夫婦喧嘩について（夫婦円満の秘訣）

夫婦喧嘩。
夫婦喧嘩は犬も食わない。

管理人は結婚していないので良くわかりませんが・・・・犬も食わない、、、喧嘩を食べる動物は果たしているのか？？（笑）

しかし、友達とのケンカや昔の恋人とのケンカの思い出は
振り返れば若かったなぁ～と、ほろ苦い青春です（笑）

そしてウチの両親も管理人が物心ついた頃から喧嘩が得意でして～
更に夫婦やカップルで来られて目の前で喧嘩が繰り広げられるのは日常茶飯事の仕事なので割と本気の喧嘩が目の前で見れたりします。

夫婦で来て頂いて、相談事が始まって早々ケンカを勃発させる夫婦もしょっちゅうですね。

例えば夫婦で来られた時にはお一人ずつ、神様から言葉を頂きますが
やはり片方の神示（神様からの手紙）が読まれている時は片方の相方は、大笑い・・・・

「・・・ご主人はお金の使い方、めちゃくちゃですね。奥さんは後、給料が５万あればと思っておられますよ・・・」

「そう！そうなんですよ、ホントに要らない物ばかり買ってですね！ぎゃははははは！」

「・・・・・・・・・。」（ご主人）

「・・・そういう奥さんこそ、まだまだ料理の腕が上がるのに、、、、お世辞にも美味しいとは・・・・・・・」

「おおおっ！神様がそう言ってるんですかあっ！解ってくれているんですね、オレの苦労を！！・・・・ぎゃはははは！！」

「・・・・・・・・・。」（奥さん）



まぁ正直、これ位はかわいいものです・・・・笑うだけならまだましです。

「だいたいお前が・・・・・」

「なによ、あんたそこ・・・」

これが始まったら仲裁が大変です。いえ、あえて仲裁はしません（ウチで傷害事件が起こらない程度まで）
犬も食わないものを管理人が食いつくはずはありません・・・・・・

でも皆さん、ご存知ですか？

『人は人の言う事を聞かない』 生き物なんですよ～

何かをきっかけに。
例えば相手の一言をきっかけに自分で気づいて悪い所は直す・・・・これは人間、出来すぎです。
大抵の人は、感情的になりすぎ（また近い距離ほど感情的になりやすいような気がします）
普通は言われた事が図星であればあるほど、人は怒ります。

ある夫婦の奥さんは神様に一言、言われていましたね。

「この嫁殿を前にすればご主人は息ができぬ」 と。

この奥さんは日頃の行いも良く、よく働き、大変頭の良い方です。

あまりにも理論整然とした事を、なんの一点の抜け穴なしで目の前に突きつけられれば
まずは自分が悪いとどこかで思っているご主人は・・・・何も言えない。

しかし、それで反省するかと思えばそうでもなく、、、、口で言い返せず（まぁ言い返そうとの考えが間違いですが）
時には暴力で相手を黙らせようとする最低の男も世の中にはいます。

それが正しかろうが、間違ってろうが、人間誰だって相手から責められる事は嫌なものです。

それが 『自分が悪い』 と思っている人ほど、何とか逃れようと適当な嘘をついたり、謝るけど反省がなかったり
人間特有の 『自分を守ろう』　との防衛本能をすばやく発揮させます。・・・・・・必死になって。

この状態の時は神様が言う、「息が出来ない、水で溺れている状態」と同じです。

まずは空気を与えないと話も聞けないし、ましてや本気で反省するどころではありませんよね。

「でもですねっ！１２０％相手が悪いんですよっ？！」

・・・・解ります、おっしゃっている事は。
でもですね、『人は人の言う事を聞かない』 ように出来ているんですよ、残念ながら。

正義の剣を振り回し、相手の逃げ道を全て塞いで水に沈める。
その正論が正しければ正しいほど、相手は言う事を聞かないです・・・・・・

お互いの信頼関係がまだ残っている夫婦やカップルはまだましです。
その信頼を失いたくないと相手が頑張ってくれる可能性がまだありますから。

しかし、人間はいい意味でも悪い意味でも「慣れる」生き物。
相手が居て当たり前、もしくは居ない方が過ごしやすいと感じている方達さえ多いものです（笑）

ではそんな時、管理人ならどうするか？

まず空気を与えて上げます。相手が話を聞ける状態まで、まずは落ち着いて自分の事が考えられる余裕が出来るまで。

次に、相手に直接、注意はしません。
ホントに反省し、本人が直そうとするのは「自分で気づいた時」だからです。

空気を与える具体的な作業とは、何故、そうしたのかやんわりと相手の考え方を聞きます。
その時の相手の気持ちを真剣に理解しようとします。
解らない時は丁寧に何度も確認。大抵はその過程の中で、相手も冷静に
自分の気持ちやその時の考え方を振り返るわけですから、すんなり悪い所を認めたりも多いです。

相手が少しでも「自分で気づく環境」を作ってやるのに専念する。

「そんな悠長な事言ってたら、、、、だって、相手が１２０％悪いんですよ！」

言って解るようだったら、初めからしませんって（笑）
しかも相当な勘違いした方でない限り、怒られる事をやってる方も
「もしかして・・・悪い事、してるかも・・・・・」
との気持ちがある訳です、、、、それを乗り越えてやってる行為なんです。

悠長な事を言ってられないから、早く気づいて直して欲しいから、環境を作ってやるんです。

これが遠回りの様で実は一番、近道だったりもします。

夫婦喧嘩、カップルの喧嘩が多い人たちは、

『相手に自分の気持ちを解って欲しい』
『自分が絶対に、正しいはずだ』

との気持ちが多いのが長年夫婦を見てきた管理人の感想です。
（どっちが正しい・間違っているに関係なく）

言って相手が意地になる時は、意地になる環境を先に潰しておく事。。。。

「押してダメなら引いてみろ」ってやつです（笑）

「相手が全然、私のいう事を聞いてくれないんですよぉ～・・・・・・・・・」

それはあなたが相手のいう事を真剣に聞いてないから。まず、そこを疑って見る事です。

真剣に誠意を持って相手のその時の感情や考え方を理解しようとしていますか？？
話を聞きながらどれが正しいか、どれが正しくないかと別の事を考えていませんか？？
次になんて言おうか、どう言えば自分の気持ちを理解してくれるのか考えていませんか？

話を聞かないと、相手を先に理解してやらないと、人は相手を信用しない生き物ですからね。

よく自分がする例え話。

洋服を買いに行って、そこの店員さんがあれやこれやと接客をしてくれますよね。
「・・・すごくお似合いですよ」「・・・すごく流行っています」「・・・・今が買い時ですよ！」などなど。

どんなにその店員さんが本当の事を言っていたとしても、その店員さんをこちらが信用出来ないと
欲しい服もその内、欲しくなくなってきます。自分が信用する店員さんとはまず話を聞いてくれる店員さんです。

「どんな物をお捜しですか？」「ご予算はいくらぐらいですか？」「どんな服と合わせたいんですか？」

店員さんが自分の事を真剣に誠意を持って知ろうとすればするほど、自分はその店員さんを信用し
信用があって初めて話をこちらも真剣に聞く耳を持ち、初めてその店員さんのアドバイスが生きてきたりもします。

どうしても喧嘩が耐えない夫婦・カップルの方々は
まずは騙されたと思って「いい店員さん」になりきってみて下さい。

どんなに正しい事だけを言っても、正義の剣だけでは人は反省しませんし、納得しないものです。

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