訃報

先程、お知り合いの方の、大切な人がお亡くなりになった事を知りました。

あらためてお悔やみ申し上げます。

「お知り合いの方」 と言っても掲示板で文字だけのやり取り。さらにその方の大切な人、亡くなられた方にいたっては一度も接点がなく、、、、ただ文字の世界の中でその方の人柄を知るのみでした。「人柄を知る」 と言ってもたった一つの話でした。・・・・おそらく、今までにたくさん書いてくださった事とは思いますが管理人が思い出せるのはたった一つです。しかし、その一つの話、その中のたった二つの台詞だけで、もちろん「知る」には値しないものだとは思いますが、その方のお人柄は自分の心には今も深く残っています。



霊能者として人様の相談に乗らせて頂きブログまで書かせて貰っていますが・・・・いざ一人の人間となるとその経験が浅すぎ、突然の訃報にありきたりの言葉しか出せない自分がいます。だからこれは霊能者を抜きにして管理人個人としての言葉です。

本当はもっともっと知れば良かった、話を伺えば良かったと後悔もあります。でも文字とは不思議なもので、二人が心を込めてやりあった会話ややり取りをそのままパソコンや携帯を打ち、文字として自分達に伝えてくれる。掲示板に書いてくれる。たった一言が自分にとってはその方の全てで、その方は自分の心に残っている。きっと、管理人の知り合いの方には、今まで一緒に笑ったこと・楽しかったこと・辛かったこと・頭にきたこと・悔しかったこと・同じ経験をしたこと・・・・・どんなに言葉を並べても言い尽くせないことが残っているんでしょうね。忘れない限りはずっと一緒なんでしょうね。その方の中で、また伝えて貰ったみんなの中で生きてるんでしょうね。

「神様はどう思っとるんかの？お前はどう思う？」
「天に向かって吐いたツバは自分に戻ってくんじゃい!」

何故だろ・・・一度も会った事ないのに、電話もメールも書き込みさえなかったのに、何でこんなにこの言葉、忘れられないんだろ。知らない人なのにおかしな話やね。きっと自分は一生忘れません、この言葉。決して難しい文章じゃないのにその方がご自身の人生を通して、ここ一番で吐いた言葉。自分もその方と一緒に大切にしていきたいです。

忘れない内はずっと一緒にいるんでしょうね、きっと。

今日の夜は寝る前、顔も声も名前さえ知らない方へ黙祷を捧げさせて頂ければと思います。普段は時々、掲示板で会話するぐらいの方だけど、またその大切な方だけど、管理人より何十倍も苦労も努力もされて人間的な経験が豊富で信念が強い方ですけど、今日は祈らせてください。京都は季節外れの雪景色です。

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