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魔法の杖を持った神の話⑧

つづき。

(わしはの。時々、あの家に降りて様子をみてきた。・・・・・もうずっと前からの。お前さんが幼き頃から、お前さんが生まれる前から。お前さんの父様母様のことだってよう見てきておる。)

遠くから聞こえる老人の声は続きました。

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(お前さんが生まれる時、両親がいかに喜んだか。どの様に乳を飲ませるのかこっそり勉強し、そうそう・・・・・お前さんは生まれつき体が弱くての。お前さんの両親は、お前さんが熱を出す度に医者をかけずり周り、口移しで薬を飲ませ、医者代が掛かると言うてはようわしも責められたものじゃよ(笑))

(お前さんが心が大人になりかけになる頃、父様と母様は反対したの。それは、お前さんの日頃の心をみて、心配したんじゃよ。一途で想いが強い反面、頑なで思い込みも激しいお前さんの、その心をの。己らの食うものを削って飯を食わせ、己らの服を買う代わりにお前さんの着る服代にして、バカにされて欲しくないと寺小屋に行かせたのもこの二人が汗水流して働いたお金じゃの。今、こうして文句を言うておるのも、もしかしたらどこかに期待しておるのやも知れん。)

(お前さんももう、一人前の大人になって・・・・・いや、心はそうではないが。一人前に口を聞き、一人前に反抗し、なにもそれが悪い事ではない。大人になる時に皆、通る道じゃよ。そして親も人間であれば、悪いところもたくさんあろう。しかしの、己らの身を削り、己らが無しえなかった幸せを味わって貰おうとここまで育てた子がの・・・・その我が子より責められ、我が子からなじられれば、親もやはり人の子・・・・・・お前さんがどう思われるのか、そこにはお前さんの責任もあろう・・・・・・。)

娘は黙って聞いている・・・・・・・・

(・・・・もしかしたら、表面だけすくいとって、表面だけしか己の物差しのみでみておらぬのはお前さん自身やも知れぬぞ。さきほど、”すべてのモノが逃げていく”とかなんとか、申しておったが・・・・・本当に逃げておるのはお前さん自身やも知れぬ・・・・・・お前さん自身の”責任” からの。)

その声は娘の次の一言を待っているかのように、静かに止まりました。

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まだはっきりとは頭の中がまとまっていない娘、、、、それでも自然と口は動きます。

(だったら・・・・だったら、私はどうしたらいいの??)

泣きじゃくり、すべてを投げたしたくなる心を殺して娘は尋ねました。

(ほほほっ・・・・簡単なことじゃよ。はじめに申したであろう、何一つ忘れる必要はない”すべてを抱えて”今からまた歩むのじゃよ。それが人生と申すもの。それが、お前さんの”可能性”に賭けた、それぞれの人間という欲の中でも親という責任を持った者の願い。また今までのお前さんと人生をすれ違う度に何かを与えてくれた皆の願い。良いも悪いも、すべてを丸のまま抱え込んで、それでも歩いていく。歩く中にはひょっとすると、今度はお前さんが人のために働き、消化できる想いもあるやも知れぬ。ふとした瞬間に、荷物が軽くなることもやるやも知れぬ、形を変えての。もしかすると、誰かが一緒に背負うてくれるやも知れぬ・・・・・まぁ、イジけるのが上手な、固執するのが上手なお前さんの荷物を肩代わりしてくれる奇特な者も少なかろうが、ほほほほほ・・・・・・。)

(お前さんを裏切った・裏切られたと感じた男も、己の人生、己で責任をとり生きて行かれようし。家族の責任さえ負えぬ男が、お前さんの人生の責任を少しでも背負う、心からお前さんの孤独が癒せるとはわしは思えぬ。反対に、生まれ育てて貰うた責任さえ感じぬお前さんが相手の男の責任を背負えるとも思えぬ。人生はそれぞれで背負うもの、大切なのは誰も蹴落とすことなくお前さんがまずは幸せになることじゃろう・・・・死ぬ前に、まことによい人生じゃったと悔いのない肉体の世を送ることではないかの?)

深く考え込む娘・・・・・・・・・

(一つ質問があります。それでは人は、自分の事を考え、自分だけが幸せになればそれでいいの・・・・?そんなの、辛くはないの?それで孤独は癒されるの・・・・??)

(そうじゃのぉ・・・・。お前さん達は、神でも仏でもない。協力したければすれば良いし、したくなければそれでも良い。何度も言うが、すべては己の責任によってそれが戻ってくるだけの話じゃよ。そもそも、世の中に”善人”などおりはせぬ。善人じゃと思い込んでおるか、またはそうなりたいかと努力している者ということじゃろう・・・・・しかし、それでも満足するか否かは本人の心一つ。一番良い事は、何事にも固執せず、己が己であり続けること。心を自由に、本来は決まり事など一切必要ない。行動して結果を受け入れ、それ以上に求めるものがあればまた歩く。わしらより見れば、良い人間も悪い人間も、人から好かれている人間も嫌われておる人間も、幸せそうな人間も不幸そうな人間も何ひとつ隔たりがない。あるのは、人がそうみてそう思う他人への評価と・・・・・・・幸も不幸も、本人がどう”感じるか”のみじゃよ。雨の日が好きな人間がおれば、晴れの日が好きな人間もおろう。それもその者の自由・・・・・・少し難しいかの?)

(・・・・はい。解ったようで解らない様な・・・・・・・・)

つづく。

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コメント:12

己亥ママ 12-03-05 (月) 19:42

泣けて、泣けて
もう… 村雲さんって人は…(泣) 素晴らしい(泣) ありゃ~私だけでなくみんな泣いている…
頷きながら泣いてる!

cat puu 12-03-05 (月) 20:38

正に 私そのもの です

あっきん 12-03-05 (月) 20:58

なんか、続きまだ~?って紙芝居のおじさんを楽しみに待ってる子供の気持ちになってしまう。ウチの子、高校の演劇部だからこれを台本に演じて!って言いたくなる位良い話です。

naobon 12-03-05 (月) 22:04

うわああ村雲さん太っ腹!!いっきにUPしてるし(笑) 
ありがとうございます☆ 
なんですか、このお話。・。゚(ノДi゚)。゚。・。ビエェェン 
今から、ここから!!ほんと、今から、ここからですね☆

トモ 12-03-05 (月) 22:11

はじめまして。トモと申します。
気づかされたり考えさせられたりする内容が多く、楽しく時にはこっそり泣きながら拝見しています。

道に迷った時こそ自分の心の神様に気づき、道を間違えないようにしていければと思います。

ここにコメントするようなことではないと思ったのですが、どうしても書きたくなりまして…。

hatadesu 12-03-06 (火) 0:57

感動~‼‼
。・°°・(>_<)・°°・。
村雲さん、何か凄い‼

ゆきんこ 12-03-06 (火) 1:07

本当に泣けてきます。うるうるで・・
親も人の子・・重たい言葉です。

シルエット 12-03-06 (火) 8:11

管理人さん、おはようございます(^^)

無い物ねだり・妬み・恨み・つらみ。…夫々の感情は善くもなく、悪くもない、人として自然な感情なのかも知れませんね。しかし、夫々の感情は自分自身のエネルギーを必要以上に消費し続け、時には夫々の感情に捕われてしまい、自分自身を身動きのできない状態へと追い込んでしまう事がある様な気がします。…数年前までの自分もそうだったような気がします(苦笑)

自分がまだ若かった頃、二十歳前後の頃、何度かこの物語とは男女の立場を入れ替えた、逆のパターンの叶う事のない恋をした事がありましたが、叶わぬ恋は辛いんですよね〜。辛いからこそ余計に燃え上がったのをこの物語を読み思い出しています。(笑) それももう遠い昔の話で、今から三年ほど昔の事でした(笑) …うんっ?! なぜか年齢の計算が合わない?…昨日「サバ」を食べ過ぎたようです(笑)

果たして、この物語に登場する娘さんは、一人で「人」という文字になる事が出来るのでしょうか?

管理人さん、この物語の続きを楽しみにしてますよ〜(^^)

金シャチ 12-03-06 (火) 9:51

管理人様 皆様

おはようございます

(・・・・はい。解ったようで解らない様な・・・・・・・・)

私もここで終わりました。

己亥ママさんと同じく泣けます…が
泣いている場合ではない!!!とも思う強情者です。

今の自分が間違っているのかなぁ・・・
うぅーーーん

やっぱり、『解ったような、解らないような・・・』気分です

続きは・・・読みたいけど…少々怖い気もします

あーぁ気になる やっぱり気になる 

みほっち 12-03-06 (火) 10:05

おはようございます♪

涙で前が見えませぬ~(;_;)
是非とも小冊子にしていただきたいっ!

のん 12-03-06 (火) 11:23

失礼しました。
メカ音痴なもので。
村雲様にも、荷物を半分背負ってくださる奇特な方(笑)が
あるやもしれませんよ。
続きを楽しみにしております。

らいちゃん 12-03-06 (火) 15:51

最近、自分の中で、この生(命)を「私」としてまっとうしたい!との
思いが強くなっていたところに、このサイトと出会いました。
一気に①~⑧まで読ませていただきました。

自分の中のどの「私」にもあてはめて感じることができました。
今の自分にとても馴染み深く感じられたのでコメントさせていただきます。

私は、自分自身をまっとうしたい!と思いながらも、
目の前には後少しのところでベールがかかっていました。

でも、この物語を読み進めていくうちに、
私は見返りを求めていたんだ!ということに気が付きました。

それは、純粋に他者の幸せを願う一面と、
他者に関わった自分が得る幸せだったり、存在価値だったりするものでした。「あなたのおかげで・・・」という言葉だったかもしれません。

それを悪いものとは思っていません。

でも、肩に力が入っていたことに気が付けました。
他者に自分を求めてたのでしょう。

気が付いたら、また前を向いて歩いていきたくなりました。


私は自分がやり遂げたい想いを抱いてこの世にきたのだから、
必ずやり遂げようと思います。
目の前にくる一つ一つを丁寧に。
やり遂げたい想いが何かは分からなくても。

この物語のように、自分がやりとげたい想いを抱いて
この世に来たことを沢山の方々が思い出してくださることを
心より願っています。

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