今後の霊能者（霊感占い師）業界はどうなるのか？②

つづき。

『受け身すぎる』

これは、「脆い」にも少し関係がある気がしておりますが、謙虚なのは良いんですが・・・話の中から、その人の「物語」・・・「人生を通して伝えたいこと」や「やり遂げたいこと」がまったく見えてこない時が多いです。

とは言っても、こちらもまだまだ未熟な身、腹が座って「ドスン！」と構えていらっしゃる御身と対すれば引いちゃうこともありますが、、、、

そこは腐っても霊能者、やっぱり３行のメールからでも、１分の会話からでも感じるものは人並み以上にございます。



それが、やれ

「だんだん、視えないものが視えてきて・・・」
「気づいたら人が集まるようになってきて、」
「不思議と霊能関係の人が集まり始めて、皆から同じことを言われて・・・」
「良く当たるんです。・・・あ、お金はもちろん、とってません。」

いや、相談ならいくらでものらせて頂きます。

が、こと「霊能者志願者」となれば大抵、謙虚で一般的にみて「良い人」が多くてですね(;´∀｀)

自身の過去や、環境に押し出されて自分から踏み出す一歩ではなく、、、、いや、本当は望んでいるのに、押し出された感を前面に出してくる人が多い気がしてます。

本気で、「霊能使って、本当は何がやりたい？」って聞いてみたいかな(´ー｀)


「日本一、いや世界一の霊能者に成りたい！」
「世の中の理をすべて知りたい。」
「神様としっかり会話できるようになって、なぜ、コロナを止めないのかじっくり問い詰めたい！」
「日本全国の神社に、神様をすべて戻したい」
「霊能を使って、金を稼ぎまくりたい！」


・・・ま。正直、引きますけど（爆）

引くけど、良いんじゃないですかね。しっかりと自分と向き合って出た結論なら。


何度も言いますが、「神様」「霊能」「霊能者」「視えない世界」「繋がる」、どれをとっても定義はバラバラで曖昧。バラバラで曖昧だからこそ、個性や人間性がより発揮できる世界だと考えております。

あくまでも村雲が考える霊能や霊能者という基準で言えば、よく解らん人が多くて、しかも感受性が強くて優しい人が多くて、、、周りからつぶされる・勝手につぶれる人が多い。師匠が言う、「神界でも魔界でも渡り合える人間」には難しい。ってか、自分がまず、そこまで成ってないと、堂々と言える自分が怖い(-_-)


どんなにＡＩが発達しても、「占い」は無くなりません。

令和になっても、どこ知れず『人相』や『手相』がひっそりと生き残り、「占い」を神事にしている神社だって全国にありますしね。これは残そうとしなくても、勝手に残っていきます、占いは生きる為に必要・・・・というか、困った時の最高の丸投げ方式。

ある意味、神様と繋がれる一番安価で手っ取り早いものが「占い」の性質ですからね。


同じ「当たり外れ」の概念が、よりシビアにより説得力や根拠が必要なのが「霊能」の一面にあると思います。

「占い」には、当たり外れの「枠」があって、そこから出ることはなく。その中で確率を追い求めるのなら、むしろＡＩがビックデータをもとにこれからの「占い」をより引率してくれるでしょう(´ー｀)

その内、ある特殊な情報さえインプットしておけば・・・

・・・いや、インプットも古いですね(;´∀｀)　スマートウォッチ一つ、腕に巻いていれば、いずれＶＲで守護霊様（ご先祖様）と出会える時代も来ると思いますし、前世も前々世にも旅行ができる時代も来るかも知れない。多分。


かたや、「霊能」は根拠や奇跡が必要にもなってくる。


「あ！当たったよ！」「あっちゃー外れちゃったぁ～」

だけでは語れないものがあって、自分の感覚のなかでは霊能は「人と人」がより複雑に深い部分で絡み合い（そりゃ、相手が言いたくない事を相談して下さるので当たり前なのですが）、その分、話を聞く方にもストーリーというかバックボーンの人生が必要だと思ってます。


古臭い話かも知れませんが、人ってやっぱり人のなかでしか磨かれない。

たくさんの神様の中で自分が一人、ポツンと存在してて、、、そりゃ、興奮するし、感動するし、好奇心沸きまくりなのは想像できますが(;´∀｀) あまりにも存在が大きすぎて、偉大すぎて、結果・・・・自分は何も始まらないまま、何も終わらないまま、何も変わらず消えてなくなりそうな気がします。

時々、手を合わせて祈る分には最高にありがたく、時々、涙が流れる時もありますが・・・それもやっぱり、自分が「人」が大勢いる「社会」に身を置いて、その経験から反映されているものなんだ、、、、、と。


大自然をみて、その美しさに心奪われ、自然と涙があふれ、思わず手を合わせたくなったとしても、、、、、多分、飽きはしないんですがその内、寂しくなってくると思うんですよね、自分は（苦笑）

あれですよ。ボタンひとつ押せば、最高の食材を使った定食が出てくる食堂でご飯を食べるよりも、小汚い定食屋で老夫婦がこじんまりとやってる小さな食堂の定食の方が美味しく感じてしまうというか・・・・・・。


んで、持ってきたみそ汁に婆さんの親指がずっぽり入ってて、「汚いって、おばちゃん！」そしたら厨房の奥から爺ちゃんの声で「うるせぇ、文句があるなら金置いて帰れっ！」・・・・みたいな（笑）

ま。そんな定食屋は二度と行きませんけど。


ちょっと久々の長文で疲れてきたせいか、例え話も雑になってきましたが・・・・


少しでも多くの本物霊能者の方々が、次の時代も生き残ってくれれば良いかなぁ～

との思いで、乱雑ですが書き殴ってしまいました(-_-)

本来、ご縁も導きも本物の神様であればきちんと道は用意して下さっている筈なので、安心はしているのですが。ウチの師匠も半生以上は、自分の願った道に全力を注いでおりましたし、


「おじさんが教えられることは少ない。聞き流して貰っても構わない。が、いつか役に立つかも知れないし、味あわせなくて良い苦労を教えてやるのも先人のつとめだ。」

って言いながら、この世を卒業しちゃいましたしね。


「自分に本当に万分の一でも力があるのならば、その力を使って神様たちにより一層、働いて頂き、一日でも多くこの日本をもたせたい。一人でも多く死なずに済む人を助けたい。」

それが師匠が師匠の為に決めた、霊能の使い方でした。

まぁ、さぼり症が半端ではなく、何よりも楽しいことと美味しい食べ物が大好きな自分も、霊能を開いてから20年近くこの方に育てられてきましたので・・・・なんとか師匠の千分の一でも、役割を果たしたいなぁ～と。

それには、「次の時代に継ぐ」という意味も含まれてまして、、、、はぁ。。。



今からの霊能者を志している方は、思っているよりも時代が複雑化しそうですよ～

自分の為に。
他人の為に。
神様の為に。
お金の為に。
視えない世界を視る為に。
視なくて良いものを視ない為に。
視えない世界と話す為に。
聞こえなくて良いものを聞かない為に。

『何の為』でも構いません、早めに自分の道を決める。能力の向上も良いが、その使い道も大切（無駄にオーバースペックを目指している人もいる）

簡単にまとめますと、どの場所であれば自分が一番楽しくて、生き生きできる場所か、この世を卒業する時に後悔しない場所か、定めておく（自分と向き合う）必要がありそうです(-_-)

割と早い時期から、いろんな扉を開け、いろんな扉に手を突っ込んでみる。

決断する時には余計な体力は使わないこと。最近の若い人は、余計な精神力を含めた体力を使いたがったり、温存している傾向が強いです。

自分と向き合う時間を、携帯の電源をオフにして作ること。

重複の内容になりますが、自分と向き合う時間がなかったり、方法を知らなかったり、向き合うことに価値を見出せなかったり、、、、まぁ、その辺りはさまざまですが、その弊害として「流れに身を任せる＝神様の意思」と考えている方も多いです(-_-;)


IT・テクノロジーの進化は早いのですが、タイミングよく乗ってしまえば強力な後押し。ただし、それも「目的」によって使い分けできる裁量があってからこそ！使いこなせる便利な道具と考えておいて下さいね。



次回は、そうですね・・・自戒も含めて、

「言い訳が効く年齢、効かない年齢」

です(´Д｀)

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