日本国歌と岩長（磐長姫）姫様のお話④ 神界の混乱

国が無くなればその国を守られる神々様も居なくなります。（役割的に）
自然が無くなれば自然に溶け込まれた神々も。
神社が無くなればそこに鎮座される神々も。
人が居なくなれば、人の心の奥底にいらっしゃる神様も居なくなるという事です。

神々様とは万能のように見えて、実は人間と（おそらく他の生き物とも）「共存共栄」 の関係。
ある本物霊能者の言葉を借りれば、二人三脚ですね（笑）

春に山から里にくだられ、秋の収穫と共に山に帰られる神々様も、実は人間が 『お神輿』 というものを担ぎお迎えにあがり、またお送りするんですよね～これは自然の神々様の恵みに＋アルファして大なる神様のお力をお借りする為の一方的な人間の都合ですが、分霊によってどこでも下られる神様・・・・・的なイメージがありますが、手動で動かれる神々様も実際は多いのです。



「やれやれ困った。本当に困った。何やってくれてんだよ、人間達は・・・・！！」

神様達だけの都合ではございません。ましてや人間達だけの都合でもない。しかし、変わらずに全力を尽くして下さっていたのは神々様達、そもそもの原因は人間にあるのです。

頭を抱えて悩まれる神々様（神霊様）、、、、、、、、、

ところが、この状況をいち早く・・・・いや、当の昔からこの状況をシュミレーションしてた方々がいらっしゃったのです！！

そう、それは神霊様の上に立たれる、『天霊様（宇宙の神様）』。

「そりゃそうなるよね～残念だけど、自業自得だよね。これはもう、地球をリセットするしかないかなぁ・・・・・」

・・・・そうは言いつつも、出来ればここまで成長した地球を潰したくないのは宇宙の神様も同じ事。実は予め地球や日本の危険を察知していた天霊様、その天霊様の意図を汲んだ 「神霊様十二神」 を国之常立様の他に紛れこませていたんです！！

そしてこの状況を予想されてた神様がもう一神・・・・・それが、『国之常立大神様』 でした！

「いや、正直こうなる事は解っていたさ。でもね、あそこで自分が一度、”クーデターを起こされたフリ” でもして身を退かないと気づかなかった訳でしょ？？皆は。やらせるだけやらせないと気づかないんだもんね、人も神様も・・・・・・まったく。」

先に天霊様の密命を帯びた神霊様十二神はそれぞれの御力を集結させ、秘密裏に行動に移します・・・・・

「国之常立大神を復活させるんじゃよーーーっ！！・・・・・・・・こっそりとね。」

まずは手始めに国之常立大神様を復活させる事にしました。この意見に賛同してくれる神々を集め、あの手この手を使って生きた人間に念派を送ります・・・・・そして、その受信を受けた日本各地の霊能者達やそのグループは、本人たちも気づかない内にいろいろな場所で、いろいろな役目を持って動きだすのでした。

それは長い長い年月をかけて・・・・・・・・・・・・・・・・・

一代の霊能者が死ねば、次の代へ。あの役が達成できなければ、またそれを補うかのように別の霊能者のグループを使って。あの日本で有名な大霊能者も、最後は国之常立様の神祭を完成させる前に亡くなられました。すべてはこの日本を立てなおす為に。それは神様にとっては長期の計画、人間にとってみれば気の遠くなる年月を掛けた天霊様方々の壮大な計画だったのです。

しかし、いくら天霊様やその密命を帯びた神霊様がお働きになったとしても、そう安々と事が成るとは限りません。

ある人間は名誉に溺れ、ある人間は金にくらみ、ある人間は地位を求め、、、、、、興っては滅びる人間の世で、さらに事態はどんどん悪化の道を辿る一方の中・・・・・・タイムリミットが迫るのと比例して、人の欲によって出来あがっていく魔界もどんどんとその勢いを増していきます。そしてどれだけの神々様が人間の手によって忘れ去られ、この地より姿を消していった事か・・・・・・・・

時は来ました。

多くの霊能者やそこに関わる人々、そのグループが決して目立たなくとも有名にならずとも真の目的が解らずとも、コツコツと積み重ねて行った結果、ようやく国之常立様の復活反対派よりも賛成派が上回り、足場を固め、ついにここまで漕ぎつけて来た時代に・・・・・国之常立様より、意外な一言がっ！！！

「ごめん、先に岩長姫の呪いを解いてくれないとわしも納得できないよ？？」

えーーーーーーーーーーーーーーっ！！！！！！！


・・・・・・・・・続く。

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