- 2012-01-10 (火) 23:52
- 神様
幾度となく、人の魂の中にある「玉石」（「心の玉石」）のお話は書いてきましたが、今日は『神性』について。地球を愛する皆さんは心して聴いて下さい（笑）
玉石と神性、、、、まぁ似て異なるものだと思いますが、どの辺が似てどの辺りが異なっているのか、上手に書けませんが『神性』となった時は理屈で捉えると良く分かる気がします。「・・・神性・・・・・？？なんだそりゃ？？」そう難しく考えずとも、玉石と同じくして皆さんが持ってるものです。
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穢れ・・・・そう、皆さんもご存じのように神様が忌み嫌うものですね。「神様が」というより、本来は人が嫌うものでしょう。元気がない人、ため息ばかりつく人、一緒に居て気持ち良いものではありません。なんか、こっちのパワーまで吸い取られそうな・・・・思わず肩の力が抜けますよね（苦笑）
「穢れ」とは「気枯れ」、『気が枯れる＝気がなくなる』 という事。
※ 決して『穢れ＝不浄』 ではないのでご注意を
人間の死に関しても、さっきまで「いのち」を感じられたものが力がすべて抜け、魂が抜けた状態を指します。なので、『死ぬ＝気枯れ』。今でこそ、心拍が停止するやら脳死状態やらと言葉で理解するのは簡単ですが、昔の方はさぞかし驚いたに違いありません・・・・・突然、喋らなくなった・動かなくなったと思ったらそのまま土に還るんですから。それを聖なる神棚（宮形）、神様が鎮座される場所に持ちこまない為、喪に服す間は神棚に白い紙や布を掛けるんですね。
抜け出た魂魄は、魂と魄に別れます。
神葬（神道式の葬儀）をされた方ならお解りだと思いますが、流れ的には「枕直し」「納棺」「通夜祭・遷霊祭」「葬場祭」「火葬祭」「埋葬祭」「帰家祭」「直会」「御霊祭（十日祭（仏教での初七日）、五十日祭（仏教での４９日）、百日祭、一年祭）」と続いて行きますが、注意点は仏式と違って『祭』になる訳でして・・・・・魂と魄も別けられ、一つは天の神の元、一つは地の産土神様の元へとお戻りになられます。
戻ってどうなるのか・・・・・？
また一緒になる、、、、”神様” として成立するわけですね。神道の考え方は、「神が人を生んだ」＝人間は”神の子” として扱われます。まぁあながち嘘ではございません。生まれたての赤ちゃんの姿を見て下さいね、どこか神々しく周りの方々をその存在だけで幸せに導く・・・・・まさしく、神様です。人間が神様から生まれたのなら、人間が続く間は皆、「神様の子」となります。
さらに、日本の神様は八百万（やほよろず）もいらっしゃいます。
これはそこいらに生えている草木にも、水にも自然の森羅万象すべてに神様が宿っているという事。今日、自分が食べた白菜にもエノキも神様。だから、普段自分達は「神様を食して」生きる為のエネルギーを体全体に取り込む。もう過ぎてしまいましたが、１月７日の七草がゆも、正月にご馳走ばかりを食べ過ぎて大活躍した胃を休める為にお粥。そして、同時に春の生命力に溢れた、神気あふれた草木・山のもの根のものを食すことによって、より体にとびっきりの神気を取り入れ、今年一年も頑張りましょう！！・・・・・・・という意味合いも込めての七草粥なのです。
まぁここまで書いたら理屈では理解して頂けるかと思いますが、
神様から生まれて、神様を食べて、神様によって成長する私たち。
ここに「神性がない！」という方が無理な話ですね（笑）
※ さらに初宮参りや七五三、初詣に地鎮祭に神前式・神葬。ことあるごとに神様に感謝を申し上げ、「想い」を還元・・・・・言葉は失礼ですがリサイクルしていくという凄いカラクリです
さて、生まれつき備わっている「神性」から出る「神気」。これに感謝する事は当たり前の事ですが、次はこれをどう日々に生かしていくのか。これらのカラクリは２月から福岡でまた勉強会として話させて頂く内容なのであまり内容は話せませんが（苦笑）まずは求めずともそれぞれに”神性・神気”と呼ばれるものが備わっているのだけは忘れないでくださいね。
ちなみに”森羅万象＝大自然（神道用語で”自ずとそうなる”）は神様の集合体。自然を破壊しつづければ神様は死んでいくどころか、自分達も死んでいく事になるのは当たり前の話です。自然破壊＝自分破壊だと言う事に気づいて欲しい。
「ウチは神道ではないので・・・・・・・・。」
この国は信仰する宗教には自由が保証されております。誰も、”神道に入信して下さいね！”とは一言も言っておりませんのでご安心を（笑）「信仰に関わらない、神道的な生き方＝神道人（しんとうじん）」。これが自分達のあるがままの何千年前から続く文化、過去の遺産です。
「それでも神様を信じていないから、自分には神性なんて有り得ない！」
そうはっきり断言できるのは、この星で生まれ母乳を飲んだ経験もなく、今まで一切の自然のモノを食さず成長して来た人だけが言える事ではないでしょうかね（笑）
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。
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コメント:10
- ユンタ 12-01-11 (水) 1:20
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教えてください
- あっきん 12-01-11 (水) 1:20
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以前書かれたブログでお命頂戴しますってのありましたね？
俗に言う食事のときのいただきまーす。です。
普通に摂れる３食の食事。まぁ、確かに自分（もしくは家庭）の力で当たり前の様に得られる命を繋ぐ尊い糧。
当たり前が続いて、やがてあたかも普通に呼吸が出来るように感謝の気持ちが薄れていく。自分もそうですけど。。
でも、村雲さんの話（ブログでの）聞いててふと思い出して、
子供の頃は良く神社仏閣で遊んでました。当たり前の様に守られてたんでしょうねぇ。最近は見ないねと家内や親に聞いたら今は不審者がでるから・・・とか。なんとも悲しいものです。
最近、昔を思い出し、神社に参拝に行くのですが・・・
質問して良いでしょうか？
お手水の場所です！なんで右だったり左だったりなのですか？
正中線跨がない様にって気張って行って・・ぅゎ逆だったとかあります。お祭りしてる神様等に関係しているのでしょうか？ - そらこ 12-01-11 (水) 1:42
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今晩わ～(^-^)/
年末からの不調が、やっとこさで、抜けてきましたぁ~・・・まだまだ微妙デスが^^;
近頃は、普段の生活でも、何事もプラスに！ポジティブに！を心掛けて過ごすようにしています！
やっぱり、言葉の捉え方一つで、全く別の解釈に成るなぁ(´Д` )と、何時も感じます。
「」穢れ - そらこ 12-01-11 (水) 2:28
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ああぁ(＞人＜;)途中で送信してしまいすみません！！
「穢れ」も、全くその通りですね！
成る程~と思いました。
「神道」と言う言葉も、全く知く知らない人には、ただの宗教的な事だとしか思われてないのもちょっと寂しいなぁと思えます。
私達が、生かされているのも、全ての物のお蔭なんですよね。
私の周りは、初詣なんかは、出かけるのに、普段は結構信じてない的な方が多いので、
中々、複雑な気持ちに成りますσ(^_^;) - kabosu 12-01-11 (水) 15:42
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年末から気枯れかけていました。
こんな所に落とし穴があったか・・・！と動揺の日々。
実際自分で経験して初めて知る、知っていたつもりの事。
玉石を磨くどころか曇らせてしまいました。
いや～～参りました。 - のん 12-01-11 (水) 22:18
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こんばんは、管理人さん。
久々のコメントです。
年末年始怒涛の様にに過ぎて行き、正月を迎える準備もそこそこに落ち着きの無いまま新年となりました。
ブログを覗きに来る暇もなくて、今記事を新しい順から読ませて頂いています。(笑)
魂魄のお話、勉強会でも質問させて頂きましたね。
先日、陰陽師の漫画の新刊が出てて蘇った晴明と暗闇丸のやり取りを読んでて、魄は大地に帰って行くんだなあってボンヤリ思い出していました。
今日、ネットニュースで世界終末時計なるものが有ることを知りました。
人類滅亡の時間を象徴的に示すものらしいですが、核兵器拡散の危機や原発事故、また気候変動の為滅亡までの時間が縮まったとのこと。
自然破壊に対して、もっと地球規模で見直さないと、本当に滅亡への道まっしぐらかもしれません。
身近な事で実践出来る事をいつも考えているつもりですが、なかなか大きな行動に移せないのが現状です。
でも、問題意識は忘れない様にしたいです。
あと、最近はあまりなくなりましたが自分が周りを「気枯れ」させる原因にならない様に気をつけたいですね。
以前の私は「気枯れ」そのものでしたから。
これからは、心の玉石を磨いて、その内から輝く光のベクトルの方へと真っ直ぐ進んで行けたら、きっと幸せだろうなぁって思います。 - マルッチ 12-01-11 (水) 23:07
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こんばんは。
唐突ですみませんが、以前されていた神様への質問箱ってまだされてますか？
どちらに質問すればよいのかわからず、質問させてもらいました。
記事とは関係ないのですが、守護霊さまが変わる理由はありますか？
文章力があまりですが、例えば、守護霊の方お一人おひとりに使命のようなものがあって、護っている本人(私)がそれを達成することが出来たら役目を終えられるとか？
または、呆れられたり、相性とかですか？
教えて下さい。 - みどり 12-01-12 (木) 2:08
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村雲様
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
遅ればせながらお正月に‘素敵な金縛り’観て来ました～
良い映画でしたね。あの世とこの世。ご先祖様と自分。見えるものと見えないもの…三谷監督素晴らしいです。
村雲様。教えて下さい。
女姉妹などで、その家を絶やしてしまった場合、やはりご先祖様は悲しまれますか？又、男子がいても訳あって絶やした場合も同じでしょうか？
一生懸命生きて幸せになる事が一番の先祖供養ですよね！家云々は関係ないのでしょうか？
唐突な質問ですみません。 - ひろこん 12-01-12 (木) 8:06
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はじめまして(･∀･)龍神様のお導きでこちらのＨＰにたどり着きました。感じていた言葉にできないものがまさに言葉になって現れていますので大変お勉強になりました。
私は霊感もなく、見えたりすることもないのですが、魂や幽霊を知れば知るほど昔ほど恐ろしく感じませんし、
また、いつも亡くなった見知らぬ御先祖様たちや動物たちがそばにいてくれて、なおかつ光で神様を感じることで暖かい気持ち穏やかでいられるようになりました(･∀･)
今度、お観音様について教えていただけませんでしょうか？
日々、ゆっくりじっくりお勉強させていただいてます。
ありがとうございます。 - 管理人 12-01-13 (金) 1:32
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ユンタさん
え？？何を？！・・・・・ってのは冗談です。メールで返信させて頂いております。
あっきんさん
手水舎の位置は都合で決められる事が多いと思いますよ～こその神社の立地じゃないかと。
そらこさん
・・・・そして残念な事に、神道は今では立派な宗教なんですね、これが。まぁＧＨＱの作戦通りですが（泣）
kabosuさん
気枯れ、、、、またまた、kabosuさんらしくもない。ご希望があれば磨いて差し上げますよ～（笑）こんな時ぐらいしか役に立ちませんが。
のんさん
こんばんはのんさん！大阪勉強会では大変お世話になりました～また３月に京都に行く予定ですので、寄れたら大阪にもよって勉強会したいなぁ～かなりパワーアップしてますので、お楽しみに！
マルッチさん
すみません、神様の質問箱は復活予定ですが今のところやっておりません。守護霊様は変わられますよ～その方の精神年齢が上がれば。ただし、いらぬ事を言えば霊能者に尋ね回るのは反対です。見方が違えば、視える内容も変わってきますし、本当はどれが本当か分からない。
みどりさん
明けましておめでとうございます～みどりさん。観ました？素敵な金縛り？！かなり笑えるでしょ～～～（爆）「その家を絶やす」、昔はこれの連続だったんじゃないですかね？確かに寂しいかも知れませんが、それはそれで自然の摂理。それはご先祖様が一番承知の筈です。血が繋がっていれば、名字は変わってもたとえ女の子ばかりでも、継いでるという事になりますね。
ひろこんさん
こんばんはひろこんさん、コメントありがとうございます。観音様は自分の専門外ですので、よろしければお近くのお坊さんにお尋ね下さい（笑）よき一年、よき人生となりますように。
