- 2015-07-05 (日) 10:41
- その他
昨日は一ヶ月前ぐらいから頼まれてました、友人宅の地鎮祭へといってきました。かなり準備期間があったので、友人と奥さん、奥さんのご両親と工務店の方もあわせて、そこそこ喜んでくれていたようです(笑)
とにかくそこの小学校3・4年生かな?長女の女の子がめちゃくちゃ可愛かった(笑)
小雨が降る中、自分は祭壇の片付け。その子の両親は工務店の方と大人の会話中。
祭壇を片付けている時、そばにきてジーッと凝視しているんですよ(笑)
こういう時(集中している時)って、「あまり話しかけちゃいけない」って育児書には書いてあったんですが、ついつい可愛さのあまり声をかけてしまう管理人・・・・・
振り返り、その子の顔をみながら
「・・・なんしようと?(笑)」
そしたら照れ笑いをしながら、
「べつに。」
ってたった一言を残して、ダーッと両親の元へ走り去ってしまいました。ふられたよ(苦笑)
たったそれだけだったんですが、その子の心がドッと自分の心のなかに押し寄せてくる。
それが決して不快ではなく、むしろ満たされた幸福感ってものですね。一瞬にして自分の心を満たしてくれる。満たすだけじゃ飽き足らず、想いをあふれさせてくれる。
「この子は何を考えていたのかなぁ」
「この子は毎晩、どんな夢をみるんだろ」
「なにが楽しいのかな?」
「どんなことが嫌なんだろ」
白袴もはいたままだったし自分の心のモードが神様モードなんでしょうか。それともこの溢れでる想いは、子どもが持つ特有の能力?すっごい心の底から、自分の心をあたためてくれるんです。
「地鎮祭」の儀式の流れのひとつに「四方祓い」というものがあります。
『北東』『南東』『南西』『北西』の順番に、散供(麻と切り紙とお米を混ぜたお清め道具)をまいていく。
自分の場合は、自分が祓い串で祓ったあと、施主についてきてもらって施主の方に「左・右・左」とまいてもらう。
片付けながら、また気になってその子を捜してみると・・・・
自分と施主(その子のお父さん)が四方祓いで歩いたあとを、雨がパラパラと降るなか地面を眺めながらゆっくりと歩いている。
もう、その姿が可愛くて仕方ない(笑)
「学校は楽しいのかな~」
「将来、なんになりたいんだろう?」
「この子が大きくなっている時、この辺りはどうなっているんだろ」
「その時のこの日本は?」
もう心が飛躍しすぎてですね(苦笑)
やっぱり子どもには、大人の想像力のスイッチを入れてくれるなにか生まれもった特殊な能力が生まれながらに備わっているんでしょうね。
「自分はあの年の頃は、何を考えて生きていたんだろ?」
もう考えてもなかなか思い出せない(汗)
授業の合間の15分が楽しかったこと。毎日の給食が楽しみだったこと。昼休みの、ドッチボールや中あて、けいどろや六虫が楽しくてしょうがなかったこと。
それでも楽しい思い出だけじゃなく、友だちとケンカしたこと。
クラスに乱暴なやつが一人はいたこと。
それがなんやかんや、やってる間に、、、、もうあっという間に・・・これと言って特別なものを残せないまま人生の折り返しですからね~(苦笑)
それも、いちおう平均寿命の時間軸では「折り返し」ということになってるんですが・・・人間、いつ死ぬかまではわからない以上はね?
『子は宝』というけれど、ほんとうだと思う。
みているだけで悩みがぶっ飛ぶ。「どうでもいいや」、とさえ思う(爆)
あの子たちやこの子たちが、少しでも自分自身の人生を試せる、「村雲が正しいと思える日本」が少しでも残せたらいいなぁと考えます。家族という自分の生きがいも残っているし、自分自身叶える予定のやりたいこともまだまだあるし、どうせなら全部叶えて死にたい(笑)
夢ということはデカイんですけどね~やれること・やることはホント、小さいんですよね(苦笑)・・・・・・超地味です。
一本一本の紙垂をつくったり、祝詞を写したり。毎晩手をあわせたり、ブログを書いたり人と会ったり。
お嫁さんが実家に帰っている時は、掃除機かけたり洗濯したり、ご飯をあたためたり。超地味です。
まさか小学校2・3年の時にはこんな人生を送るとは思ってもみませんでしたが、、、、、、、それでも結構充実というか、満足はしております。
今までの苦労や努力に比べたら、不相応な毎日を送らせていただいていると思う。
あ~なんだかんだで、いとも簡単に年とっていくんだろうなぁ~(爆)
しばらく飲み会や打ち合わせ続きで夜も遅く、お嫁さんと子どもには実家に戻ってもらってました。
では今から迎えにいってきます~
美味しいものが食べたいな(笑)
お店で食べるのも好きだけど、なんだかんだで人ん家のご飯が一番うまかったりするんですよねー
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コメント:10
- エビフライ 15-07-05 (日) 11:31
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タイトルを読んで、「もしや…怖い話かな。。ヤダな…」と思ったのですが、
可愛いお話を読めて、ホッコリです。
管理人さんが、女の子を捜してしまうところも、同じくらい可愛いですよ〜
ダーって走って逃げる気持ち、分かるな〜 - 千恵 15-07-05 (日) 18:09
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(〃∇〃) Wow~村雲さん、かっこいぃ~い♪
村雲さんは、その女の子の(初恋)の人になったのです(うんうん) - ちゅみ 15-07-05 (日) 22:29
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村雲さん、こんばんは〜(^^)
村雲さんの心を満たしてくれた幸福感、あふれた想いのお裾分けをいただけました(*^^*) - 京都の熊 15-07-05 (日) 22:40
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こんばんは、村雲さん
京都の熊です
めごい!!!!
良いですね〜 癒される♪( ´▽`)
子供と関わるって 本当に未来と関わることだと最近特に感じています。
良き隣人の様な存在でありたいなぁ。
最近は叱ってばかりなので 笑顔笑顔!
家族団欒 楽しんでくださいね〜 - ひろ 15-07-06 (月) 20:19
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地鎮祭お疲れ様でした。
きっとその子にも良い思い出になったことでしょうね。
それにしても、暫く遅いので奥様をご実家に送って差し上げる事に、お子様とうちの子の月齢が近いのでびっくりしました。
夫の仕事は朝は6時から夜は24時を回っての帰宅のため、家事・育児・自営の仕事少しは私の担当なので、夫からのサポートが難しい時は実家に帰るという発想が目からウロコでした。
飲み会の時こそ夫のストレス発散してきてくれる姿が嬉しくて家事・育児に気合が入るのですが、家庭に寄って様々ですね。
村雲さんはお仕事もされている上にサポートをされていて、なんというかお金も稼いできて家庭の事もされるスーパーマンな旦那様ですよ! - なお 15-07-06 (月) 23:06
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こんばんは。子供は本当に癒されますね~。
6歳までは神様からの預かりもの、という言葉をどこかで聞いたのですが、実際には7歳過ぎても子は宝ですよね。
自分の子供はまだ3歳なので「この子はまだ神様からの預かりものなんだな、まだ私たちより神様側に近いんだろうな」と思うと、親としてというより人間として心がピシっとなります。 - 管理人 15-07-07 (火) 13:22
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エビフライさん
では今度は、ホッコリ・・・・・と見せかけて、かなり怖い系の話を(爆)一度、あの歳にもどって何をどう考えていたのか、客観的に眺めてみたいですね~(笑)
千恵さん
ならないですよ、最後に挨拶したのに無視されましたもん(苦笑)
ちゅみさん
お礼はあの子に言ってください~自分も相当、癒されました~!なんだろ、あの愛くるしい仕草、、、、、ちゅみさんも昔はあんな時期、ありました?(爆)
京都の熊さん
京都の熊さんの怒り顔が想像できないんですが(苦笑)でも、叱るのは大切ですもんね、責任がある以上。大切なお仕事だと思いますよ~ - 管理人 15-07-07 (火) 13:26
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ひろさん
いやいや、それだけご主人は自分の役割に集中されているし、これは本当にすごいことなんですよ!自分は、、、、その点、きちんと手を抜いていますので、格好だけつけたがりのスーパーマンもどきです(苦笑)
なおさん
ウチの母親、とんでもない親でしたけど小さい時はいつも耳元で、「あなたは神の子、神の子・・・」と呪文のように唱えていてくれたのを思い出します(結果、大人になって自他ともに認める疫病神になっちゃいましたけど!(爆))なおさんのお子さんはきっと素敵な子になりますよ~大切に、自信もって育ててくださいね。 - ちゅみ 15-07-07 (火) 21:27
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思い出しました・・
そのお兄ちゃんに私がどう映っていたかはわかりませんが・・
私が5歳くらいの時、両親の仕事場でもあり、住み込み先でもあった職場の休憩室に炬燵が置いてあったのですが、そこで20代くらいのお兄ちゃんが炬燵の台を下から指で弾いて音を出してくれたんです。
私はどうやってその音を出しているのか不思議で、お兄ちゃんに指の動かし方を教わったのですが、子供には到底出来る訳も無く、お兄ちゃんが出す音と作り出されるメロディーが楽しくて楽しくて仕方なく、もっと聴かせて〜とせがんだ事を憶えています。
後に両親にあのお兄ちゃんは誰だったのか訊いたところ、お店に来ていた業者さんだという事でした。
2回くらいでしょうか、お兄ちゃんと会えたのは・・
とてもステキな思い出です(*^^*) - 管理人 15-07-11 (土) 23:00
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ちゅみさん
素敵な想い出、大切にされてくださいね!