榊の代わりに花でもいいのか？

「榊の代わりに花をお供えしても良いのか。」結論から言えば、管理人は問題ないと思ってます。管理人自身、時々は神棚に花をお供えしたり、正月には松や南天を榊入れに入れます。きらびやかな姫神様には美しい花もお似合いになりますしね。

榊とは書いて字のごとく、木へんに神と書いて「榊」。年中、葉を茂らせている常緑樹が使われる事が多く、また「境目の木」＝「さかき」として神界と俗世に隔てる木として、または『栄える木』 から「さかき」として呼ばれる様になったとかならないとか・・・・正直、言葉の意味合いなんてどうでもいい気もしますが、やはり神気が宿る・良い心がけの方の榊は枯れにくい。・・・・は半分以上、ホントだと感じています。



その理由としては、やっぱり 『神様が宿る木』 として神気が宿らなくなった榊は枯れやすい。同時に、水も植物も同じですが 「心を込めればそれだけ腐りにくい。頑張って育ってくれる。」 。この二つの理由からですね。特別に心を込めてるつもりはありませんが、今の管理人宅の榊は・・・・二年前の東京から帰って換えたものですから最高記録の二年と九ヶ月ですかね・・・・・・でも実はこれもポイントがあります。

・ 榊入れはなるべく大きいモノを使う→水が腐り難い
・ 日本産の、切り口の根が太いものを選らぶ（外国産は安いですけど、細い切れっぱしの様な榊を寄せ集めてますもんね・・・・）
・ ４～５月の新芽は枯れやすい。室温が一日で差がある部屋は枯れやすい（特に夏とか）

中には、「右だけ枯れやすいんですっ！」って慌てて連絡して下さる方もいらっしゃいますが・・・・だったら、右だけこまめに換えればいいやん（笑）そんな感じです。榊の他に花を置かれてもいいと思いますよ。

昔、たまたま太宰府に行った時に『献花祭』なる祭りが行われていました。

神様に季節の花々を献上させて頂いて、その日一日ぐらいはゆっくり花でも愛でて頂いて、安らかに過ごされて欲しい。・・・・・多分、そんな意味合いじゃないかなぁ～（間違ってたらごめんなさい。）なんか日本人っていいですね。優しいです。昔、神祭をやっててですね、それがなかなか上手くいかない神祭でようやく終わった後、、、糸島産の立派な榊がたった一日でションボリと枯れてまったく精気がなくなった榊を見て、「あ～植物って本当に気をもろに受けるんだなぁ・・・・」っておかしな感動をした事があります。榊には可哀想な事をしましたが、その祭りの困難さを物語っていましたね。

中には重曹入れたり１０円玉（銅）を入れて細菌の繁殖を防いだり（細菌が多いと水を吸いにくくなる）、、、、、あれもどうなんだろ？まぁ個人の自由だからいいや。買っても買っても、バンバン榊が枯れる家があるでしょ？慌てず落ち着いて、「ウチに変なモノがいるの？！」と騒ぐより、まずは環境的要素（水換えしてない・榊入れが細菌でいっぱい・室温の差が激しいなどなど）を確認すると同時に、心的要素・・・・・自分の心の中をもう一度洗い直した方が良いかと思います。まぁそれでも、、、正直に言うと、植物なので枯れる時には枯れます。

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