- 2013-03-21 (木) 1:37
- 神様
長いことお付き合い下さいました皆様、ありがとうございました!ようやく、「泥の人形(神様物語)」が終わりです。この物語はいつか書きたかった話ですが、出張の最中に 「”神様物語”の続きをよろしく~!」「もっと魔界について知りたいです!」 との声を頂き、出張後の後片付けの中、勉強会の募集も忘れて書き始めてしまいました(これ書き出すと長いから他の記事がぶっ飛んじゃうんですよね・・・・・・)
半分は創作、半分はもう数年前に行った 『魔界の神祭』 という、世にも奇妙な祭りをやらせて貰った時の経験を思い出しながら書かせてもらった話です。
丁度その頃は、師匠と自分、弟弟子と尊敬する人の4人で、「あり得ない祭り」 を行った経緯があります。まぁ自分たちのグループは ”何でもあり” が売りのひとつなんですが(笑)その中でも特に記憶に残っている魔界の祭り。・・・・・・たぶん、神様に一応はお仕えさせて頂いている身としては魔界の女王のために行う祭りなんて、、、、、おそらく知っている限りではこの世にこのグループだけなんじゃないかと、今では懐かしい思い出です。
その時に、最後は豊玉姫様の力を借りて・・・・・・いや、あの方だけが持っている特別な玉石 『潮満玉(シオミツタマ)潮乾玉(シオフルタマ)』 を宮崎まで行って祈り、その力のお蔭で何とか無事に終わらせることができました。最後は女王を金銀財宝がつまった筒の中に閉じ込めちゃったんですけどね・・・・・・・
その時のことを思い出し、途中から豊玉姫様を登場させてみました。
おそらくあの玉石「潮満玉・潮乾玉」とは、その名の通りに解釈すれば海の満ち引きを自在に操る玉、、、、、と解釈できますが、自分の勝手な想像だと 「目に視えない世界のものを自在に押したり、引いたりできる玉」 という解釈が近いです。(それが古事記の物語上、そういう名と特性が付いたのかなぁ~と)
海とは母なるもの。すべての生あるものの根源。神々様はよく海を、『愛』や『情』にたとえられます。
そう考えると、海をあやつる=愛や情を司る。という筋も納得ができます。豊玉姫様の涙が情だというのもあながち間違えじゃないかも知れません。
そして、これも本当に昔の話ですが、『人間の心には誰しも海がある』と神様に教えて貰ったことがあります。それは人から好かれて生きる人間にも、殺人を犯した人間にもおそらく海はあるのでしょう。そして豊玉姫様はみんなの心の中にかならずいらっしゃって、 ”本人の意思” により、その二つの玉を使い分けているのかも知れませんね。心の情を満たして外に流すのも、干乾びさせるのも本人の意思ひとつなのです。
・・・・・・・・おぉ、なんか珍しく良い感じでまとめてしまった!(笑)
ちなみに24日(日)の福岡勉強会も告知が遅れたせいか、ここだけの話し部屋の広さに比べ珍しくスカスカです!(爆)もうあまり日にちは残っておりませんが、ギリギリまで待ちますので参加ご希望の方は以下のリンクよりお願いいたします~
福岡勉強会参加希望⇒ 福岡勉強会
まぁ言い訳をさせて貰うと、満席にしたい訳じゃないんですが座ってる席より余ってる席が多いとな~んか喋り甲斐がないというか、ちょっと寂しいというか・・・・・そんでそれに懲りて狭い部屋をとっちゃうと今度は席が足りずに、それでも当日せっかく飛び入りで来てくれた方々まで入れちゃうもんだから、後からばっちり会場の方から「消防法に違反しますっ!!」と叱られます(苦笑)・・・・・まぁ 「どうすりゃいいんだよ、まったくっ!!」ってことで。
・・・・・・最後は完全に愚痴になっちゃいましたが、皆さん心だけは枯らさないように。
みんな、その心には海があって、自分も時々忘れちゃいますが二つの玉は ”自分たちが握っている” 事を忘れずにね。男だけが持ってる玉じゃないですよ(笑)それでは、おやすみなさい~!
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コメント:4
- ブーシュカ 13-03-21 (木) 2:22
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こちらに書き込みたかったコメントを、一つ前の記事に書き込んでしまいました。
深夜で、脳がお休みモードのようです。失礼しました。 - 緑の風 13-03-21 (木) 8:00
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おはようございます!
村雲さん…
すみません
勉強会は23日(日)と書いてありますが… 勉強会は 23日かな?24日かな?
23日なら参加したいんですけどねぇ~(笑) - 亜紀 13-03-21 (木) 8:48
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おはようございます! “泥の人形”考えさせられるお話ですね。
心を枯らさず、自分自身の海・他者の海に気づける様に生りたいです。
ありがとうございました! - アビオニクス 13-03-21 (木) 23:26
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すごいお話だったです。
ところで
本筋からそれてしまうんですが……ふと、「千と千尋の神隠し」というジブリ映画を思い出しました。
魔界の住人、泥の人形=カオナシ
千=豊玉姫様(の片鱗を心得た)
みたいに感じました。
やっぱ魔界の方々ってカオナシみたいな感じなんですかね^^;。口から、得体のしれないドロを吐いたり、人を飲み込んで行ったり、「モットヨコセ~」「千ハドコダ~、千ヲ出セ」とか……。
とにかく、心に、豊玉姫さまのような美しく慈悲深い神様がいることを感じつつ、自分の海(情)を満たしたいと思いました!
とても考えさせられるお話、ありがとうございます!
あと、もう一度、「千と千尋の神隠し」が見たくなりました(笑)