皆さん、ご存知ですか?
今年は出雲大社で約60年に一回の 『本殿の一般公開』 がなされる年。
出雲大社の屋根にある、檜皮(ひわだ)のふき替え(屋根を覆っているものですね)
の為に仮設に移される時にあわせて出雲大社では大イベントなんですよね。
※「〇〇の(今回は平成の)大遷宮」 と呼ばれ約80億円のお金が掛かります
もちろん、ほとんど一般公開される事のない中身に皆さん興味津々。
一番の見所は天井に書かれた 『八雲の図』 、これのお問い合わせやメッセージも
最近多いことからいかに注目されているか分かります。
『八雲の図』 自分は、写真でしか見たことがありませんが、どんな絵かというと・・・
八雲の図なのですが”七つ”の雲しかなく(なんか孫悟空が乗るような虹色の金斗雲みたいな雲)。
その内の一番大きな雲の一箇所だけ黒い雲があるという、なんとも不思議な雲の図。今日は出雲大社について管理人流の解釈で書いてみたいと思います。
ただし神様に伺ったことがほとんどなので、真偽のほどは・・・・・まぁ物語の一つとして一緒に解釈してくださいね。
まず、『「お守り」の効果と使い方』 にも詳しく書きましたが日本の神社「祟り神様」を祀りあげ、封印している成り立ちが一番多く見られます。
そして管理人が今まで目にした神社で一番強い 『呪』 がかけられているのが・・・「出雲大社」。
想像するに大国主様やスサノウ様などはよっぽど当時の権力を持たれた方だったんでしょうね~
まず第一に、古事記を読まれた方なら分かると思いますが
『大国主様が国を譲る際に、譲る交換条件として社を所望した』
とありますが・・・・これは大嘘です。
「国津神(くにつかみ)」である大国主様は後から、『もともと自分達のモノだから返せよ』と迫ってくる「天津神(あまつかみ)」に、「国を譲る」 と物語ではなっていますが、国を譲る=戦争に負けちゃったんですね。
天津神の 「天(あま)」 とは 「海(あま)」 とも書かれ要するに 『海を渡ってきた民族』、言葉は悪いですが「侵略者」の方々です。大陸から渡ってきた訳ですが、もちろん、武器が違います。あちらの(天津)の方は青銅が発見されそうとう武器にも差があったんでしょうね~
で、勝った天津族は土着の民族(国津族)の心まで服従させる(心を癒す?)ために大きな社を立て『君達の先祖を決して粗末に扱ってないよ~』 と好感度を上げつつ、大国主様の祟りを恐れ社に封じ込めます。
その証拠に、
●注連縄(しめなわ)はこちらと神界の聖域を分ける重要な役割ですが、反面、「こっちには出てくるな」との
メッセージが込められています。※出雲大社の注連縄は日本で一番大きい
●普通はどの神社も、『向かって右が巻き始めの太いほう』 なのですが出雲大社の注連縄だけ反対です
●大抵の方はこの注連縄がある立派な「拝殿(はいでん)」で手を合わせ昔はここで帰る方も多かったそうです。
(その向こうが社というのはもう皆さん、ご存知ですよね?)
しかも・・・実はその正面が正式な祈り場所ではありません・・・・・そこから西に回ると西面に申し訳ない程度の賽銭箱と 『正式な祈り場所』 があります。これは出雲大社ならではですが、塀に囲まれて中には入れませんが大国主様の社は中で 『西向き』 に鎮座されているのです!(自分が知っているのはこの出雲大社だけです)
真正面から祈りを上げているのに大国主様はそっぽを向いている感じになって・・・・・いえ、違います。
あえて 「祈りがまっすぐ通らない」 ようにしている造りになっているのです。
●普通は「二礼二拍手」ですが出雲大社だけ「四拍手」です。「4」 はあまりいい数字でない事。そして大国主様のシンボルの数字、「八」 を二つに分けた数字でもあります。
・・・・・すごいと思いませんか、、、この念の入れよう。よっぽど参って欲しくなかった訳ですよ、造った方々は。
ちなみに皆さんもご存知の 『鳥居(とりい)』 も一つの呪です。
「鳥」とは「神様のシンボル」、これをくぐらせる(踏ませる)ことによって呪術者が亡き後も永遠に呪の効果が切れない様に仕組んである訳です。また 「753」 など何故、逆になっているかと言うとこれも一つの呪です。
普通は、3歳、5歳、7歳の健康を祈願し祈りを上げていた訳ですが
(詳しくは 『童話・童謡に隠された真実』 の「とおりゃんせ」の箇所を参照)逆にすることによって呪をかける・・・・・これも昔の呪い師がよく使う手の一つです。
更に・・・・・
普通の神社は毎日、朝夕に神様に供物を上げさせて頂くのですが出雲大社の場合は宮司さんが直接、10名近くの神職の方と一緒にあげるのが慣わしだと伺っております。これは、「大切に扱っている」 = 「いかに恐れているか」 に通じるものがあります。
挙げればキリがないのですがここの宮司様だけ正装時の紋の色も違うし・・・・・
これが皇族の祖先、日本人の共通の神様を祀る 『伊勢神宮』 ならまだ話は判るのですが、もう謎だらけ。
でも神々様が漏らしてくれた、これが古来の 『出雲大社の姿』 です。
ちなみに、末広がりの「八」を多用していますが(スサノウ様のお子様の数も8神となっていますが)本当は7神だと教えて頂いた事があります・・・・・8は縁起かつぎです。
また、大国主様の若かりし頃の別名は 「大穴牟遅神・大穴持命(おおなむじのみこと)」 これは、「8」という字にウ冠を被せ、その力を抑えている意味があるそうです・・・・・
昔の呪術者のなんと恐ろしい事か。
ただし、間違えないで下さいよ!
祟り神様は「好きでそうなった」訳でもなく、戦争すれば「勝ち負け」はもちろんありますので『天津神様が全部悪い!!』 とは早計です。 く れ ぐ れ も 間違えないようにして下さい。
あ、それとある有名な霊能者が「縁結びの神様」と仰られているそうですが、、、、、まったく違いますから(笑)
-2008/05/23 追記-
その後、出雲に行ってきました。そのときの日記はこちらをご覧下さい。
出雲大社(出雲日記①)
- 次の記事: 山口県光市の死刑判決について(神様の領域とは)
- 前の記事: 霊能者になろうと思ったきっかけが知りたいです!
コメント:24
- クロ 08-04-24 (木) 2:56
-
いつも興味深く拝見しております。
最近こちらのブログを知りました。
今回の出雲大社の記事、おもしろかったです。
私は実家が神道である影響もあって、小さい頃から神社めぐりが好きです。
ただ、きちんと文献を読んだり勉強をしたことはありません。
古事記ですら子供用の童話レベルです。
そこで、理解しやすいおすすめの本なんかあったら教えてください。
もし既出だったらすみません。 - スパイ 08-04-24 (木) 3:20
-
こんばんわ~(*^_^*)
今日は私にとって一大事の一日でした(^_^;)結論から言うと、
今日どうのこうの・・と決着がつくわけでもなく、「嗚呼・・これから一週間憂鬱だわ(><)!」て感じです。
ところで出雲大社のお話・・
管理人さんのblogを読んでいて、うすうすは気付いていた(感じていた)事柄が、今、正にハッキリ!(判った・・・)
出雲大社が縁結びの神でないこと・・かな~り、ショックです(T_T)/
私の10年間の「祈願」は何だったの~(+_+)・・・なんて。。。マ、結果が出てないのも・・・と思いました(汗)
思うに・・・
人間の世界は起源した時から戦争はつき物ですね。
今でこそ日本は「戦争はダメ」と法律で決まってるから良いものの・・・(・・;)
それでも法律にならない程度の戦争(訴訟・イジメ・裁判沙汰・町内のイザコザ・・etc。)は日常茶飯事ですから。
そういった意味では日本の神話よりもギリシャ神話とかの方が、分かり易く描写されてますね。
うう~・・・・60年に1回のイベント! 行くか否か・・迷います(+_+) - 管理人 08-04-24 (木) 3:58
-
クロさん
コメントありがとうございます。
お勧めですか・・・・本は好きなんですが宗教本は・・・
古事記すらマンガで見た人間ですよ。。。
ありきたりで申し訳ないですが、
「シルバーバーチ」の本はいつも真髄を付いてて好きですね~
反対にクロさんにお伺いしたいくらいですよ。。。。
スパイさん
10年間の祈願・・・すいません、思わず微笑んでしまいました!
その純粋さがあればきっと神様もほおっておく訳にもいかなくなるんじゃ。。。(笑)
話は変わりますが、迷っていらっしゃるなら行った方がいいですよ!
だって、一生に一度しか見れないんですよぉ~
後悔しても知りませんよぉ~(笑)
・・・一大事?何があったんでしょう。。。。 - 紅玉 08-04-24 (木) 9:23
-
おはようございます。
今日もいろいろ教えてくださってありがとうございます。
出雲大社、伊勢神宮、行ってみた~い!!!
それにしても、
こちらのブログを拝見していると、
千と千尋の世界が 現実にあったのかと
自分の中の常識が覆されていきます。
これまで私はどちらかといえば信心深く感謝している方だと思っていましたが
うぬぼれも甚だしい、罰当たりだったんですね…
祟り神かぁ
宮崎駿ってすごいな… - mufufu 08-04-24 (木) 11:18
-
はい おはよーございます。
今も池に沈める・・イヤ埋葬するのですか? - 管理人 08-04-24 (木) 13:11
-
紅玉さん
「うぬぼれも甚だしい、罰当たりだったんですね…」・・・これは違うと思います。
言葉は悪いですが紅玉さんは少し考え方が違っただけで
本当に心底から家族想いのバイタリティある方だと印象を受けました。
宮崎駿さん・・・本当に勉強しているなぁ~と思います。
少し違うんですが、夢枕獏さんの 『陰陽師』 もすごい。よく勉強されててかえって
勉強できました。漫画まで買っちゃいましたよ(笑)
mufufuさん
はい。未だに続いています。これってどういう意味があるのか本当に
知りたいのですがご存知の方がいらっしゃったら教えて欲しいですね~ - ウッチー 08-04-24 (木) 15:42
-
初めてコメントします☆
最近このblogを発見し、とても興味深く読ませて頂いてます。
あまりにすごい事が書いてあるので、驚いたり、感動したり、読みながら涙したり…
日々の自分の行動も考えさせられるとってもステキなblogですね。
…今回の出雲大社の話しにはとても驚きました!!縁結びの神様じゃないなんて~…
なぜなら先日、会社の友達とみんなで六本木にある出雲大社に良縁を願いお参りに行ったばっかりだったからです。 - ウッチー 08-04-24 (木) 18:35
-
コメントが切れてしまっていましたw(゚o゚)w
そこで…お伺いしたいのですが私は世田谷区在住なのですが、東京近郊に縁結びの神様が祭ってある良い神社があったら教えて頂きたいのですが…
よろしくお願いします! - 夕月 08-04-25 (金) 1:39
-
古事記の本ですが、先日、母が淡路島にある「いざなき神宮」で購入してきた
「古事記ものがたり-碑田の阿礼が語る日本の神話」小林晴明、宮崎みどり?著
(題名と著者名があやふやですみません(汗))が
読みやすくおもしろかったです。
子供の頃に日本の神話の本を読んで以来だったのですが、
うろ覚えだった話も思いだし、さらに、多くの神々の名前、どのようにお生れになったか
また、一部の神様についてはどこの何という神社に祭られているか等も書いてありました。
アマ○ンでも購入できるようです。
ところで私の産砂の神様が大国様ということで、
出雲大社とは縁があると勝手に思っていました。
オオクニヌシノミコト様はどのような感じの神様なのでしょうか?
私の中では優しい神様のイメージだったのですが、。そのように恐れられたのなら
とても厳しい神様なのでしょうか?
それとも、こういったことも書くことははばかれるのでしょうか? - 管理人 08-04-25 (金) 2:51
-
ウッチーさん
コメントありがとうございます。
本当に嬉しい限りですが・・・・・「涙を流すポイント」ってありましたっけ??(汗)
う~ん・・・・東京での縁結びは正直、知らないんです。
・・・・・本当に、ごめんなさい!
パワースポットなら何社か心当たりがあって今度、休みを取って
東京遠征の予定を立てていますので記事を楽しみにお待ち下さい!
夕月さん
お~参考コメント助かります!ありがとうございます!!
大国主の命様・・・・もうね、大好きな神様の一神でして、
語りだせば2時間は喋れる自信がありますよぉーー!(本気で)
書く事は全く問題ないです。
ただ、書き込む量が多くなりますのでこれもいつか記事にすると
いう事でよろしいでしょうか??
どうしても 『気まぐれ』 & 『予定が常に未定』 の管理人なので
気長に待って頂けると助かります・・・・・。 - 夕月 08-04-25 (金) 12:20
-
大国主の命様が管理人さんの大好きな神様と知り、すごく嬉しいです。
いつか記事にされるのを気長に待ってます^^
ちなみに紹介した本は古事記をよく知らない方におすすめです。
詳しい方には物足りないかも知れません。 - 管理人 08-04-26 (土) 1:21
-
夕月さん
古事記を知ってる自分でもかなり興味が湧きました!
ぜひ機会があれば読んでみたいと思いますm(_ _)m - クロ 08-04-26 (土) 4:30
-
管理人さん 夕月さん
本の紹介
ありがとうございます!
早速探してみます。
(*^_^*) - 管理人 08-04-26 (土) 16:17
-
クロさん
自分も読んでみますね!
読み終わったら感想など
楽しみにしておきます! - 早乙女 08-05-14 (水) 2:16
-
いま思い出したのですが、宇佐神宮の参拝方法も出雲大社と同じ「四拍手」ですよね?
宇佐神宮も色々と謎の多い神社の様ですので、もしよろしければ詳しくブログで取り上げて下さい。
よろしくお願いします。 - 管理人 08-05-14 (水) 20:07
-
早乙女さん
ご名答です!神様の許可が下り次第、記事にさせて頂きます! - 魂@修行中 08-05-16 (金) 10:26
-
おはようございます。
大変興味深くよませていただきました。
私も夏までには出雲大社にお参りしたいと思っていました。
出雲大社は今でも強い呪かけられていとのことですが、物部氏と蘇我氏との過去から現代に至るま
での歴史的背景や霊的攻防を 記事に出来る範囲で良いのでご教授いただけませんでしょうか?
もし記事にすることが差し支えあれば 村雲様から見て物部氏蘇我氏について一番事実に近いことを
書いてある書物などご教授いただけるとありがたいと思います。
宜しくおねがいします。 - るぴ 08-05-17 (土) 1:37
-
私は愛知県に住んでいますが、出雲っていろんな意味で遠いですよ。。。
春にちょっと休みが取れたからいざ憧れの出雲へ!と思って調べたらどんだけ交通機関と時間をつかうことか・・・。
九州でさえ名古屋から新幹線で一本、3時間半くらい寝てるだけで着くっていうのに。
これは呪いですよ~^^出雲行くなっていう★★
一泊二日ではちょっと無理気味。そんなわけで結局旅行は奈良になりましたよ^^
小学校以来の奈良は京都よりも懐かしい感じがしてなんだか新鮮でした~ - 管理人 08-05-18 (日) 3:16
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魂@修行中さん
お~これはするどい所を突かれますね~。。。。。。
一度、神様に直接聞いて機会があればそのままの原文なり、自分が訳したものなりを
アップさせて頂きます~お楽しみに~。
るぴさん
コメントありがとうございます~
自分が出雲に行く時は大抵、夜出発の6時間運転。
参拝してすぐに必要な箇所の社参り→6時間の運転。
なので奈良やそちら方面の方が羨ましい~感じが致しますよ!
いつか頑張って九州遠征、お待ちしております(笑) - 大和島根 08-10-22 (水) 19:51
-
いま、薮田絃一郎著「ヤマト王権の誕生」が密かなブームになっていますが、それによると大和にヤマト王権が出来た当初は鉄器をもった出雲族により興されたとの考古学的説になっています。
そうすると、がぜんあの有名な出雲の青銅器時代がおわり四隅突出墳丘墓が作られ鉄器の製造が行われたあたりに感心が行きます。当時は、西谷と安来-妻木晩田の2大勢力が形成され、そのどちらかがヤマト王権となったと考えられるのですがどちらなんだろうと思ったりもします。 - 鋼太郎 09-09-05 (土) 21:46
-
大和岩雄氏のころとは違って、出雲の考古学もだいぶ進んできて、関裕二氏なんかは、大和の勃興は出雲の鉄によるなどと言ってますよね。たしかに島根県安来市などに古墳時代を先取りした四隅突出墳丘墓などを作った集団は大和が鉄欠乏症だった時代にふんだんな、鉄器を埋葬していますからね。
- 管理人 09-09-07 (月) 0:47
-
大和島根さん、鋼太郎さん
すみません、遅れたレスで。
皆さんはすごく勉強されていますね・・・・自分なんか、コメント読ませて頂いている
だけで胸がドキドキ、頭の中は見たこともない太古の日本へタイムスリップ・・・・・すごく勉強になります。
どなたか「、西谷と安来-妻木晩田の2大勢力」の事をご存じの方がいらっしゃったら詳しくお話を聞いてみたいです・・・・・
また、鋼太郎さんがご紹介して下さっている著者の本、いつか読んでみようと思います!コメントありがとうございました!! - ジル 11-03-24 (木) 17:53
-
管理人さま
はじめまして。
素敵な見解ありがとうございます!
私は日本人じゃないのですが、日本の神話にとても興味があって、
よくわからないのですが、中でもイザナギ様、スサノオ様と大国主様が好きです。
神楽やっている日本の友達とお話しして、イザナギ様、スサノオ様、大国主さまが好きといったら、
「でも、スサノオ様はちょっと悪いことしちゃう神様だよ」と言われて、
心の中で「違う!スサノオ様は悪くない><」と反論しました。汗
証拠なんか何もないが、なんとなく感じました・・
出雲大社へ行きたいと前から思ってたのですが、
管理人さんの日記読んで行きたい気持ちがますます強くなりました。
夏にでもいけたらいいなぁと思っています。
それでは失礼します。
またお邪魔したいと思います! - スサノオ特殊鋼 16-10-03 (月) 23:00
-
式内社 出雲國意宇郡 都辨志呂神社
旧村社
御祭神
素盞嗚尊 岐戸大神
広瀬庁舎から北へ、住宅の奥にある小山(丘)の上にある。
路地の突き当たりに階段があり、中ほどに鳥居。
階段上に神門がある。
境内社がいくつかあるが、どの境内社にも千羽鶴が納められている。
注連縄も整い、社名もちゃんと書かれていて、信仰の篤さを感じる。
創祀年代は不詳。
式内社・都辨志呂神社に比定される古社。
素盞鳴尊が岩坂から峠を越えて巡行され
当地で休息をした。
素盞鳴尊は腰かけた石の脇に杖をお忘れになり
里人が、その石を杖を霊代として、杖代神社として祀り、
その巡行の道案内をした岐神を配祀したという。
もとは、広瀬町鍛冶町後丁に鎮座していたが
火災・水害のため寛文八年(1686)伊吹山の麓に遷座。
さらに、延宝五年(1677)、現在地に遷座したという。
拝殿の扉が開いていた。通常、人のいない神社の場合閉まっている。
近所(氏子)の方が掃除でもしたのだろうか。
境内は、きれいに整理されており、気持ちが良い鎮守の趣。
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