます。

緊急時、もしくはこれから起こることに対しての基準になる・・・・唯一、信じられるのは今までの自分自身の経験からくる自分の真実、『人生観』 だけなのです。

その為に日々、それぞれの場所でこの「人生観」を磨いてきているはず。

ここ一番で、焦ってこれを手放してどうする、、、、(:_;)


これとは別に、古来からつづく 「祈り」。

この中には ”想い” や ”願い” も含まれておりますので、被災された方の安否を祈り、見知らぬ人の身と心の安全を願う。

神様にこれ以上、被害がないことを願う・・・・・

・・・・これもまっとうな人間の心のあらわれだと感じております。

まちがって欲しくないことは、別に神様（神霊様）が地震を起こしているという訳ではないということですかね(:_;)
宇宙の神様、日本の神様（天霊様と神霊様）

天罰でもなんでもない。

今まで当たり前に享受してきた大自然の恩恵、そしてそれと背中合わせにある、幾度となく襲ってくる天災。

それを日の本の神々様と一緒に乗り越え、ときに慰撫し、ときにすがって、いつも決まった日時で1700年以上も古くから決まった形式にのっとり、喜ばせてきた方法のひとつが”祈り”であり、「各地のお祭り・祭祀・神祭」とよばれるものだと認識しています。

（皆さんが神社で当たり前にやっている”柏手（かしわで）”の作法も、古くは魏志倭人伝に記載されておりますからね、、、、、）


たった数秒で、たった一瞬で、今まで重ねてきた文明が目の前で崩壊するんです。

その恐怖を実感し、今も悲惨な現状にいらっしゃる方々には心から同情いたしますが、これは人智をこえた神々様と一緒に戦う以外方法はありませんし、それぞれの人生観がためされる時でもございます。


ためすのも「神様」ではない。

大自然に 『呪（しゅ）』 をかけて、共生を試みた古人の智恵のひとつが神様の成り立ちですが、

「神々様＝大自然」

とは完全にはならないことに各霊能者の方々はご注意されてくださいm(_ _)m


さて、そろそろ寝ますか。

なにが起きるか・・・・・よりも、起きた時にどれだけ冷静に動けるか、その心力と体力維持が一番！

福岡の下にも、宇美断層・警固断層・西山断層が横たわっております。

今回の地震で、これらの断層にそうとうなストレスを与えていると思われますので、念のために明日は管理人宅の防災グッズの確認をして非常食を揃えておく予定です。

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