カラオケボックスにて（子育て通信⑮）

先日、ふとした弾みで息子とカラオケボックスに行きました(^^)

８歳になれば、もう色んな歌を唄うんですが・・・なんか今の子は凄いですね。お前がうるさいよと突っ込みたくなる、「うっせいわ」から始まり、学校で習ったのか「マーチングマーチ」、果てなき子供の願望とリアルな現実が交差する「虫歯のこどもの誕生日」などなど。

一番笑ったのが、彼の十八番である「俺ら東京さいぐだ」です。どこで覚えたんでしょう、もう３回ぐらい歌ってました(；´Д｀)

吉幾三さんってすごくありません？？往年のファンの方もいれば、８才も虜に出来るんですよ！

そして、子供ってやっぱり凄いな、、、、って思ったのはですね・・・・。

「立って歌いなよ。そっちの方が気持ち良いって！」

「うん！！わかった！」



で、マイクをもってドアの前に立ち気持ち良く歌っている我が息子。

歌っている最中、ふとドアについているガラスの窓から外をみて急にマイクを下ろす。


「・・・あれ？どうした？歌わないの？」

「・・・お、お父さん見て！！！前の部屋の人もマイクもって歌ってるよ！！！！」


いやーそりゃそうでしょ、ここカラオケボックスなんで(；´Д｀)　歌う以外になんかやってたら碌なことじゃないでしょ、それはきっと。

子どもって、本当に無知で良いなぁ～毎日、楽しいんだろうなぁーって本気で羨ましくなりました。こんなんだったら、自分も４～５日休みがあったら、近場の韓国や中国、いや無理なら行ったことのない県なんかに何も決めずに旅行したら、そりゃ最高の一生想い出に残る４～５日が過ごせるんだろうなぁ、、、、、いやーもう旅行なんて贅沢は言わない。

知らない街をとにかくテクテク歩くだけでも良い。子ども、本当に羨ましい。。。。。


ウチは一人っ子なんで、ついつい答えを「与えがち」です。

聞かれれば、可愛いから答える。
相手が理解出来るまで、丁寧にゆっくり答える。
子どもは聞いてきたクセに、最後まで話を聞かず「あ～もう、わかったわかったから！」と面倒臭がる。
（お嫁さん曰わく、そこは自分に似てるらしい・・・・）

ご飯は黙ってても、三食必ず出てくる。
お腹が空いてなくても、「早く食べなさい！」と言われ渋々、椅子に座り適当な食べ方をはじめる。


去年ぐらいから、それを見ててちょっと怖くなってきてですね。

そんなに知りたければ自分で調べろよ、、、、と。
そんな食べ方するんだった無理して食べる必要はないんじゃないか、、、、、と。

調べる集中力や、見つける喜びを知る術を奪ってしまっているのは、他でもない自分たちだと気づきました。「えー嫌だーそれ食べたくない～」とか言おうものなら、「あー大丈夫よ、無理して食べなくていいからね。・・・ってか、腹が減るまで食べるな。」ときちんと伝えるようにしております。

ただし、外食の時だけは意見が割れちゃうので平等にジャンケンで決めてます。


お父さんとお母さんの前では、態度が違います。

ま、今はそれでも良いのかなぁ、、、、ここだけは、男同士の付き合いがあれば、自分が理解できない母子の切れない絆もあるんでしょうしね。

大事なポイントは、夫婦で最終目標（どうなって欲しいのか）を固めておくこと・・・・かな。

固めるだけ固めて、決して意固地になりすぎず、目標をずらしすぎず臨機応変に。

まーそれでも、いつかの子育て通信で書かせて貰いましたけどね、相談者の肝っ玉母さんからご教授いただいた金言がやっぱり胸に響く毎日です・・・・・。


「子どもは親の言うことを聞かない。親のやった通りのことをする。」

・・・耳が痛い毎日です(-_-;)

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