ひとりで祈る時の注意事項。

2021-03-15 (月) 3:32
霊能者

最近、神祭仲間と久しく会ってないなぁ～とぼんやり考える。まぁ今はお祭りしてないし、休みの日は１日まとめて人様の相談に乗らせて貰っているか、子どもと遊んでいるか程度・・・

「無理してあう必要もないしねぇ～」とは思いますが、会わなければ会わないでちょっと寂しさを感じる自分がいます(;´∀｀)　４月に入ったら神様関係なしで皆でバーベキューでもしましょうかね(´ー｀)

ひとり、神様に向かって、もしくは大自然に向かって、祈る時もあれば、神祭のように２人以上で神様に祈る時もある。

どっちも大切なんですが、結局「和」とは２つ以上のものが1つとなる時。

「神様に向き合い、自分ひとりで祈って・・・」ってのはもちろん、ありだし、「神様と自分の和」はみんなが望むところだろうけど、改めて考えたらハードルは高い。

「今更なんですが、”祈る時”ってどうやって祈るんですか？」

「えぇ、、、っと、そうだね。両手を合わせて胸の高さで維持して・・・」

「いやいや、そうじゃなくてですよ。”心持ち”というか、心の在り方というか、在りようというか・・・いや、質問そのものが難しいですね。なんでもないです。」

意外に思われるかも知れませんが、この質問は多いんです(´ー｀)

『ひとりで祈る』

集中しやすいし、孤独な時間は必要だし、時々、孤独が手伝ってより深い祈りができることもある。

あえて書き出す必要はないかも知れませんが、それでも独りで祈る時の注意点なんかもございます。

良いも悪いも、独りよがり・自己満足になりやすい。
これで良いのか不安になるし、かといって集中しようと祈りまくっても限度がわからない。
「集中しなきゃ！」と思えば、「この思いが無から遠ざけているんじゃないか？」なんてどうでも良いことがループしやすい。
いつ始めて、いつ止めて良いのかわからない。
そもそも、今行っている行動が”祈り”かどうかも疑わしくなる
「この祈りは、然るべき場所にきちんと届いているのか？」

・・・まぁ、これらは自分が若かりし頃に一度や二度は立ち止まって考えていた経験です(;´∀｀)

そして、意外とよくあるこの質問を何度か師匠にぶつけたこともあります。

「ほぉ～頭の良い人間は考えることが違うな。オジサンは単純だからそんな難しいことは考えたこともない。バカに生まれてきたから、時間を無駄に過ごさず良かった～」

・・・だいたいこんな答えでした。もちろん、バカにされております(-_-)

今は一周、、、いや、十周まわって厚かましく「自分の祈りが一番通る！」ぐらいのレベルで本気で気の済むまで祈ればそれで良し！の心境ですが、確かにご本人が言ってた通り、

「オジサンはね、神祭以外ではほとんど祈りはせんよ。先祖供養も引退して息子に任せてある。」

確かに師匠が一人で祈っている姿はあまり見かけたことがない。

今考えるに、祈りは確かに「神祭」の時だけ。一人の時は四六時中、寝ている間も「対話」をされていたんじゃなかろうか・・・と今更ながら思い当たる。

かといって、独りの時間を自分だけの為に大切にされていたイメージはない。

常に人のことを考え、神様の願いを叶えたいと思考を巡らせ、相談者に対しても「それはお前が学ぶために神様が運んで来てくれた縁だと思え。」神祭になっても、「誰を呼ぼうが誰が欠席だろうが、最後に決めたのは神様だ。」と縁そのものを大切にされる方でした。

「神様との和」はすでに卒業されていたので、「縁でつながった和」を大切にされてましたね。

自分は本当に、そこまでの人間性は不可能なんで、、、、

「おっ、また会ったね！」
「次に会う時はさ、もうちょっとお互いに成長しようね（笑）」

程度で終わらせ、「人が好き」という能力がそれをフォローして包んでくれている状態のまま、時々相手を傷つけ、傷つけられ、今まで生きてきた訳ですが。

「和」というものを考え、２つ以上の違ったものが1つとなる時って、実はそこいら中に散らばっているものでして。

隣にお嫁さんがいれば、そこには夫婦の和。子どもがいれば父と子の和。会社の人間がいれば同僚の和に、神祭を一緒にやってくれる人がいれば仲間の和。

そして、その「和」はいつもの顔ぶれ、ありきたりの会話や行動だったとしても、この世、この人生で同じものは「2つとない和」ということ。

・・・これをしっかり腹におさめてはじめて一人で祈る時の重要さや深みがまた変わってくるんじゃないかと思います。

最近、東京から２度、短い期間の間に遊びに来てくれた人がいて。

「おっ、また来たな。シメシメ、また飯でも奢って貰おうか ( *´艸｀)」

なんて考えて、まぁ実行にも移した訳ですが。

よくよく考えると、まぁ彼には彼の目的があって、自分は「またこいつ、本当に福岡に来たよ (;´∀｀)」と思ってみても、それは本来、お互いにとって「また」という言葉はつかないこの人生でかけがえのない一瞬だったんですよね～

今だから言うけど、三軒ハシゴする時間があったら夕方からでもどこぞの神社で一緒に祈れば良かったね、、、（苦笑）

まぁ、これが師匠なら結婚のお手伝いをして下さる神様を探して、問答無用で神社に連れていってたでしょうね、きっと。

「祈り」と「対話」の違い、ここの深みにドップリ片足つっこんじゃいそうになりましたが、やっぱり「祈り」であれば２人以上で祈った方が良いかもですね。

能力うんうんの話は置いといて、「ひとりで祈って」・・・って考えはちょっと傲慢のような気がしてきました。これが「対話」ならひとりの方が集中できて良いと思いますけどね。

ちょっと難しい話になってきましたが、今日はこれぐらいで。師匠が言ってた通り、バカが考えても大抵は時間の無駄になる(-_-)

おやすみなさい～