嫁と姑問題（同居or別居？）

嫁と姑問題（同居or別居？）について。嫁と姑問題について、先日の日記（女性の役割（女とは？））でのコメントで、「姑とうまくやっていけそうか？」と書いてあったんですが・・・・・・それ、実は女性の役割の前に男性の役割がございますので、ちょっと記事にさせて欲しいなぁ～と。で、さっそく嫁と姑について書こうと思ったんですが、調べたらかなり昔にすでに書いていた事を思い出し・・・・（「嫁と姑の問題について」）今回は、大きくくくって嫁と姑問題にはなると思いますが、その前に 『なぜ、女性の役割の前に男性の役割があるのか？』 についてもうちっと詳しく。



嫁と姑問題。これも恋愛ごとと並んで常にコンスタントに頂く相談内容です。

「うちの嫁はさっぱり言うことを聞かない」
「どうも嫁のお金の使いすぎで、ダメな嫁をもらってしまった・・・・」
「ウチの親戚の集まりに、きまって嫁は用事が入るんですよ。」
「孫の教育、ホントこのまま任せていいのかしら」

・・・・・・・これは姑さんからよく頂く相談ごと。

まーやっぱり、亀の甲より年の功、数々の戦いを戦をくぐり抜けてきて今なお、前に進もうとされている歴戦の戦士には入隊したての新兵へアドバイスの一つや二つ、言いたくなるのは分かります（笑）愛なんですよね、愛。『少しでも自分の経験が、若い人たちに自分で役に立つことがあれば、、、、』 と考えてくれてますよね～そして、その分「余計な口を出して嫌われたくない」「息子（娘）夫婦にうまくいって欲しい・・・」と考えてくれてて ”我慢” もしてくれている。

また反対にお嫁さんからは、

「ウチの姑さんは、ほんといつも愚痴ばっかり！」
「別の兄弟に頼ればいいのに、なぜかウチにばかり頼ってくる。」
「都合が良いときだけ、都合がいいことを言う」
「必死になって貯金しているのに、自分は当たり前のようにウチのお金まで使う」

・・・・・・・こんな感じの相談が多いです。

これもお嫁さんの気持ちもわかります（笑）どんな姑でも、立場はやっぱり上になる人。そして、下手をすればいずれその方のシモの面倒までみなくちゃいけないかも知れない、、、、、と考えると、嫌になってきますよね・・・・・・根本的には赤の他人ですから。でも、内心は”立場はあっちが上”ってのはわかってる分だけ、粗末にはしたくないし仲良くもしたい。なによりも恨まれながら相手にあの世に行かれるのはまっぴらゴメンです。やっぱりこれも”我慢”はある。


この二つの”問題”が起こる原因・要素はどこにあると思います？？

・・・・・そう、やっぱり「男」が悪いんです。まぁ「良い・悪い」は抜きにして、解決できる策は双方に影響力がある、「息子であり、旦那である」 人間の考え方や心構えが一番、肝心です。

今どきのお姑さん達は、男が思っている以上に自分の息子（や娘）の家のことを内心、一番に考えてまた「出来ることなら迷惑をかけたくない」と老後に対して強い覚悟と決心をもっていらっしゃる方も多いですよね～。また、今どきの嫁さんも同様、男が想像している以上の覚悟と、将来に対してのプレッシャーを感じております。・・・・・・それが、


「頼むよ、母さんと仲良くやってくれよ・・・・」
「お前は嫁としての責任がうんたら、かんたら」
「いや～ありがとね、ありがたいよホントにぃ～感謝してるよぉ～」

・・・・・なんてぐらいの言葉で解決する問題だと思います？？いや～無理ですよ、無理。言葉だけで、穴に落ちるって分かってるのに目をつぶってもらったり、言葉だけで他人（両親）の面倒までみてもらうのは都合がよすぎます。

ただ、当たり前に生活してて、昼は働いて夜はテレビでもみて、それで嫁と姑が日ごろから良い関係を築けているのなら・・・・・・・それは、”奇跡”と思った方がいいです（笑）よほど、お二人（嫁と姑）の人間スキルが長けているか、見えないところで双方の努力があってからこそ。お母さんと奥さんにより深い感謝をもった方がいいです（そうでなくとも、男は家の中の人間関係にうとかったりする（汗）いや、外のことで頭をいっぱいにしすぎて、そうなっているのかも・・・・・・無理もありませんが、あたまっから 「長男の嫁は姑の面倒をみて当たり前」と考えている男にはその発想は悲しいぐらいにありません・・・・・・・・。


男が失敗しやすい問題に、「嫁より母を大切にする」傾向があります。

これは、「決して母親をないがしろにしろ」といっている訳じゃないので注意してくださいね～・・・・・・いえ、むしろ母を信じて母を大切に思っているからこそ、こういう決断を必要とされる時が多々、ございます。


「（「嫁と姑の問題について」」にも書かせていただいたのですが、「嫁はね、今からの家庭を築いていく上で大切な人なんだよ、、、親はその肥やしにならなければいけない。」・・・・・・・これは７０年以上人生経験のあるウチの師匠の言葉の受け売りですが、次の代である自分たちもこの優先順位をきちんと付けておくこと。

それを、「自分の家庭」＝「自分の両親」までかなり強引にひっぱり込んで考えていらっしゃる方が多いです。

自分も長男なので、両親は守らなくちゃいけない立場ですが 「守る」 とは単に”大切にする”だけでは無理です。

ウチの両親もこのブログを時々読んでいるらしいので、こんなことを書いちゃうとぶっ倒れるかも知れませんが（・・・・・特に母親が（笑））少なくもと自分は、男の役割である「家庭を守る」ということの中には、具体的にはここの部分が含まれていると考えております・・・・・・・・・だって、家庭が崩壊したら一番悲しむのは旦那と妻にとっては「子共」、また父母にとっては「孫」である立場の人間ですからね・・・・・・・これで、嫁と姑の仲が悪くなって一族が険悪なムードになったり、最悪の場合は離婚にまでなったりすれば本末転倒ですから（孫には”年寄りをいたわる”ということを学習させる機会もなくなります）

最悪の場合は・・・・・申し訳ないのですが、「母親」に帳尻をあわせてもらわないと事が収まりませんし、女性（母親）とは本来その”強さ”をもっております。

あくまでも最悪の場合ですが、お姑さんは 『息子や孫への愛』 をその時の我慢の覚悟に変えてもらった方がありがたいです・・・・・・・・その覚悟をみた時に、またこれも息子としての立場の自分が、「あぁ、ごめんねお母さん・・・・・」と裏では余計にやさしくなったりもしますし・・・・・・それはこっそりと表面にあわられます（あらわれなかったら、育て方が悪かったと諦めてください（笑））そして、嫁さんが姑さんに我慢させればさせるほど、その嫁さんもいずれ苦労をする結果になるし、反対に嫁が姑にやさしくしてくれると男は外に対しての力に集中できる。やっぱり人間関係は、なるべくしてなっている気がします。

それを単に、「双方の女性」のせいだけで片付けるには無理があります。

どちらにも影響力があって、影響を与えきれなかった『男の責任』、息子であり旦那である男が調節するしかない、、、、、、、ちょっとハードルは高いですが、その努力で上手くいってる家庭も多々あります。

「仕事だけでも手いっぱいなのに、余計な問題を起こすなよ！」と逆切れする男に限って・・・・・・・・必要のない悩みです。安心してください、あなたはたいした仕事はできない男の可能性が高い（苦笑）仕事のできる男は家庭（一族間の関係）も上手くやれてます。


人の相談にのらせて頂く仕事をして嫌というほど分かるのは、女性の「愛の深さ」、そして裏返った時の「業の深さ」の部分です。

ここだけはどうしても男の脳みそでは割り切れない、「女性の愛の深さ」・・・・・それは時として「業」となってあらわれる。結局は、「愛（＝業）」が出るタイミングとバランスの問題でしょう。

かたや、『家庭を守りたい』　と思う愛情。

かたや、『家庭を育ててやりたい』 と思う愛情。

嫁と姑問題とは、その二つの愛情が行きすぎた時に、裏返って業となって表に出てくる問題が多くその分、解決の仕様がない・・・・・・だから自分は、「同居反対派」です。姑さんは、家を本当に良くしたいと願いいろいろ智恵をだし先見の目をもっていつも心配してくれているわけだし、嫁は家庭を守りつつどうにかして一族仲良くしたいと願う。

それ以外の問題の場合、嫁も姑も ”自分自身” を守ろうとして、どちらも「家のため」という言葉を使うケースが多いのですが、実はそっちの方が割と早く問題が解決がしたりします（汗）”最良の敵”は”良い”なのです。


いつも通り長い記事になっちゃいましたが・・・・・・・まぁ早い話が、お姑様に対しては 「先の先をみて、いよいよの時は ”我慢” でお願いします」、お嫁様に対しては 「順番通りいけばあっちが先に逝くから、先に逝く人を悲しませちゃダメよ？」 ってことです。あとは今までの経験上、

○ なにがあっても、相手の親族の悪口はいわないこと（一生、心には残ります）
○ 負けるが”勝ち”で目先の勝ちを捨てること
○ 今の自分を守っているのか、「家族」の未来を守っているのか先の先を考えること
○ とにかくいざという時、お金で解決できる問題は多いので男は稼ぐこと

これぐらいかなぁ～嫁さんや旦那さんが、双方の両親を軽蔑したり気まずさで縁遠くなった家庭で育った子供たちは年上を敬う機会をその分、失っていると考えておいてください。お嫁さんもお姑さんも、もちろん旦那さんも、何のために我慢して何のために努力しているのかと言うと・・・・・・・やっぱり、先の先の先にあるもののためです。

あくまでも 「ケースバイケース」 ですから、参考にしていただいて明るい良い関係の家族と一族の関係を築いてください（笑）あとはいつも、この問題について自分は神様にお任せしております（苦笑）だってもう、愛情対愛情の問題ですからね～


これ読んだ後、母親から泣きながら電話がないことを祈りつつ・・・・・・・・まぁそれでも息子としては日々、やれることはやっているはず（？）なのでそれで壊れる信頼関係ではないと思ってますが・・・・・・・・




・・・・・・・・・・・って、軽く保険をつくっとこ（爆）

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