さてお約束の記事の時間になりました(笑)
今日の題名は「管理人から見た霊界のお話」・・・・・・これはこの道に入って、神様の存在の次に一番自分の心を揺るがした「あなたの知らない世界」、、、、いえ、知ってたけど 「こんな所にあったのか・・・・」と思い知らされた世界、『霊界』。
亡くなられた方が今、どうしているのかと気になるのは人間当たり前の話です。またどんなに科学が進んだ世界でも、あと一歩が近くて、そして果てしなく遠い世界に興味を持たれるのは同じく当たり前の話だと思います。ただ、最初に断っておきますがこれは飽くまでも管理人が見る「霊界」というもの。一人の人間の評価が見る人によって変わるように、一人を霊視しても全部が全部、霊能者が同じ結果を視ることになるとは限りません。ただそこにあるのは 『結果』 のみ。その人の心に響くかどうかの結果です。
それをご了承の上、下の「続きを読む」ボタンをポチッとどうぞ~
管理人の視る霊界。それはぼんやりと薄暗い中で、今、その方があの世で生きている姿を写しだしてくれます。
心に一切の先入観を捨て、表現が難しいのですが表面意識を遠くへ飛ばし無意識をその方に集中させる・・・・・・あら?言葉にしたらすごく簡単なんですけどね(笑)・・・・・・・・ここが一番管理人が難しいと思う所。師匠なんか当たり前のようにひょいひょいとやってのける姿を見れば正直、すごいを通り越して怖い・・・・・もう人間の域を越えてるって・・・・いぇ、なんでもありません。。。。「そう難しく考えるな。簡単、簡単。」 と言われれば言われるほど考え過ぎて萎縮してしまう時期もありました(笑)
本来は名前さえも必要ないのですが、より強くイメージをあの世に伝える為に 「弁財天の大神様(自分にとってはあの世とこの世を繋いでくれる役を持った守神様)、○○○○さんのあの世の姿を見せてください・・・・・・・。」 と手を合わせる。その薄暗い暗闇から徐々に浮き上がるようにあの世の、その方の姿がカラーで浮かび上がる。
「おぉ~これがあの世か。」「おっ、視えてきた!」「もっと良く視たいっ!!」
・・・・こう思ってしまうあなたには霊視は無理です(笑)その瞬間に先入観が入ったり無意識の集中力が切れてすべて最初からやり直し・・・・・・「もうオレには一生、無理なんじゃないか・・・・・」 と思った時期もありました(笑)
無意識の中の意識、集中力が柔らかければ柔らかいほど、だんだんとその方を中心に視えていたものが周りの風景やその方の動作まで視えてきます。・・・・・・・・そしてここからが本当の「霊視」です。
「あなたのおばあちゃん、こんな服着てた?」
「おじいちゃん、一生懸命石で何か掘ってるけど生前のお仕事は?」
「あっちでお酒ばっかり飲んでるけど・・・・・」
ここで確実に的確に、自分の視た姿とその記憶を持たれた方の意見が一致してのはじめての霊視です。
相手に自分の視た特徴や動作を伝え相手が思い当たる所が納得できる範囲以上のものでないと意味がありません。
その後、師匠は直接あの世の幽霊さんとお話されるそうですが自分にはまだまだ無理です。・・・・・・なのでやっぱり弁財天様にお願いして質問し、返事まで貰って頂く方法をとっています。今までの経験上、その方が生前の一番強いイメージ(死ぬ瞬間やその方の思い入れのある人生の1ページ)を切りぬいた動作や姿形をしている場合が多いですね。
昔から恨みや憎しみを持たれた幽霊さんって、なんであんなに怖い顔をしているんでしょう・・・??
答えは簡単で、その想い(念)が一番強かったんでしょうね~・・・・・・・血だらけで出てこられて、「いや、血ぐらい拭いてくださいよ・・・・・」は無理な相談です。だってその方は、その瞬間の念が一番強かったんでしょうからね・・・・・・・・・。
あの世で何をされているのか?
笑顔か苦しそうなのか、何かを欲しがっているのか捜しているのか?これは今のその亡くなられた方の「霊魂」との繋がりと密接に関係している事が多いです。たとえば 「笑顔であれば、今の供養やその他の状態もよい」。反対もまた然り。また苦しいお亡くなりをされた方でもあの世で見れば楽しげにピンピンと・・・・・・これも良くある話です。決して死ぬ間際だけで人の人生は判断できないという事ですね。
あの世には「時間」という概念がない。
どこかの日記で書いたんですが、昔師匠に言われて自分の祖父を視た時にずーーーーっと魚を切っていました。(生前は魚屋でした)声を掛けようか迷ったんですが(まぁ最初の訓練だったので実はそんな勇気はなく)ただ遠くから見つめるだけで終わりました。「”時間”という概念がない。」 なので同じ動作を繰り返していたり、その方が日課にしていた事を繰り返し繰り返しみせて頂けるケースが多いと思います。
用が終わればすぐに意識を今に戻して霊界を閉じる。
目の前にお客さんをお待たせしている事もありますが、「それがお前の仕事だろ?!」と言われれば返す言葉はありませんが、自分は興味本位で視る必要もなければ冷たい人間なので用が終われば弁財天様にお礼を申し上げすぐに打ち切ります。悪い事をしている訳ではありませんが(苦笑)なんかルールを破っているような罪悪感が微かに残ってて、本当はやっちゃいけない・やる必要のない事やってんだなぁ~という気持ちが無きにしも非ずです。
自分には、一人だけ本気ですでにこの世に居ない人で会いたい人がいます。自分の叔父ですね。
一緒に仕事をしたり両親には話せない相談に乗って貰ったり0歳から遊んで貰ったり・・・・・・。まぁ会って話したい人と言われ考えればその人数に切りもありませんが(笑)、今は会って直接たった一言伝えたい言葉があります。でもそれはもう叶わない想いです。何にも知らない人の霊視は出来るんですが、やっぱり最初に書いた通りに最初の時点で先入観が入り過ぎるんですよね~ 「霊能者が自分の事を視れない」 のと同じ事です。師匠に頼んで伝えて貰うつもりもありません。・・・・・・なんか・・・・・怖いんですよね、あの世でどうなってるのかを知るのが(苦笑)
今、霊能者になって霊界の存在を知って分かった事・・・・・
霊界、あの世とは視えはしませんがいつも自分達とすぐ傍で同じ世界にあって、目に見える距離ではすぐに手が届く、重なり合う事も出来る世界でまたそれが果てしなく遠くて・・・・・たった一言も届かない。自分は生きている人間として、生きている間はその 「隔たりがない隔たった世界」 を大切にしたいと思っています。真剣に考えれば胸が苦しくなる時もありますが 「隔たりがない隔たった世界」 を共有する方々と「祈り(想い)」を使ってこれからも大切にしていきたいと考えています。それが霊能者としてではなく、その前に一人の人間として、今生あるものとしての自分なりのルールです。死んで叔父に会える保証はまったくありませんが、これも生あるものの務めとして精一杯生き抜き、土に還る日までの楽しみにしておこうと思います。その時に今よりも少しでも成長して胸を張って会えるように(笑)
霊界については見方自体も違えば、霊界に対しての考え方や想いも賛否両論でしょうが話は長くなりましたがこれが自分から見た霊界の話です。
- 次の記事: 神棚・仏壇の手入れに自信がない
- 前の記事: 海外の幽霊さん(日本との違い)
コメント:13
- タツ(^-^) 09-09-14 (月) 17:18
-
きっと話しづらい事をあえて話していただいたのかな…
ありがとうございます。 - シルク 09-09-14 (月) 17:29
-
こんにちは。やっぱり不思議な世界ですね^^
弁財天様(私の産土様)がそういう役割をされているのが一番の驚きでした。。。。
なんかいろいろ考えさせられます、と言ってもよくわかりませんが(笑)、ありがとうございました。 - 杉 09-09-14 (月) 20:29
-
いぃお話ありがとうございます…
なんか、素敵ですね。
次、会うときまで、成長した自分を見せたいって… - むらぽん 09-09-14 (月) 23:18
-
私はずっと両親に会いたかったんです。。。夢でも叶わず、なんで、何も言わず黙って勝手にいっちゃうのか、さびしいじゃないって・・・ 本当は文句のひとつでも言いたかった。 でも、管理人さんにお会いして両親からの言葉をもらって心がほぐれました。いつか会えたときに笑顔で「また会えたね^^」って言えるように、今を頑張ろう!と思えるようになりました。
管理人さんに罪悪感を持たせてしまい申し訳ありませんが、こうでもしないと気持ちの区切りをつけられないどうしようもないのもいて・・・、心から感謝してるんですよ。ありがとうございます。 - 夜叉丸 09-09-15 (火) 5:19
-
現実の礼を敬い“鬼神を語らず”孔子
人心と道心……如何なものか? - 管理人 09-09-15 (火) 6:37
-
タツ(^-^)さん
いや、そうでもないですよ~ちょっと熱がこもっただけです(苦笑)
あまり真剣には考えていません~今は現実が忙しいので。
良い事か悪い事かは分かりませんがこのバランスでしょうね~
シルクさん
ブログのどこかに書いていたと思うんですけど、神界と仏界をまたにかける方、
またすべての弁財天様がそうかというと難しく・・・・・そういう役を自分の家では
かって出てくれた方だという認識ですね~
杉さん
ぎゃはは、今の自分にはそういうしかありませんね(苦笑)
お盆にお彼岸に命日、大切に祈らせて頂きたいと思います~!!
むらぽんさん
どういたしまして。自分も亡くなった方に興味ありあり、話をしたくてどうしようもないですもん(笑)
残念ながら霊能者は自分の事、まつわる事は聞けません・・・・・・・・
どんなに祈っても集中してもダメなものはダメ。きっとむらぽんさんの
ご先祖様がむらぽんさんの心を読んでの綱渡しだったんでしょうね!!
夜叉丸さん
ん?「怪力乱神を語らず」の事ですかね??
孔子さんは鬼神(死者・霊魂)の存在を否定せず、
「まだ、生きている人間に仕えることすら満足にできないのに、どうして鬼神(死者)に仕えることができるだろうか」
・・・・という教えですね。いえばその存在を完全に肯定しているんです。
(「そんなものはおらんっ!」ではありませんもんね・・・・・)
日本は霊魂や神魂と共に歩んできた国、文化が違います。
ちなみに夜叉丸さん、あなたが頼りにしている”神様”という存在も
遠い昔の日本を造ってくださった「幽霊さん」ってご存知ですか?(笑) - 残九郎 09-09-15 (火) 13:43
-
おおっ!村雲さんて、すごいんですねぇ!
私にはとてもそんな風にはなれそうもない!
ほんとはすごいのに、全然すごそうに見せかけない風には(笑
先入観と固定観念、やっかいですね。
変に知識を得ると頭でっかちになっちゃっうし。 - 管理人 09-09-15 (火) 18:36
-
残九郎さん
「全然すごそうに見せかけない風」
えぇ・・・・これでも大分努力しているんですよ、すごそうに見せない為に(爆)
「先入観と固定観念、やっかいですね。
変に知識を得ると頭でっかちになっちゃっうし。」
まぁ簡単に言うと、優れた霊能者とはアホで単純なヤツが向いているって~事です(笑) - 火の鳥 09-09-17 (木) 11:50
-
あなたの叔父は今とてもいい状態だと思います
今見れないのは何か意味があるのかも
伝えたい事があるなら声に出して言ってあげれば伝わるのは知ってるのに
自分の事になると忘れてしまうの解ります
近い人ほどよく見えるので早くその時期が来るといいですね - 管理人 09-09-17 (木) 18:01
-
火の鳥さん
すみません、火の鳥さん。ここだけの話、叔父はまだ死んだかどうか
解りません・・・・確認したくても行方不明止まり。で解らないんですよ(苦笑)
もしも・・・火の鳥さんが霊能者だったり、他の人を導くお仕事に着かれているのならば・・・
僭越ながらもう一度、自分のやり方やあり方を見直す事をお勧めします。
ただでさえきちんとした霊能者の立場が危ぶまれる時代です、誤解のある表現は避けましょう。
それでも自分の事を想ってコメントして下さった事、嬉しかったです。
心からお礼を伝えます、ありがとうございます。 - 火の鳥 09-09-18 (金) 6:29
-
ごめんなさい
- 管理人 09-09-21 (月) 8:28
-
火の鳥さん
いいえ、謝る必要はまったくないですよ(笑)
小さな誤解やスレ違いでお互いの評価が大きく変わる事は良くあります。
ましてや視えない世界の事・・・・・・ただそれだけの話ですよ~
自分もいい勉強をさせて頂きました~また遊びに寄ってくださいませ。
コメントありがとうございました! - ネズミ 09-10-10 (土) 20:23
-
霊界が見られて羨ましいいです
こんど電話番号おしえてください
トラックバック:0
- この記事のトラックバックURL
- http://ryu.uranaido.net/2009/09/14/post_574.html/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- 霊能者から見た霊界のお話 from 福岡の霊能者のつぶやき|本物霊能者の本音