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佐世保同級生殺害事件におもうこと。

佐世保同級生殺害事件におもうこと。今日もニュースでは佐世保同級生殺害事件についての報道を幾たびと観る。日を追うごとに加害者の女の子の家の状態や状況、過去の事件について。また親子関係について。もうなんて言うのか、うんざりしている自分とどうしても目が離せない自分がいます・・・・・・・・被害者の親御さんのコメントで心が痛い。

過去30年、もっとさかのぼって50年、原爆が落とされて69年・・・・・・その間にさまざまな事件や、いまだ表に出ない猟奇的な事件・自分の知らない事件もたくさんあるとは思います。



でもたったこれだけの間で、人間ってここまで変わっていくのだろうか?

・・・・・いや、もしかして根本は”変われなかった・変わっていけなかった”ことが正解かもしれない。

いろんなものや情報だけが先に進みすぎて、結局取り残されたのは自分たちの 「人間性」。子供が子供を育て、その子供がまた子供を育てるという悪循環。

あらゆる危険や事件から身を守るために、小学生にまで携帯電話やらGPSの装置やら、紐をひけば親の携帯に連絡がいくシステムやら、今の車はブレーキを踏まなくても自動でとまる車も多いそうですね・・・・・・お金があれば開発もできるし、こちらもお金があれば多少の安全をそのお金で買うことができる。表面をさらりとなで、付け焼刃的な解決策に走り過ぎて、大切ななにかを見失っている気がしてます。

会社の売り上げ、存続のためには仕方ないけれども、本当は「自動でとまる車の開発費用」 を各車メーカーが自動車教習所に寄付して、ペダルの踏み間違えやよそ見防止対策費、運転する人のスキルアップ費用にまわした方がよかったのかも知れない。

子供がもつ携帯の開発費より、そのお金を全国にばらまいてもっと地域の人たちが集まって、顔見知りになってそれぞれが他人の子供まで守れるシステムやら、、、、、まぁここまでいったら昔の村社会に戻るんですけどね。。。。。


画面越しにみるさまざまな猟奇的・怪奇的なニュースは、人の起こす事件だけではなく東北の大震災の時もそうでしたが、どうしても同じ空気を吸ってる日本で起こっているようなニュースにみえなくてですね・・・・・・・

天災は避けられないところもございますが(原発はあきらかに人災でしたが)、眉をひそめてしまう事件や事故なんかは実は”紙一重”だと思うんです。それは、いつ自分に、自分の家族や知り合いにふりかかってくる”紙一重”ではなくてですね、、、、、その事件や事故に行き着くまでには”紙一重”でそちらに向かっていく要素がたくさんある。

その ”紙一重” があまりにも ”紙一重” すぎて間違いの”積み重ね”に気づかず、結果として 「はい、これがそうなんです」 とまとめてある日、目の前にだされてくるような感覚。


ニュースを観てると、それがなるべくしてなった 『原因』 と、これからどうしたら良いのかのもっともらしい 『対策』 ぐらいはコメンテーターがくっちゃべって、それを聞いて(聞いただけで)勝手に少しは安心していたり、それで納得しようとしていたりする自分もいたりしますけど・・・・・・・そして「次からはこうしよう」「自分の場合はこうしよう」 と考えるだけではなく、きちんと根本的な見直しから実行されている方々も現実には多いとは思います。でも、結果的に歳月とともにどんどんとおかしな方向へ加速していってるという事は、、、、、その 『対策』 が 『問題の核心や本質』 をついてないって証拠なんでしょうね。もしくは、安心したり納得してるだけで何も変わっていない自分たちがいるかどうか。本質をとらえ、なにかを変えたいと努力している人の数より、それ以外の人の方が多い・・・・・・・・ということなんでしょう。

『”最良”の敵は”良い”である』 の言葉の通り、普段の自分たちの生活の中で、その時の選択はそれで良かれという、その時の考えや判断が間違っていることは多々あります。それが正しいか、間違っていたかなんて結果でしかわかりませんし、その時はその人の善意でやったことでも振り返ればマイナスだったこともあるし、どうしてもぬぐいきれないトラウマや固定観念は誰だってあると思います。

ほんとうは自分一人、または家族では出来ないことも周りの協力や助言でできたりすることもたくさんある。身近な人から言われて腹が立つことも、少し距離がある人から言われると立ち止まって考えたりすることも日々、ありますもんね(汗)


日本には「おもてなし」「武士道」「自然崇拝」「繊細な美意識」「共同体」、他の文化ではみられないたくさんの良いところはございますが、それも過去のご先祖様たちの 「行為(実際に行った結果)」 で看板あげて、その看板を指さして自己満足に使っている人間が多いですもんね。(コメンテーターの意見に納得だけしたり、安心だけしたりしている自分も似たようなものです・・・・)


日本人のおもしろい思想の一つに「自然崇拝(海や川や火そのものを神様として、または宿る依代として扱う)」がありまして、『自然=神様』 という図式が成り立っておりますが、、、、、、、

これも不思議なことに、「どの神社に参拝すれば良いのですか?」「どんな祈りが神様は喜ばれます?」 との質問はよくいただきますが、その割には誰に褒められなくても黙って一日の中で残された自然を大切にしようとはしなかったり、神社にいってもゴミ一つ拾って帰ろうとはしない。

いえ、神社はまだ良い方ですよ。村の人の善意で保たれている粗末だけど清浄に保たれている神社は多いです。十年以上前に比べて間違いなく、確実に多くなってきました。

でもこれが、特別でもなんでもない一生の中のたった一日の中で、、、、、となれば途端にむずかしくなる。。。。。


みんな本当はわかっているんですよね。

どんな猟奇的な事件や事故も、反省は大切だしあとから考えれば理由なんていくらでも出てくるし、その後の一番良い本質をついた対策の仕方までも。

でもね、すべては”紙一重”、そしてそれの”積み重ね”だと思うんです。

自分の人生も、家族の人生も、社会も次の時代も。

人類は、(これでも?)繁栄の方向へ向かっているのでしょうから・・・・・・走りだした環境は止められません。今更クーラーもパソコンも携帯もとりあげることはできません。

それでも外国の人が驚くぐらい、今の日本でも独特な感性と視点や習慣は、他国がうらやむぐらいの 「日本らしさ」 を守ってきた稀有な国です。

神様のお仕事は、さすがに神様だけあって全力で最新の注意を払い、必死にその役割をはたしてくれております。もう何千年も積み重ねてこられたと思いますし、今でも自分たちのために存在してくれて、働いてくださっております。


「神様は今の日本をみてどう思われているんですか?」

なんて無責任な質問はやめてください・・・・・・・・

自分たちが必死に守ろうとしているものが紙一重でずれていく様をみて、そして嘆いている様をみて悲しんでいない神様なんていらっしゃらないでしょう?

命をかけて子供の成長を見守り、その子が思った以上にアホで情報だけは豊かで自分の身を守るためだけの理屈の塊、頭でわかっていて行動もできずに歳はくっても大人になりきれず社会人になれず、、、、、それをみて他人から 「今のあなたのお子さんをみて、あなたはどう思われているんですか?」 なんて聞かれてみてください・・・・・・・・辛いってもんじゃないと思いますよ。さらに聞いてる側も、そう自分の子供とは変わらないレベルの人間性だったら・・・・・・・・ね?怒りようもない(苦笑)

「結果がでないとわからない」

とは、

「その時点での正解はない」


と言い換えても良いと思います。だから自信がないのは皆、当たり前の話。今、自信がないのに無理して自信をもとうなんて、どれだけ無駄な時間を過ごしていることか。

どうせ自信がないのなら、(もしも本当にあなたがアホで自信がない人間だと自覚できるのであれば)せめて、『紙一重』 と 『積み重ね』 だけは忘れずに生きていきましょうね。

自信がなくて結構です。どんな事件も事故も結果としては受け止めるしかない。

ただ一つ間違いないことは、今の自分たちが今の自分の「人生」や、それが共同体となった「社会や時代」を作っていけるということ。

10年後の自分たちの人生そのものや、それの集合体である社会をみて、神様やご先祖様に少しでも 「その時はよくわからんかったが、がんばってきて良かった」 と感じてもらえたら嬉しいですね。その時は、こんな自分のちっぽけな紆余曲折の人生でも少しぐらいは何かの役に立てたのか、生きがいになった、何かを残せたのかなぁ~と自己満足できます。死んだ後でもいいんですけどね、出来たら生きている間に少しでも実感してみたい(笑)

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コメント:6

14-08-08 (金) 11:44

今朝、保育園に送っていき、園舎に入っていく息子をみて、「この子はこれから、集団の中でどうやって生きて、どうやって成長していくんだろう、この子の成長の為に私は何ができるんだろう」と考えていたことに、村雲さんが言わんとしていることがなんとなく答えになっているのかな、と思いました。
生まれた時は、この世にいながら未だ神様からの預かり物といった感じだったわが子だったのですが、今年で3歳になる現在はもうどっぷり人間界に足をぶちこんで生きています。ずるさもしたたかさも彼なりに身に着けて、最近は「まぁーよくここまで成長しましたねぇ」とため息をつくことも多くなり・・・これからも色々とよからぬ感情を知りながら大きくなっていくのだなぁと思っています。
子育ては目の前にフィルターをかけながら迷路を歩いていくようなものです。目先の事に囚われすぎて、視野を広く保つことが難しい。
長崎の事件の加害者の親もきっと、何かを掛け違えたままここまで子と共にきてしまったのでしょう。「正解はない」という村雲さんの言葉は優しく背中を押してくれるようでいて、強い戒めにもなる、と思います。

こんな私も秋には二人目を産みます。初期のころに一度ここで泣き言を呟きましたが、あと1週間でもう妊娠後期・・・不安もありますが、村雲家の幸せに私も続きますよ!!

ぽむぽむ5 14-08-08 (金) 21:23

初めてコメントさせていただきます。行動を起こす事とふみとどまる事って、ほんのわずかの差だと思うんです。加害者の子の周りが、何もしていなかったとは思いません。でも、せめてあと1日、何かしらのブレーキがかかっていたら、違う方向に進んだかもしれないのに、と思わずにはいられません。昨今、加害者側が、周りが何もしてくれなかったとか、世の中が悪いからだとか言うのを耳にしますが、そうは思いません。良いことも悪いことも、ひきつけているのは自分なんだって、以前おっしゃっていましたよね、村雲さん?

管理人 14-08-09 (土) 2:09

鵙さん
こんばんは鵙さん、コメントありがとうございます。3歳でどっぷり(笑)そうですね、生まれて次の瞬間からはすでにどっぷりかも知れません。親とは切っても切れませんからね、そういう意味でも。がんばりましょうね、未来の為に。誰がみてなくても、きっと人が見ないものを見てくれるのが神様のお仕事の一つだと思います!

ぽむぽむ5さん
はじめましてぽむぽむ5さん、コメントありがとうございます。「違う方向に進んだかもしれないのに・・・・」本当にそうですね。「良いことも悪いことも、ひきつけているのは自分なんだ」、これは今でも考えは変わりませんよ。裏をかえせば、起こした行為には結果があって、責任があるということ。・・・・ただし、この理屈をまだ社会に出る前の子供にも適応するのは可愛そうだと思います。幼い頃にご両親が離婚された子供もたくさんいますが、結局は大人の事情ですもんね。

いもこ 14-08-09 (土) 16:51

昨今、ハイテクのおかげで大変便利になりそれが当たり前で、生活の中で面倒は避けたいと思う様になっていく現代人なのでしょうか。。。大事なことを見失いかねませんよね。
自分もその傾向が少なからずあります。

素朴の中でも幸福感を見つけたいですね。そしてなるべく思いやりも持ちその心根を大切にしたいです。
そして頭で考えるより、心で感じて行きたいですね。
日々の何事にも大事に取り組んでいきたいですが、なるべく楽な方より面倒な方にチャレンジする事を子供達に教えて行きたいです。

管理人 14-08-09 (土) 22:57

いもこさん
「素朴の中でも幸福感を見つけたいですね。そしてなるべく思いやりも持ちその心根を大切にしたいです。」 今は昔と違って、情報があるから他人と妙にくらべたり、隣の芝をみている間にウチの芝が枯れちゃったりとややこしい毎日ですよね。”心にあと一つの余裕” これだけでずいぶんと違う生き方ができそうな気がしております!

たご 14-08-12 (火) 2:03

佐世保在住ですが…

割りと近くで事件があったのに
残忍過ぎて、遠い処で起こった事件の感覚です。


加害者は、赤ちゃんの頃から凶暴だったとは思いません。

両親が、社会のル-ルや道徳的なことを少しずつ教える機会はあったと思う。

恥をかいても、恥ずかしくても親の姿をみせたらいい。
子供は、大切なメッセージを受けとるでしょう。
隠せば隠すほど…子供の学ぶ機会を逃すような。。。

お父さんも、奥さんが亡くなって半年で
若い女の人と出来ちゃった婚なんて
どうかなんでしょう!?

加害者の籍を抜いて、お婆ちゃんの籍に入れるお父さんの考えも理解に苦しみます。

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