つづき。
「道真か、、、、。なかなか元気が良いようじゃが、人霊にしてはちとやり過ぎじゃの。天候まで操るとはたいした霊力の持ち主じゃ。どなたか、この人間を詳しく知る神は居らぬか?」
「はっ、確か・・・・・事解男(ことときお)の大神が守護されてた人間でございます。」
「よし。事解男殿を呼んでくれぬか。」
こうして天の神は、三千世界(天界・霊界・人間界・地獄界などのあらゆる界)の先を見通す、将来が書かれた巻き物を持たれる事解男の神を呼び出し、道真様について詳しく伺いました。
「たしかに人より祟り神となり、いかづちを操ってその怨み晴らさんと人界に想いのたけをぶつけておりますが・・・・・人間としてはその魂は純粋で謹直であり、努力家であって国を想う心は本物の人間にございます。私も期待を込めて力を注いだのですが、人間である以上、人間(他人)の浅ましい心にはこの者もついぞは勝てず・・・・・・」
「そうか解った。事解男殿の申されることなら間違いはあるまい。本来なら人間一人に関わるのはちと手続きが大変じゃが・・・・その者の魂を今の祟り神より引き上げさせ、天満宮の神としてこの世の為に働いて貰おうかの。それほど見込みある人間であれば他の神も文句も言うまい。」
「かしこまりました。その用に手配いたします。」
こうして菅原道真様、天満大自在天神様は北野天満宮をはじめとして全国に約12000社以上の数を誇る 『天神様』 として復活されました(あ、ちなみに自分の神示に ”天神” の署名で出てこられる神様は別の神様です)数々の人としての苦難を乗り越え、最後に到達した道真様・・・・・・いぇ、到達こそはじまりかも知れません。道真様は今も静かに自分達を見守ってくれている事でしょうね。
『努力と天才の神のお話 終り』
あ~終わった。とにかく最後までいった(笑)
この勢いで「あとがき」まで終わらせます~!!
- 次の記事: 努力と天才の神のお話<あとがき>
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コメント:2
- 己亥 ママ 10-12-29 (水) 23:33
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終わりましたね…
道真様のお話に気持ちが燃えてしまい、楽しい日々でした!ありがとうございました。
あとがきにプレゼントを皆さんに贈るとあり、涙が出ちゃいました。
あなたは、本当に素晴らしい!人。
感激 感動的な年末です
なんとお礼を言ってよいか、この気持ちを私は次に伝えたい…読み解くからね…頑張るからね…
本当にありがとうございました。 - kabosu 10-12-29 (水) 23:50
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管理人様
お疲れ様でした~!
大変面白く興味深く読ませていただきました。
そうか・・・守護霊様や守護神様がどんなに真っ直ぐに生きるよう力を注いで下さっていても、それを受け付けずはね返してしまうのが人の浅ましい心なんですね。
道真様・・今は心落ち着かれていますか?
怨念であの世に行かされた方達も霊界で許してもらえたかなぁ・・・。
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