人生を変える、「パラダイム転換」！②

2015-02-27 (金) 12:01
その他

つづき。

「人生を変える、「パラダイム転換」！①」ではたくさんの回答をありがとうございます～女性の姿を想像して書いてくださった方、、、、はい、みなさんもれなく正解でございます（笑）

これは『騙し絵』と呼ばれるものであって、同じ一つの絵（事実）が観方によって二通り以上に見える・・・・・ってものですね。

※「若い貴婦人」・・・あごのラインが素敵な、耳がかわいらしく、ネックレスがおしゃれな若い女性

※「老婆」・・・あごのラインかと思いきや、それは鷲鼻。かわいらしい耳はくぼんだ目ととらえると、おしゃれなネックレスが口にみえてくる！

とある実験では、先にこの絵に似た、若い女性の絵をみせておいた後に、この『騙し絵』を学生たちに見せて、『若い女性にみえる派』と『老婆にみえる派』のチームにわけて実際に討論させております。

「どうみても、デートに誘いたくなる若い美しそうな女性じゃないか！」

「デート？なに言っちゃってるの！この人をデートに誘うなんて一体、何考えているんだ！」

まぁいろんな会話が想像できますが（笑）

その討論の末に、今度はお互いがこの一枚の絵をどうみたのかを説明させると・・・・・・・・あらまぁ、不思議。

今までは「若い女性」「老婆」と思っていた絵が両方、みえてくる！

それに気づいた瞬間
、、、、、、そう、これが『パラダイム転換』です！

人は物事をあるがままに、つまり客観的に見ていると思い込んでいるのが常である。しかし私たちは世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままに（条件つけされたままに）世界を見ているのだ。物事を説明しようとするとそれは結果的に自分自身、自分の知覚、自分のパラダイムを説明しているに過ぎない。－『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著－

別に絵そのものが若い女性にみえようが、老婆にみえようが、ひょっとしたら男性にみえようが、、、、それは特別に重要なことではありません。

が、ひとつの事実（と自分が思い込んでいるもの）が、ひょっとすると色メガネをかけて観ているのかも知れない？ひょっとするとあの人は違った見方をしているのかも知れない？ひょっとすると自分は情報量が足りないんじゃないか・・・・・・

・・・・・なんて立ち止まるのにすっごく役に立ちます。

さっきの実験の生徒さんたちもそうですよね～そのパラダイムの違いから、同じ事実をみているのに捉え方が違う。中には短気な人がいてつかみ掛かってくる人も、、、、、、、ひょっとすると、世の中には多いのかも知れません。

管理人は仕事柄、たくさんの方の「パラダイム転換」が目の前でみれる仕事です。

「へぇ～神様ってほんとうにいらっしゃるんですね。」

「あなたみたいな霊能者（良いか悪いかは別として（汗））もいるんですね。」

・・・・・まぁこれはありがたい例です。

・・・・・反対も時々、あります。

神様の筆書きを読んで涙を流される方。「あぁ、さすが神様、自分にはよくわからないけど、どこかで感動してくれたんだなぁ～」なんて『今までの習慣』で『勝手』に解釈してたら、後日・・・・・・

「あなたの、あの一言で傷ついたんです。」

とか（汗）

プライベートだと、結婚してしばらく後に父から言われた「たまにはケンカしなさい。」って言葉。

「なんで？ケンカしない夫婦が良い夫婦じゃないの？？」

って今までは思っていましたが、、、、、女性は時々は、感情を爆発させてやらないとストレスがたまるとか、なんちゃらかんちゃら・・・・・

まぁそれが正しいかどうかは分かりません（笑）

ですが、それが父の人生の経験の中で積み重なって出来上がった「パラダイム」。「なるほど。そんな考え方もあるんだね～」と思えるのが、いつか自分を救ってくれる日があるのかも知れませんね（爆）

もう一つ。余談ですが、せっかくのパラダイムの話なので同じく「7つの習慣」の本に書いてあった話を最後に。

あなたが目が悪くなって、眼医者にいったとします。

その先生も目が悪いのか、老眼なのか、メガネをかけていて・・・・・診察する前にいきなりあなたに対して、

「これは自分が長年、愛用しているメガネです。とてもよく見えます。どうです、これをお渡しするので、これを使ってみませんか？まずかけてください。」

そういわれて、あなたはこの眼医者を信用できますかって話（爆）

まー100歩譲って、この先生に悪意がまったくないとします。が、これじゃ、『小さな親切大きなお世話』眼医者の先生があなたの為をおもって熱心に、勧めれば、勧めるほどますますこの先生に対しての信頼はなくしてしまいますよね・・・・・・・

時間がある方はこちらもどうぞ。

「ここだけは押さえて損はない！夫婦関係、秘訣ときずな③」

夫婦の問題・・・・って、いうか、人間関係の問題は意外とシンプルで些細なことが多いんですよね、、、、、眼医者の話にしてもそうだし、「理解してから、理解される」って順番さえマスターすれば、大抵の問題はクリアできます。

とにかくこんな眼医者だけにはならないように皆さんも、わたしも、注意しましょう！（爆）

これでパラダイム転換の話は終わります。