みぞれ酒と千利休。

みぞれ酒と千の利休。早速ですがみなさん、”みぞれ酒” ってご存知ですか？管理人は最近、ある酒豪から「お前、みぞれ酒って知ってる？」 って得意げに聞かれたんですがみぞれ酒とは簡単にいえば日本酒のシャーベット。そして実は、そこまでお酒に強くない管理人・・・・しかし、ある方の影響で日本酒はそこそこ飲めるようにはなったんですが、その時の習慣なのか神棚がないとたくさん飲めないといういわく付きの飲み方です（汗）

では一体、この「みぞれ酒」とはなんぞや？作り方がネットに転がっていたので簡単に説明いたします！

○まずは日本酒（純米酒がベスト）を振動をあたえずにマイナス7℃～15℃（強めの冷凍庫）でゆっくりと静かに冷やす
※冷やすだけです。ゆっくり時間をかけて冷やすと凍りません（5～7時間が目安）

○凍ってないそのままの状態で、ガラスの器に注ぐだけ

・・・・ね、簡単でしょ？？これで過冷却されたお酒は凍ることなく液体のまま。グラスに注ぐ時の振動で結晶として固まりはじめる。これがグラスの中でシャーベット状態になる秘密です！これにカボスを2～3滴たらしてもよし、そのままお酒の風味を味わいながらキンキンに冷えた日本酒を味わうのもよし・・・・・・ってか、これ完全に夏のお薦めでしたね（笑）

話は変わりまして、日本酒もいいんですがこっちも味わってください。

『千利休の言葉』
守りつくして、破るとも、離るるとても、本(もと)を忘れるな。
その道の基本をまずは徹底的に学び、次に自分なりの色を出してみる。最後に、自分だけの世界を作り上げていく。ただし、一番最初の基本を忘れてはいけない。

最近はこの言葉をしっかりとかみ締めて味わっております。

具体的にいえば、今の自分の職業である「人を視るということ」＝「筆書き」ですね。このブログそのものも、そうです。気が抜ければ 『初めてのつぶやき』 を忘れてたんたんと徒然日記になってしまう・・・・・・っていうか今日とか自分の興味のわいた、季節はずれのお薦めですしっ！（爆）

気づけば遠くへ来たもんだ・・・・・・・と感じつつも、再度、昔から師匠にいただいたアドバイスや筆書きを読み直し、再度今の自分を改めてみる。「”筆” は変わったなぁ～（成長したなぁ～）」と思う反面、やっぱり基本を忘れてる、、、、、、この場合は、筆を下ろす時の心のあり方なので言葉にするのは難しいんですけどね。

「神棚作り」　にしてもそう。思いつきで作り始めたものの、やっぱりどんなに小さくても神様にお降りいただく、鎮座して頂く”場所”。なので、適当には作れませんし、できれば素材にもこだわりたい。また何よりも清浄感を大切にしたい。喜んでお降りいただける場所にしたい。

「自分はまだここの場所か・・・・・」 と時々、ため息つきたくなっちゃいますが、それでも修理固成を忘れず自分らしく焦らず日々をすごします！皆さんもあれですよ、「あれ？進んでないよね・・・？」って自分自身が感じたら、利休さんのえら～い言葉を思い出して、「いつまでも基本を忘れない自分って、なんて素敵なんだ。利休なんてシラネ。」と胸を張ってくださいね！！

・・・・・って勢いで利休さんの尊い言葉も最後はネタにしちゃいましたが、開き直りひとつで人生が変わるのなら安いもんですね、はい。

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