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霊能者としての神様、神職としての神様

「家を建てるから地鎮祭!」「井戸を埋めるからお清めを・・・」「車を買ったから祓ってもらおう」 ・・・・・・その他にも、七五三やら初詣やら厄払いやらと、神社のお仕事(神主さんの仕事)は自分たちの身近にもたくさんありますが元々は 『神様を喜ばせる・畏敬の念をはらう・守り大切に受け継ぐ』 が神職としての重要な役割のひとつ。

それは「日本の国を守る・地域(自然)を守る・人を守る」という日本の神様の役割があって、それが下までくだってくれば 「商売繁盛」「良縁結び」「家内安全」 などより身近な自分たちの願いを聴いてくださる存在となる(かなえてくれるかどうかは別、、、、なのが残念なところですが、願いが通じるか否かはそれは自分たちの努力ありき・・・・・と基本、そうなります) 自分が霊能者になって、神祭をはじめて”神様”と呼ばれる存在の声を筆に降ろす時、ここでいつも違和感を感じておりました。



第一に、『神社神道は記紀(日本書紀・古事記)を基としている』

これは当時まとめられた一つの「神話(神様の物語)」 ですから仕方のない話であって、神様同士の内情や関係性はビックリするほど違います。が、これは神祭の時に紐解いておかなければいけない話でもあって、そう神社への参拝とは関係ないので興味がある方は記事内検索で「神様紹介」を読んでいただくか、もう一つの自分のブログ「神筆」を読んでいただければと思います。

第二に、『個々の幸せにはほとんど興味がない』

”興味がない” との表現は失礼ですね、、、、、役割的にはもっともっと大きなお仕事(「日本の国を守る・地域(自然)を守る・人を守る」)があって、そのために力をお使いになられている・・・・・・が正解です。

「えぇぇええぇーーーそんじゃ、神社に行く意味ないやん!!!!」

なんて最初の頃は考えておりましたが(苦笑)、まぁいけば清々しくなるし 「人を守る」 とは、人間の個人としての”欲”の手となり足となり・・・・・・では本来なく、『共に歩いてくださる存在』 と今は強く感じております。あれですね、今の神道はどうしても西洋のスピリチュアリズムが先行してしまって、

『神様は一柱(一神)しかいない』
『神様は万能だ』
『その人の霊格によって使役できる』

・・・・・・なんて考えが植えつけられてしまってですね(汗) そこに神社も乗っからないとやはり「人」あっての「神様」は切り離せないので、「神様のムーブメント」は神社の方も受け入れて、、、、、、いや、十二分に利用しているところもございまして。ここに他の欲(マスメディア)なども加わり、

『どこどこの神社がパワースポットだ』
『どこぞの神社が○○系に強い』

なんてお話が飛び出てくるんですよね。明治時代までは神職はほとんど今の公務員的な存在でしたので(家をスーツで出て、神社で白衣に着替える的な・・・・)昔の真面目でまっとうな神職さんに限って、今のつい最近までの「神社ブーム」には?がついておられた方も多かったと思われます。

第三に、『距離感』

これ一言で「距離感」って書かせてもらいましたが、説明するのがすごく難しい・・・・・・
つい最近まで(今でも?)神社ブームは続いておりますが、上記の二点を考えあわせた時、今の人たちは15年前とくらべると

『神様に近くなった部分と遠くなった部分』

がございます。この場合の自分のいう”神様”とは通信をとらせていただいている神様です。近くなった部分は、たとえブームであっても本気で神道を勉強したい、神様のことについて知りたい。という方が増えた部分。また遠くなった部分とは、西洋的神様の概念(多神より一神より)や、テレビ・雑誌での欲がまざってしまった感がありますよね。

神社そのものは、「願をかける場所ではなく、本来は人生の指針を宣言する場所」 から離れてしまっている現実を考えれば分かりやすいと思います。(「正しい神社参拝のススメ」

・・・・・最近はおっさんになったのか、自分でいうのもあれですが角がだいぶ取れてきてですね(苦笑) 「まぁその時代は時代で神様と人のお付き合いがあっても良いもんかね~・・・・・・」 ぐらいのノリですが、反面、やっぱり自分が正しいと思うことや今まで受け継がれてきた伝統、そして今後のことを考えると 「いかんもんは、いかんっ!!!」 なんて譲れないものが心の奥底で燃えてしまいます(笑)

正直、自分の考えが正しいかどうかはわかりませんが一つの ”道” として残していきたいなぁ~・・・・・・と。40を前にして、あとは死ぬまでに自分の人生で残しておきたい 『おわりのはじまり』 がそろそろはじまった頃じゃないかと・・・・・・・

実はこれ、まぁ人様の相談にのらせていただく事は別として、昔師匠に弟子入りさせてもらって数年たった時、「この者が本当の意味で役に立つのは歳にして42歳の頃・・・・・・・」 と神様からいわれ、「嘘でしょ、遅っ!!!」 って口に出したことを今でも覚えておりますが、、、、、、、師匠の真似事をしはじめて約15年、ほんとうにあっという間でしたよね。。。。。。(汗) あの時の未熟さと、反面若さの勢いがうらやましい・・・・・・・

今となっては、「あと3年ばかしプラスして、45歳ぐらいからで手を打たれてみてはいかがでしょう??」 なんて口に出していいたいぐらいですが、まぁそれでも自分は結婚も人間的な成長も人よりかなーり遅れておりますので、ちょっと3年ばかし遅いけど人生の仕上げ、、、、、いや、違うな。「おわりのはじまり」のスタートにしては丁度良いのかも。今からの3年は最後の悪あがきってことで。

上記の3点、霊能者として、また神職としての自分なりの「神様とのあり方」を違和感なく次の人たちにバトンタッチしていけたらなぁ~と考えております。

そういう意味でこのブログも書き始めて6年と半年経ちましたが、自分の考えを残していくのに少しは役に立っていると、なんとなく感じている今日この頃です。まぁ、読んでいる方々は「別にどうでもいいや。」って感じでしょうけど(笑)


台風、皆さんも油断しないようにしてくださいね~風だけじゃなくて雨によって二次三次災害がございます。なんにしてもやっぱり今は少しおかしい・・・・・・

おわり。

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コメント:2

hatadesu 14-08-11 (月) 0:41

まずは覚えていてくれてありがとうございますー!!(*≧∀≦*)
めちゃくちゃ嬉しかったです。
村雲さんにどんな風に覚えてもらってるのか
少し不安ですが…(;・ω・)
本当はずっとずっと村雲さんに逢いに行きたかったんですよ~福岡までヒッチハイクして行こうかと考えましたが
でもまずは自分の力で心がスッキリ濁りが無くなってからがいいと思って…。まだ、我慢してます。
でもその間も、気になる神社には行ってました。
ある神社はお社より周り樹木が素敵だったり
街中でも凛としたお社の神社だったり…
相変わらず神様の事良くわからないけど
何故か、神様や神社が好きなので…(*^^*)
パワースポットも御利益も気にはなりますが、ご挨拶出来た事だけ感謝してます。
何でしょうねー神社に行っただけで、スッキリする事があるんですね~(*´ー`*)
あ、あ又明日から頑張ってみようって
ちょっと踏ん張れるp(^-^)q
私からしたら村雲さんの頑張ってる姿見て
私も頑張ろうって思えるのと似てる感じですが、神様に怒られるかな?(゜_゜;)

でも古事記じゃない神様の本当のお話
いつかまとめて本にして下さいねー

記事にたいしてのコメントで無くなってしまってごめんなさ~いm(。≧Д≦。)m

結衣の母 14-08-12 (火) 22:32

始めてこちらを知りました。育った実家でたくさんの八百万の神様と暮らして大人になった者です。
再婚した夫は無神論者の両親のもとに育って、我が子、親戚があいついでなくなり、供養の仕方で何回も衝突してきました。
義母はやり方も知らないから任せて頂いてますが、寂しいです。
それでも素直な夫はそれまで縁のなかった神事、仏事に参加しこなしているように見えます。義母は参加もお供えもありません。
信じていないのでしょうがないです。
そんなやるせなさを自分で消化できない私がいます。
自分は神様を頭の中でいいように作ってしまっているのです。
そんな愚かさを気づいた次第です。次回の東京勉強会に参加したいです。
だましい、ここに来て磨きたいです。
いつか娘に会えるなら、娘から尊敬されたいですもの。

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