宗教について思う事。

「宗教は悪か？正義か？」

「あなたにとって宗教は必要ですか？不必要ですか？」

のアンケートではたくさんのご意見、ありがとうございました！時々、考えれば考えるほど神様や宗教のことってわからなくなるんですよね・・・・・・管理人自身、双方にどっぷり浸かっているので、特になんでしょうが。

まぁ、一言で”宗教”といっても・・・・・・・



「国で認可を受けた宗教法人」＞「認可を受けていない宗教団体」＞「組織・団体」＞コミュニティや不特定の集まり（グループ）＞個人の思想や根幹＞個人の感性や感覚

となるので、どのレベルでどんな内容なのか？が分からない事には・・・・・・


これも含めて、あえて大雑把に質問させていただきました。

結局、つめて考えれば個人の感性や感覚まで行き着く問題だと思いますので、そこはあえて感性や感覚で答えてもらえばありがたいかな、、、と。



「宗教は悪か？善か？」 で自分が思うところは、善でも悪でもどっちでもいい！

・・・・と言い切れば語弊があるのですが、問題は自分自身が、自分そのものや自分の人生を考えてみた時に、それを一瞬でも創りうるかなり重要な要因になっている 「宗教＝教えや思想」 をきちんと把握し、自分に落とし込んで自覚しているか否かが・・・・

・・・・・強引にわければ、善にもなり、悪にもなるのかと。


自分が宗教家として一番恐れていること・・・・・

それは宗教の一番のデメリットをみれば分かる通り、「思い込み」と「思考停止」です。成長する為に入信したのに、この二つは成長を阻害する二大要素。。。。。

これが「個人の思想」を昇華させ、「宗教」と名のつく存在まで組織を作った場合、表裏一体にあるもの。成長を続ければ、その宗教の教えが”必要なくなる時”はこないのかなぁ・・・・・・なんて呑気に考えます（笑）

あ。別に認可される宗教をつくりたいとか、そんな話じゃないですからね（苦笑）


「ごめん、もう自分はここの”教え”を凌駕するものを手にいれたんで、バイバイ！」

とかさ（笑）いや、足蹴にして去るつもりじゃないんですよね。恩を感じ、感謝もしている。が、成長のための宗教だったら成長過程で気づいたことはどこで発揮するんだろう、、、、、、やっぱり、その組織の枠内？？


それをさせないのが、宗教という名の”組織”。

宗教の歴史の中で、

「どこどこから違う派を作った」

「ある宗教から新しい宗教や宗派が発生した」

という枝分かれは多々、みれますが一緒になった宗教はほとんどない。

あれば面白いんだけどなぁ～それぞれが信仰している神が手をつないでいる風景をみれば、はじめて宗教のデメリットと自分たちがいかに無駄なことをやっていたのかと気づくんだろうか、、、、、、、。


「あなたにとって宗教は必要ですか？不必要ですか？」

管理人はもちろん、必要派ですね。

コメントでもいただいていた様に、宗教そのものが文化であり、伝統であり。その中で育ってきたんで、自分の宗教もそうですが他の宗教（思想・教え）も形をつくってもらわないと差別化もできないし、比較もできない。それぞれの宗教に特異性があるから、自分の根幹も認められ、他の根幹もはじめて認められるという図式が成り立つ。


さきほど、

「それぞれが信仰している神が手をつないでいる風景」

と書かせてもらいましたが、それによって争いがなくなる、、、、ってことはないと思います（キリスト教もユダヤ教もイスラム教も、成り立ちと過程、捉え方や概念は違えどすべて元を正せば同じ「ヤハウェ様」 を信仰していることを考えれば分かりやすいですね）。

世界中の全神様が一神、一柱の神様になって、宗教が統一されれば・・・・・その宗教はないも同然だし（国体に近い神道だからこそ、日本人は”無宗教”と認識されるのと同じこと）神様が神様と存在するために必要なものが悪魔や魔界といったもの・・・・・と同じことです。


これもどなたかがコメントくれていたように、

「人の手に渡った時点で・・・・・・」

この通りだと思う。言い換えれば、

「人の使い方によって」

って捉え方でもいい。

人の人生に切っても切れない ”宗教（思想）” を使いこなすには、これはすごく大切な要素だと感じます。

宗教がもたらす恩恵（生産的・非生産的）はその本人次第。

どの宗教を選ぶかはさして重要じゃない気が・・・・・

（『信教の自由』、いえば出るも入るも自由に認めてくれるまっとうな宗教という条件づｋの場合はですね）

管理人の好きな 「神道」 だって、道はそれぞれ違うといつもアピールをしておりますが、他からみれば 『曖昧な観念しか持たない日本民族』 にしか映りませんしね～

・・・・それを他からみれば「温和」ととるか「曖昧」ととるか、、、、、それもやっぱり、その道に入っているその人の信念・信条次第。　

自分が好きな神道家は皆、信念の塊みたいな人たちばかりなんですけどね・・・・・・その「人」次第で、他に与える影響力も違うと思います。



これもコメントにあった、「やるべき事、やらざるべき事がわかるというのは大変だけど安心」ということ。

博識の方ならご存知ですが、『本地垂迹説』 やら 『反本地垂迹説』 なるもの。

仏教と神道の戦い。どちらが主導権をにぎり、最終的には政治をコントロールするのか・・・・・・・

”神道”が劣勢、”仏教”が優勢の時に、神道側がひっくり返した裏の手は、「祭式」という、「神様にお仕えするにあたってのルール・取り決め」でした。

”決まりやルール” が制定されれば、余計に信者さんが減ると思うんですけどね～

これが意外や意外、「これを守ること」によって信仰心が高められる・安心感がでる。・・・・・・それで一気に神道の信者さんが増えちゃったわけです。

人間の心のメカニズムって本当に複雑ですね、、、、、自分なんて、この祭式だけでいかに泣かされてきたか・・・・授業の大半はこの「神様にお仕えするにあたってのルール」、”祭式” でした。


”宗教”は使う人によって、善にも悪にも成りうる。

”宗教”が思想であれば、人の人生を決定する・または形成する重要なファクターである。


自分はいろんな神様の話を伺い、何ひとつ「そのまま実行」したことはありません。

神様の言葉を、神様の存在を、自分の人生を構築する ”道具” と考えているし、神様もそれで ”よし” といってくださったので。

ただし、道具として使わせていただいている恩はプライスレス！なので、こちらもささやかながらプライスレス！の真心と勇気、そしてその二つが合わさり ”行動” として可能な限り、お返しはするだけ。

まぁ、自分でいえばいつも何かが足りない神祭と、気が向いた時・頼まれた時の神社への奉職が限界ですけどね。

あとは自分なりの人生を、自分なりに生きたい。

だいたい、「そのまま実行」なんて無理でしょ（笑）

神様のいうことを三人が同じこと聞いても、やることは三者三様。

これを ”感動” だけで終わらせず、きちんと ”道具” として受け入れ、結果を ”豊かさ” として享受＆感謝し、”お礼” として人生のすき間で ”行動” できて、はじめて ”道具は道具” として機能していくのではないかと・・・・・・・


自分にとって 「神様そのもの」 は一神教であれ多神教であれ、日本式でいえば自然そのものであれ、唯一無二の存在感なんですけどね。

「神様の教え・言葉」や「神様が”存在している”という概念そのもの」は、宗教もどこか似たようなものだと思うんですけど・・・・やっぱり、道具の一つなんです、自分にとっては。


神様が存在しているから”感動”するものではない。

・・・・・神様は間違いなく、存在するし（笑）

奇跡がみれたから、”感動”するものではない。

・・・・・奇跡は自分の人生で、自分で生み出すものでしょ？


『思考停止』 の言葉が嫌いなら、『あと二・三歩踏み込む』 と言い換えても良いと思います。


「神様」
「宗教」
「無宗教」
「概念」
「思い込み」
「教え」
「言葉」
「道具」
「奇跡」
「人生」
「感謝」
「行動」
「豊かさ」
「感性」
「思考」

・・・・・・・これらをネタにして、皆で集まっておしゃべりしてみたいな、、、、、酒でも飲みながら（笑） 修羅場になるか、笑顔で終わるかはお楽しみです（笑）


ちなみに、以下は余談なんですが管理人が時々、暇つぶしに遊んでいることです。

「神様」
「宗教」
「無宗教」
「概念」
「思い込み」
「教え」
「言葉」
「道具」
「奇跡」
「人生」
「感謝」
「行動」
「豊かさ」
「感性」
「思考」


・・・・の、それぞれの言葉に思いつくキーワードを入れてみてください。

「神様」 好き・大好き・恩師
「宗教」 正体不明
「無宗教」 無関心
「概念」 堅苦しい
「思い込み」 激しい・軽い・改良
「教え」 面倒くさい
「言葉」 大切・家族
「道具」 必要・磨く
「奇跡」 毎日が
「人生」 明るい・楽しい・豊か

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・


楽しいですよ。あなたの生き方が客観的にみえてきます。


神様、そして宗教を「存在」や「奇跡」だけで終わらせるのは勿体ない！

あなたの人生がますます充実した人生になりますように。

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