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宴の始末。

2020東京オリンピックも明日で終わり。

この「2020」をみる度に、「あれ?今年は2021でしょ?間違ってない??」

なんて一瞬考え、

「あ。そうかコロナで一年延びたんだったっけ。次は三年後のパリか・・・・。」

なんて毎回頭の中で反芻しながら、コロナと、この度の世界中が参加している盛大なる宴の始末はこれから誰が、どう背負っていくんだろう・・・なんて考えております。

自分自身はメダルの数なんて興味がなく、ただただこの部分的な大人の欲と真偽もさだかではない事情の中で、黙々と己との戦いに挑戦して感動を与えてくれた代表選手の方々と、決してTVには映らなくとも代表には届かなかった2番手3番手の選手や、裏からサポートして下さっているチームの皆さま方には心から頭が下がる思いです。



日本を代表してくれている選手の皆さまの集大成、世界最高峰の戦いをなるべくリアルタイムでこの目で拝見したかったのですが、、、、実はほとんどTVをつけることもなく、競技や試合の次の日はその内容でもちきりの職場の中で、

「あの人は凄かった!」
「いや~相手選手も立派だったよねぇ~」
「あそこで、こうなっていればねぇ・・・・・」

なんて話を聞いては、仕事の合間、気になった部分だけを深く調べてみたり、動画を検索してみたり。

「いやーこんな凄い人がいたんだ。。。」
「なるほど、この競技はこういうルールになっていたのか。」
「次はこの若い子たちが活躍するんだね~」

・・・こんな楽しみ方でした。

ラグビーワールドカップはあんなに熱中できたのに、不思議です(;_;)

追いかける競技が多すぎて、正直どれも没頭できなかった&どこまでホントか嘘か分からないオリンピックにまつわる情報が目に付きすぎ、イマイチ純粋に楽しめなかった・・・・というのが本心でしょうか(-_-)


自分の中での、宴のクライマックスは喜友名選手の試合後の立ち姿と試合後のインダビューでした。

「高潔な魂と、そこから出る言葉ってなんて美しいんだろう。」

この一言に尽きますね。


職場内ではオリンピックの話題が大部分を占めるなか、コロナ禍で2ヵ月遅れたボーナスの査定がはじまりました。


「おーーーい、村雲クン。書類を持って、ちょっと別室に来たまえ。」


はぁ、、、これも正直、クソどうでもよい大人の事情が始まった・・・・。


「査定に関わる報告書や顛末書は、誰が何枚ある?」
「どうだろう?前年比の収支の比較表はどうなってる?」
「コロナ禍前が1.5か、、、だったら、0.8でどうだ?」
「う~ん、、、気持ちはある。あることはある、が。先行きがなぁ・・・」


「はぁ・・・わたし的には、何ともかんとも・・・裁量にお任せ致します。」


「わかっている!わかっているが、その上で聞いているんだ!もっと真剣に考えんかっ!お前はもうすぐ会計から外されるから拗ねているんじゃないのか!・・・どうなんだっ!!」


なんで査定のなかで自分が怒鳴られないといけないんでしょう(苦笑)

いやーもう、バカじゃねーの・・・・社内のオリンピックはこの一言に尽きます(-_-)


ボーナスの金額なんて、毎回最初っからボスの中では決まっております。

んで、村雲の意見として、ボスの想定金額より下を言わせる。

それをボスが「温情」と呼ばれる見栄で上を提示する。

「いや~会計の村雲クンはね、いくらなんでも今のご時世で ”出しすぎです” って何度も私も諫言をもらったんだが・・・やはり、皆の日々、働いている顔をみているとね。わたしも、こう、何というかそれに報いたいと思ってね・・・(ニヤリ)」


これが一通りの、当社の自慢の様式美でございます。

ウチは古い体質で、賞与は皆、一同並べられて手渡しで渡される。

その度に、毎回同じセリフを吐いてよく飽きないよな、、、、毎回、これで気持ち良くなれるって一つの才能だよなぁ・・・・と感心せずにはいられません(´ー`)


たくさんのどうでも良い、過去の書類を抱えて皆の元へ戻る。

「お疲れさまです!」と声を掛けてくれる後輩。
あえて目を合わさず、オリンピック話に没頭している先輩。
真面目にコツコツ仕事をしている人。
「お前、どうやったらあそこで怒られるんだよ!」とゲラゲラ笑ってるナンバー2。


まぁ、自分はこれも仕事だし、もうすぐお役目御免だし、ボーナスもあって無いようなものだし、どうでもいいんですけどね。

これで面目が保たれている、士気も上がるはず、尊敬も信頼もされるはずと考えているボスはほおっておいて、、、さて、この宴の始末は誰がどう背負うんでしょうか?


まぁ長年の慣習、そのツケが回ってきて今の状態にあるんですが、ただそれだけの話では祀られている神様に申し訳が立ちません。


自分たちの職場は、他国や他人と競い合うことも点数が付くこともございませんが、日々研鑽のなかでご奉仕をさせて頂き、オーバーにいえば毎日が自分との戦いです。

一旦、白衣に袖を通せば暑さや寒さも忘れ、神様に額づき仕える姿によって神様の存在を知らしめ、見る人、触れる人に感動してもらい神様を敬ってもらう。その啓蒙活動が主な職務です。

それと同時に、その方々の信仰心や情によって今の生活も、自分たちの家族も支えられています。


オリンピックの閉会式を明日に備え、今自分が考えることは、

「欲と驕り」

ってことですね (´ー`)

一部の偉い人の、”欲”とそこから出る”驕り”。


こんなに時代が変わってるのに、今まで通りで何とかなると思っちゃってるんでしょうねぇ、、、、

だいたい嘘をつくやつ、悪いことするやつは、「今が凌げれば何とかなる」って考えちゃうんですよね~・・・・多少迷っても、自分は逃げ切れると信じて疑わないやつ・・・・ムカつきます(-_-)


もっともらしいことを言って、結局変えようとしなかった人が一番、危険です。


オリンピック代表選手の皆さまに勇気を貰い、自分がその危険人物にならないようにと気を引き締めていこうと。そう思ったここ最近でした(´ー`)


それから、もちろん予想だにしなかった「コロナ禍」での開催でしたが。

2020年のオリンピックが「東京」と決まった時、

「なんだか懐かしいねぇ~楽しみだねぇ~」
「これを機に、日本がまた元気になれば嬉しいねぇ・・・」

と言ってくれていたおじいちゃんおばあちゃん世代の期待を、自分たちの世代が大きく裏切ってしまったような感じがして、なんだか申し訳なかったなぁ、、、、、



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