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童話・童謡に隠された真実

  • 2008-04-19 (土) 1:09
  • 教訓

「童話・童謡に隠された真実」

部屋を片付けようとぜ~んぶ箪笥の中から押入れまで中身を引っ張り出し、
出したはいいが、やる気がなくなってしまい部屋がすごい状態の管理人です。

実は自分で書いた「あなたの部屋は大丈夫?」の記事に影響されました、、、すみません。

何故か出てきた 「本当は怖いグリム童話」 に「おぉ~懐かしい~・・・」と思いつつ、
片付けをやってた事さえ忘れて現在、途方にくれています。

さて、この「本当は怖いグリム童話」・・・これは本当だと思いますか?真実なんでしょうか??(笑)

管理人は『本当』 だと思います。

思い浮かべて下さい、、、、日本の童話や童歌。皆さんも一度は歌った事があるはず。
今日は特にこの 『童謡』 にスポットを当てて記事を書いてみたいと思います。



昔はよく都市伝説の様に、

「あの童謡の本当の意味はね~・・・・・」

などと一時期、流行りましたよね~~~
あれはある意味、大当たりなんですよ。

「童謡」 は身分の違いや理不尽なことが多い時代から存在しています。
「童謡」 は庶民の間で語り継がれて来たものです。
「童謡」 は意味不明なものが多い。ワザと曖昧に作られている。
「童謡」 は現代の感覚では気味の悪い表現が多い。


その解釈も何故か恐怖や悲しいもの、多くの学者が研究していますが(研究する事によって当時が分かる)
上記の条件で「童歌」とは、

抑えられた人の思いが当時は出せない時代に、忘れてはいけないと
罪にならないように歌に混ぜ込んで次の時代に伝えようとした


という成り立ちなのです。

昔の方々は頭が良かったんですよね~。
声を大にして言えば命さえ危ない事を上手に歌に変えて不平を言ったり、次の世に残そうとしたんですから。

まぁそんなこんなで、「管理人流、童謡に隠された真実」 を学者さんを差し置いて臆面もなく書いちゃいます。

『花いちもんめ』(花一匁)

これは童謡の中でもすごく分かりやすいです。当時、「口減らし」の名の元に人買いが多かった時代。
一番高く売れたのが女郎に買われる幼い女の子です。
色んな説はありますが、花 = 幼い女の子 、また いちもんめ = 一匁(もんめ) = お金の単位
であり、選ばれ買われる女の子の値段。
この歌は二つの人買い業者が順番に女の子を選び、ジャンケンで選ぶ権利が後になるか先になるかと
喜んだり、くやしがったり、その姿の非情さを残した歌なのです・・・・・(泣)

で、せっかくなので次からは神様がらみの歌です。

『とおりゃんせ』

これは 「天神様の細道」 を通るため、『行きは良いが帰りが怖い』 との歌ですが、
天神様 = 神様 = 神社への細道 (この場合は、「細い道」ではなく「通るのが難しい道」のことです)となります。
キーワードは一番、 『7つのお祝い』 二番は 『7つの弔い』 となっています。
時代は 「神仏習合」(神様と仏様が一緒に祀ってあった時代、お祝いも葬式も同じ場所で出来ます)、
この細道を通るにはどちらにしても 『お金』 がかかった訳です。

未だに二つの説があり、当時、「7・5・3」との節句がありますが、大抵は3歳、5歳、7歳 までの死亡率が高く
「ここまできたら一安心」のラインが7歳だった訳ですよね。(今でも「しちごさん」はこれを喜ぶ祭事です)

ここまで行くのに神様に頼る事(願を掛ける事)も多く、おそらく供物のお金でも生活を圧迫されるくらい貧困だったの
でしょう・・・・・そして神社のお礼参りにも供物(銭)が必要だった。なので細道を通るのにはお金が必要だった。

との説。
 
そしてもう一つの説、
『行きは(7歳までは)』『よいよい(ようやく安心)』『帰りは(8歳以降の折り返し)』『怖い(何があるか分からない)』
神様に祈願する時、当時一番流行っていたやり方は「身代わりの紙型」を作ること。
これをその子の身代わりとして大事にし、願掛けが達成されれば神社に返しに行く事になっていました。
返す=ご加護が解ける=何があるか解らない・・・・・・

これを当時の世の中の非情さや心配する親心を込めた言葉だとするものと、

当時は神社(お寺)が権力者の敷地内などに建設される事が多く、一般の庶民には出入りするだけで
『多くの課金』(入場料) を支払わされいた可能性があります。。。身分の違いからでしょうね・・・・・
なのでその神社に続く道(細道)を通るには行きにお金を払い、帰りも取られていた・・・・
『行きは(入るための通行料は)』『よいよい(払えるが)』『帰りは(帰りの分までは)』『怖い(払えない。どうしよう・・・)』

との二つの説があります。どちらにしても昔から神社(お寺)と信仰とは密接に関わっていたんでしょうね・・・
どんなに困っていても苦しくても神仏とは切っても切れない仲、身には変えれない程の篤い信仰心だったのです。

せっかく神社やお寺に行かれる方。自分達のご先祖様が今まで継いでくれた感謝の心を忘れず、
ご先祖様の分までしっかり祈り、参拝時に少しでもこの話を思い出してくれたら嬉しいです。

『かごめかごめ』

これも多くの説がありますが、

『かごめかごめ』
「籠の目」、竹かごに入ったものを表す。もしくは、「かがめ、かがめ」が訛ったもの = 近くに恐ろしいものがいる

『籠の中の鳥は』
「鳥」は昔は「神様」を表すもの。神様が籠に閉じ込められている。
神様がいない時代を表すか、それに近いくらい悲惨な時代でもあった。

『いついつ出やる』
「いつ出て来てくれるのだろう・・・・」との絶望や希望が混ざった表現。

『夜明けの晩に』
意味不明です。「夜明け」なのに相反する「晩」。当たり前が当たり前でない、狂った時代の表現、めちゃくちゃな世。

『鶴と亀が滑った』
めでたいものが二つも滑って良い意味を表すはずはありません・・・・。かなり「めでたくない」。

『後ろの正面だあれ?』
後ろの正面(本人の背中)は決して見ることが出来ません =「隠れている、裏から手を引いている」 と表しています。
本当の悪者は誰だろうか?もしくはその正体が直接言えず、わざと疑問形にして責めている表現です。

この歌をあと少し違った解釈をすれば、
恐らく庶民の間で 「神様」 の様に感じていた権力者(もしくはその時代)を閉じ込めた(罪をなすりつけ牢獄に入れた)
ものが存在し、皆、その牢獄から出るのを切に待ちわびているようです。
夜明けの晩(夜明けでもある晩、午前4時~5時)にかけておそらく寝込みを襲い謀反したか捕縛したか、
ようするにあってはいけない事(鶴と亀が滑った凶事)があり、その悪の当事者は決して表には出なかった・・・・・。

童謡とは言葉の難しさから明らかに子供が自然に作った歌ではありません・・・・・

親が嘆いていたのを歌にして子供がいつしか流行らせたのか、親が語り継がせる為に教え込んだのか・・・・・

また歌詞も地方によって若干違い、意味を研究する学者さんも大勢いらっしゃいます。

物に不自由しない時代。物に飽きが来た時代。

人は「精神世界」に興味を示し、のめり込み、ある人は神様や仏様に心を寄せますが
管理人的には「入り口」はどこでもいいとは思っています。

しかし、時々は童謡を思い出し、歌っていた方々の気持ちや時代を考えてみて、
その方々が頼らざるを得なかった「信仰」についての気持ちを想うのも必要なのかも知れません。

実際、歌の内容からして童謡が作られた時代とは本当に今の時代では考えられないようなことが多いものです。

もしかしたら自分のご先祖様も、時代に耐え我慢し精一杯生きようと必死に歌っていた歌かも知れませんしね。

じゃ、頑張って掃除の続きを今から始めます(笑)


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コメント:10

スパイ 08-04-19 (土) 3:20

こんばんわ~(*^_^*)

私も持ってますよ。「本当は恐いグリム童話」。
本当に恐かったから、一度で読むの止めました(汗)

童謡も、その時代の背景が組み込まれてること、それが語り継がれてること、知ってましたが・・・。
管理人さんの説明を見て、ますます背中が寒くなってしまった・・(しかもこんな夜中に(><))

今の時代が物質的に豊かになり、自然が崩壊して、妖精や精霊が見れなくなったことも・・逆に考えれば解りますね・・。
昔はそれだけ、色んな世界が近かった?重なってた?んだろう。と確信できます。

これが何千年、何万年の人類の経た時間だと思うと、リアルにこれから先が不安です。
私が幼い頃には、童謡にそんな風情があったことは皆、知ってたので「歌わない方がイイよ」って言ってました。
それから既に十数年・・・。この先、子供は口ずさまなくなり、また時代が変化していくのかな? と、思うと切なくなります。

精神世界が注目されてる昨今、、、経過の後、世の中はどうなるのだろう? と、不安になってきました(T_T)/~~~

八言 08-04-19 (土) 7:18

かごめととおりゃんせは、子供の頃から怖い唄です。
あのメロディライン…何だか、哀愁や怨みなどが籠ってそうです。
友達と謎解きをしようと頑張りましたが、挫折(笑)


そういえば、かごめの方は遊女の堕胎の唄ではないか?という話もありました。

はくちゃん 08-04-19 (土) 23:11

はじめまして。。。。いつもは人気ブログランキングの現在8位にランクされている「姫~占いの部屋」にコメントしている者です。

ランキングをいつも見ていて、気になっていたブログでしたので、たまにのぞいていました。。。。。

「童謡」のお話。  読んでいて心が動揺したとかしないとかはさておき、怖いとは違うんですけど、これもまた有名な話で、「しゃぼん玉」という童謡には悲しいお話があります。

作詞をした野口雨情という詩人の子供が、この世に生を受けて生まれては来たものの、幼くして亡くなってしまい、ショックを受けた野口雨情が、今は亡き子供を思って作った童謡らしいです。

また、たまにのぞきに来ますので、よろしくお願いします。

管理人 08-04-20 (日) 5:49

スパイさん
「それから既に十数年・・・。」・・・・本当ですね。。。今自分も想像して
ぞっとしました。第一、童謡を今時教えている親なんていないでしょ(汗)
そう考えると大切なもの、どんどん失っているんですよね~


八言さん
はい、かごめかごめ、自分もそれ聞いた事あります。
どっちが本当なんでしょうね・・・・確か、堕胎の内容は時代が違う!
という説が多かった気がしました。


はくちゃんさん
いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
『野口雨情さん』 実はすごく有名なんですよ~
手塚治虫さんと同じで「神が宿った人間」として昔はよく特集していましたよね。
なんでも多くの作詞・作曲が残されその内容が未来を予告するものも
多かったという都市伝説つきの方ですが・・・・・

夕月 08-04-20 (日) 19:14

童謡も童話も、子供の頃はなんとも思わずにいたけど、
大人になって改めて考えると、恐い内容のもの多いですよね。
特に童話は残酷なのが多い…。

個人的に、ずいずいずっころばし の歌詞が意味不明で気になります。

やっと仏壇のなかを綺麗にしました。
でも、出した荷物のおかげで
それ以外の場所が大変なことになってます…。

管理人 08-04-21 (月) 15:11

夕月さん
ずいずいずっころばし。。。これ、どんな意味なんでしょうかね???
確かに気になります。。。
お掃除、お疲れ様でした~片付け上手の人に聞いたら、
「いらない物はどんどん捨てることだよ」と。
「え~嫌だ。バチが当たるやん。。。。」と言うと、
「じゃぁ、いらない物は初めから買うなよ」と・・・・・orz
こうやって少しづつ、みんな大人になって行くんですね。。。

はくちゃん 08-04-23 (水) 13:04

お答えというかご返事をいただきましてありがとうございます。御礼が遅くなってしまいました。でも、本当になんでもよくご存じで。。。。驚きます。また遊びに参ります。。。。

管理人 08-04-23 (水) 13:47

はくちゃんさん
どういたしまして(笑) たまたま昔TVを見て
すごく印象に残っていただけです。
またいつでも遊びに来て下さいね~

きんぐ 12-03-01 (木) 8:54

ゆうめい

謎の人 12-12-25 (火) 2:00

かごめかごめは子供が流産した歌という風に聞いたことがあるのですが、どっちが正しいのでしょうか。
あなたのいっている説は、伝え聞いたのではなく、あなたの創作なんでしょうか?

どっちが正しいのか教えてください。

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