- 2021-04-11 (日) 0:35
- 神様
慌ただしい年度末の中、結婚しそうで結婚してなかった、心地よい茨城からの春風がフッと湧き出たかと思いきや、、、、今日は沖縄からの、「福岡行きます~鑑定願います~その後、飲みに行けたらなお良し!」って突風が・・・・
・・・さすが突風、フットワークが軽すぎやしませんかね(-_-;)
福岡で頂いている鑑定依頼もマジで溜まりに溜まってるんですが(-_-;)
まぁ、飲みに誘われれば行くしかないっ!これが博多っ子の心意気じゃいっ!お嫁さん?そりゃ、実家に帰すしかないでしょ!!・・・・とコロナ禍の中、久々に行って参りましたよ、生きたイカを食べに。
「いや~村雲さん、覚えてませんかね。あの”弁財天さま”に助けて貰った時のこと。」
「いや~正直、本気で覚えてませんね昔の話は。なんかありましたっけ・・・??」
まぁ、その話は飲みながら久々にしっぽり行こうと、その男性の話を聞きながら・・・もう何年か前の昔話をSさんは始めました。
時は7年前ぐらいに遡るそうです。
東京出張鑑定で、いつもフラッと遊びに来てたSさんからの相談からの話です。
「今の嫁さんと離婚したい。」
あまり覚えておりませんが、いつもはマジメに不真面目なSさんが珍しく真面目な顔して話をはじめる訳ですよ(-_-)
「村雲さん。円滑に離婚できる方法を教えてよ。」
「はいはい、大人の事情ってやつですね。・・・・・・・・え~っとSさん、これは難しいですね。多分、離婚出来ないっすよ。神様がそうおっしゃってますもん・・・・。」
「そこを何とか。2人の愛娘の将来もかかってるんですよ。」
「親権はあちらなんでしょ?だったら、そのお子さんたちは幸せになるんじゃないですかね・・・。」
「いいんですよ、親権は。とにかく2人の娘が幸せになれば。今の嫁には難しいと思ってます。」
確かそんな相談だったと記憶してます。
昔は離婚反対派だった自分は年を重ねて、まぁ、いろんな家庭の事情があるんだ、誰も好き好んで別れる訳じゃないんだ、一番の被害者である子ども達が幸せになればそれでいいんじゃないか・・・・・なんて家庭をもって少し考えるようになりました。
「わかりました。Sさんはもう大人なんでどうでも良いんですよ、あなたなら自力で何とか生きていけるでしょうし。問題は娘さん達が幸せになればいいんですよね?」
まず、この件に関して助けてくれる、子どもを守って下さるとお約束頂いたのは弁財天さまでした。
「あれ?弁財天さまって、そんなに子ども好きだったっけ・・・?」
まぁ、自分にとっては意外っちゃ~意外です。
そもそも、弁財天さまはどちらかと言うとあの世とこの世、現世と幽世のはざまで力を発揮され、働いてくださる神様って先入観がありましたからね(-_-)
「では、お守りを作りましょう。東京だったら江の島にいらっしゃるでしょ、弁財天さま。手作りのお守りの作り方を教えますので、お2人のお子さんに渡して下さいよ。」
結果、江の島にいって祈ってもらって、お手製のお守り袋が完成して無事に役目は果たせたんですが、気になるのはSさんの奥さんのことです。
「なんか本当にいろんなものが乗っかって来てる気がするんですよね、、、、今、一番重たいのは、嫁さんの ”生き霊” だと思うんです。」
”生き霊”?そんなさ、素人が口にしても意味がないよ。
生き霊なんてそこいらにしょっちゅう飛び交っている話でしょうし。Sさんだって100%、混じりッ気なしの素人じゃないんだからさ。付き合いも長いし、もう自分の考えはわかるでしょ。。。。
正直、もういいじゃん、別れないって神様いってるし(;´Д`)
そもそも、7年間も別れる・別れないって足の先から頭の先まで悩みに悩んできた夫婦関係、これで生き霊が行きかっていない訳が、ないじゃない、、、、、、、、
仕方ないなぁ、Sさんがそこまで言う奥さんなら、まぁ普通の人じゃないんだろうし・・・とりあえず神様に伺ってみるか。
そんな軽い気持ちで当時のSさんのお嫁さんを霊視したのが運の尽きでした、、、でも、ちょっと舐めてました。
奥さんを霊視させて貰った時にはっきりと確認できたのは、奥さんの後ろにとぐろを巻いて赤い舌をチロチロ出しながら、その尻尾で2人の娘さんをグルグル巻きにしてこちらを睨みつける、真っ黒で赤い目を光らせている、絵に書いたような黒ヘビさんの姿。
「・・・Sさん、、、正直に言います。Sさんがおっしゃる通り、あんまりよろしくない状況ですね。Sさんの勘の通り、このままでは、、、、これから先も奥さんも二人の愛娘も、しいてはSさんも明るい未来は遠い話ですね。」
よし、こうなったら本腰入れて徹底的にまずは黒ヘビ退治といきましょう、と。
つづき。
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