『稲荷大明神』、『稲荷神』 から 『お稲荷さん』 とまで
幅広く皆さんに愛されている稲荷神様。。。
神社に行けば必ずと言っていいほど良く目にする、
一風変わった赤い鳥居と狛犬の代わりに狐様・・・・・・
神道の神様を勉強されている方ならば、この独特の雰囲気を
かもし出す「稲荷神様」について、
『稲荷神って・・・・何??』
と、一度は考えたことがあるかと思います。
私が知っている知識で言えば、歴史から見る稲荷神とは
・秦氏の氏神様である
※秦氏を語れば長くなります(笑)知らない方はネットで調べてみて下さいね~
・秦氏が一族を引き連れ朝鮮半島から渡ってきた時に、一緒に連れてきた神様(氏神様)
・当時の秦氏は朝鮮半島で山岳信仰をしていた
・その山には山犬が多く生息しており、これをみて山犬=秦氏の氏神様のご眷属(お使い)と認識された
・ところが、日本に来て氏神(稲荷神)を祀った場所には山犬がおらず、狐が多く生息していた
・これが元で、現在でも狐=稲荷神様のご眷属とされている
※赤い鳥居は「外来の神を意味するもの」という説もあります
この様に教えて頂いたことがあります。
また神様から聞いた話によると、『神界』と『稲荷界』は界が分かれており
そう簡単に行き来できるものではない・・・・との事。
※ある特定の神を除いては。これは後から説明します
う~ん・・・・・歴史の他に神様がおっしゃる事を合わせると
途端に難しくもなってきます・・・・・・。
更に稲荷界の独特の掟!!
『人の感謝の言葉やお礼で位が上がっていく』ということ・・・・・
このシステムは個人的に若干、やっかいです。
稲荷様の、稲荷様らしいところと言えばそうなんでしょうが。
その 『やっかい加減』 が身に染みて勉強させられた事件が今から7年前。
ある日、いつものように自分は氏神様であります住吉大社に足を運びました。
参り終わり、とても気持ちのいい感じで何故か帰りがたく、
いつもは回らない神社内を散策してみようと歩きだした時。
ふと、目についたのが大きな腰の高さまである岩・・・・・・
「おや、こんな所に岩があったのか・・・」と何気に後ろにまわってみると、
なんとその岩の後ろは大きく穴が空いてあり、その中に数え切れぬ
『お稲荷様の古い朽ち果てた人形』があった。
これは可愛そうだと、な~んとなく習慣で手を合わせ、無事に帰宅しました。
すると・・・・・
当時自分は洋服の販売員をしていたんですが、一日に2~3万円。
多くて6~7万のちゃちな自分の販売成績が!!!
な、なんと参拝後の次の日から売れるわ売れるわでその日は12万円。
「お~神社参拝とはこんなに効果があるのか!」
とバカな事を考えつつ、その次の日に売った金額は10万円。
「これはすごい。店に入って以来の新記録!ついてる時はこうありたいね~」
と心で住吉の神様に祈りを捧げ、また次の日が11万円・・・・・・
そして案の定、次の日も10万円以上の売り上げ。連続4日。
もう有頂天になってさすがに先生に電話しました!「先生、神様ってすごいですね!!」と(笑)
所がその話を聞いたウチの師匠は・・・・・「なんか、おかしいぞ。」と一言。
「・・・お前。何かおかしいと自分で思わんか?」
と言われた時はさすがに今までが好調だったあまりに返って不安でいっぱいになりました・・・・・
「お前の後ろに・・・・無縁のお稲荷様が大勢ついてきているぞ!!」
「えーーーーーーーーーーーーーっ!!」
これは弟子入りしたての頃、本当にびっくりしました。
なんと、自分が手を合わせた岩は、
無縁のお稲荷様の 『墓場』 だったのです!(神社内にこんなもん、置くなよ!)
ただ、普通に手を合わせたつもりが。
自分の深層意識までお稲荷様方々に読まれてしまい、
頼んでもないのに(これは失礼な言い方ですが)皆さん、位を上げるために
付いて来られた・・・・と。
いやぁ~自分も師匠もその時はさすがに戦々恐々でした・・・・・・
で、師匠が 『用意しろ』 と言ったものと、その 『やり方』。
これは明日のブログで続きを書きたいと思います。おやすみなさい・・・・
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コメント:5
- るぴ 08-05-18 (日) 18:42
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お稲荷様のことで以前から気にしていたことがあります。
少し説明が長かったらごめんなさい。
わたしの家の神棚には「活力大名神」という方が祀られています。皇大神宮さまと氏神様と、恵比寿さま大黒さまも一緒にあります。
祖母が言うには、このカツリキサマというのは祖母の父親がどこかへ出かけて帰ってきた時に一緒に帰ってきたそうです。
(その時はおじいさま、ぴょんぴょんと軽く跳ねていたそうですが。。。)
それから、活力大名神という名で祀ってほしいとその方に言われたので2階に祀ることになったそうです。
小さい子がカツリキサマのお供え物を食べてしまった時などは「2階に大きなわんわんがいる」といって泣いていたこともあるそうです。
困ったことがあるとおじいさまを通してカツリキサマに伺いをたてるというのが習慣になっていたそうです。
ですが、おじいさまが亡くなった後、祖母の家に残った兄弟たちはあまり信心深くなかったらしく、
終いには面倒だなどと漏らしていました。
かわいそうなのでということで祖母が嫁いだ先(つまり私の家)にもってきて毎日手をあわせています。
そして祖母の実家なのですが、何年か前に祖母の弟とその息子が若くしてばたばたと亡くなりました。
私の家では父が白血病にかかってしまいました。
祖母も高齢ですし信心深かった父も余命があまりないということで、カツリキサマに伏見稲荷に行って頂くことになり
よく行っていたお不動さまのお寺でご祈祷してもらいました。
7・8年程前のことで、これ以後悪いことは特に起こっていませんが不安です。
人間の都合で、お世話になった神様に移動願うなんて。。。
今まで誰に相談してよいかわからなかったので、何か言葉をいただけたら幸いです。
長いコメントになって本当にすみません。 - 管理人 08-05-19 (月) 3:56
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るぴさん
読ませて頂いた管理人の見解ですが・・・・・
『7・8年程前のことで、これ以後悪いことは特に起こっていませんが不安です。』
。。。これ以後、悪いことは起きてないならそう心配はないと思いますよ~
※すみません、単純すぎる意見で申し訳ないです・・・・・
るぴさんがはっきり、こう言えるという事はカツリキサマも納得されていらっしゃるんじゃないかと。
それ以外で、るぴさんがこの神様をもう一度、祀りたいとおっしゃっているなら別ですが、
一度伏見稲荷様に行って頂いたのなら、伏見稲荷様で手を合わせれば
今のるぴさんの心も届くのではないかと。。。。 - るぴ 08-05-19 (月) 15:30
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早速のお返事ありがとうございます。
実はお言葉のとおり今春参ってきたのです。伏見稲荷へ。
やはり気持ちだけでは済まないこともあると思いまして。
今回の件、管理人さんのブログでのお話を通じて、神様方が私の理解できる次元とは別の常識をもっているのだと実感しました。
私たちの善悪には当てはまらないのでしょうか。。。ムズカシイ。。
それは少し怖くも思います。
これからもカツリキサマのことは心に留めておきたいと思います。
祖母が亡くなったら私以外にカツリキサマは名を呼ばれることが無くなります。
でもちゃんと祀れないので変なお願いごとだけは間違ってもしないつもりです。
先は長いですが、真摯に向かい合っていきます。
これもご先祖様から続く縁のひとつですもんね。
誠実なお返事、本当にありがとうございます。
これからもブログ楽しみにしてますね
管理人さんにも、幸せな毎日が続きますように☆= - 管理人 08-05-21 (水) 3:29
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るぴさん
ありがとうございます。
るぴさんの真心はきっとカツリキサマに届いていると思いますよ~
縁を大切にする心にも感動させて頂きました。 - 匿名 10-01-22 (金) 22:27
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お稲荷様の尻尾は位が上がるほど増えていくものなのでしょうか。
増えていくとしたら無限に増えていくものなのでしょうか。
管理人さんは尻尾の多いお稲荷様では何本有るのを見たことがありますか。
お稲荷様は動物の神様ですけど人間の神様とは人との関わり方において違いがあるものなのでしょうか。
たくさんの質問ですみませんけどずっと前から知りたかったのです。
ちょっと疑問に思ってる程度だったので他愛のない気持ちですけど
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