神様は乗り越えられない壁も与える。

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今日は、「神様は乗り越えられない壁も与える。」ということについて。

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自分達は、どうしても足りない部分を補いたがってしまう。

「”育て”て道が開く」にも書かせて貰ったんですが、足りないものを必死で補う人生はあんまり楽しくないでしょ、個人的な感想を言えば（汗）『足りないもの』を実感する時ってのは、たいてい「越えられない壁」がある時が多い・・・・でも、足りない部分を補えばその壁が乗り越えられる！とはあまり考えない方が賢明です。

『壁は乗り越える”だけ”の為にある訳じゃない』

自分の嫌いな言葉で、どこの言葉かは知りませんが「神様は乗り越えられない壁は与えない」という言葉があります。これは苦手ですね・・・・・それで乗り越えられるのなら、わざわざ自分達があがらいがたい ”神様” って言葉を出さなければいいのに・・・・・・それだったら、「よっしゃ、一丁やってみるか！」で乗り越えられますって（汗）

泣きながら、必死になって壁を越えることの辛さ、、、、いやですよ、そんな強制的な無理やり的な越え方は。それよりも、無理だと思ったことがスルスルと上手くいく・タイミングよくコロコロ転がる・・・・・そんな経験の方が多くありません？？

以前、どこかの記事に書いた内容ですが、金メダルとった人は「絶対獲りたい！！」って練習をした人より、「表彰台の一番高い所に立っている姿」を想像して練習した人の方が圧倒的に多い。

また、越えられない壁を用意して「君なら出来る！見守っているから頑張れ！」と応援したチームと、「期待はしてないけど、見守って上げるから」と言われたチームと、「乗り越えたら教えてね～」と一人で挑戦させたチームと３つに別けてやらせたら、一人でやらせたチームの方が圧倒的にクリアした人数が多かったという統計が出ておりまして・・・・・・・

そんな、『君なら出来る！越えられない壁は神様は与えないから！ここで見守って応援してるからっ！』って言われたら、正直自分だったら失敗を繰り返すのが怖くて、その時点で心が折れております（笑）

ある日、ウチの師匠が無理難題を言いだしましてね・・・・・・

たしか２・３年前の話だとは思うんですが、「今日呼んだのは、お前さんの見合い相手を見つける為だ。」・・・・と、いきなりこうきた訳です。

「え？？マ、マジですか？？・・・で、相手の方は今どこに・・・・・・・・」

「いや違う。”お見合い”を今日するんじゃなくて、”見合いしてくれる人” を”紹介してくれる人” を、今から捜すんだ。」

「えぇ～～～～そこから～～～～！！」

（普通はさ、見合い相手がいて初めてこんな話になるんじゃないの？？・・・・いや、そんなことより余計なお世話やしっ！）・・・・と内心思いながら、それでも言いだしたら聞かないので一番、”紹介してくれそうな人” に来て貰ってこの話をした。そりゃ～いきなり呼び出されて言われた人も可哀想だったし、（なんでここで自分がこんな目に・・・・・）と自分も何だか腑に落ちなく、意味不明に申し訳なく思ってまして・・・・・・案の定、相手の方は「急に言われても責任が取れませんし、村雲さんのご都合もあるでしょう。」とあえなく撃沈・・・・・・すると、しばらく（と言っても断られた後の２～３秒）考えたかと思ったら、

「分かりました。・・・・・・・・・よし、諦めよう。！」

「えええぇ～～～～～～？！」

「おじさんは思いつくのも急だが、諦めるのも早いんだ。」って普通に煙草ふかしながらおっしゃってました・・・・・なんかもうですね、怒りを通り越して呆れも通り越して・・・・・・・・・・笑うしかないってやつでして（爆）

でも、あのさっぱり感と申しますか（潔さ？）と言いますか・・・・

なんか自分も好きでしたけどね。あれだけ見事に、いとも簡単に前言を撤回されると、かえって清々しい様な気がして・・・・・いや、これはやっぱり贔屓目ですかね（爆）内心、ビクビクしながらでも、ちょっぴり期待もして、でも「諦める」ってはっきり言われた日には・・・・・・もう苦笑いってか、爆笑するしかなかった記憶が（笑）

でももう長い付き合いだし、自分は直感とでも申しますか・・・・・ひとつ気づいた事があります。「この人は一度言った事をそう簡単には撤回しない。多分、”やり方”を諦めただけなんだ。」と。もう１３年近くお付き合いさせて貰ってますからね～なんとな～く、そんな気がしてます。おそらく師匠は自分を結婚させる為の 『やり方』 を変えたんじゃないかと。お見合いに抵抗がある訳でもなく、あまり人様に迷惑はかけたくないので、自分は自分で見つけますけどね（笑）

めちゃくちゃ柔軟なんですよね、多分。

昔はこう教わりました。「いいか、壁があったら無理して乗り越えるだけではなく、あちらの場所に行き着く方法は幾らでもある。横道があればそれでいいし、もしかしたら壁に小さな扉がついてるかも知れない。あまりにも壁が高かったら、地面に穴を掘って向こう側に出ればいい。人様に知恵を借りればいい。それも立派な努力だし、ようは向こうに行きつけばいいんだ。」と。この言葉で随分と助かりました・・・・・・精神的にも、現実的にも。

完璧な善人になると、この考えが許されなかったりするんでしょうね・・・・・

「人様にさえ迷惑を掛けなければいいんだ。」

・・・・・って言われてましたが、ぶっちゃけお見合いの話の時は自分はさておき、他の人に迷惑を掛けまくりでした（苦笑）

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・・・・・・あ。明日から頑張ってきます！！なるべく人様に迷惑を掛けないように（笑）

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