- 2020-11-04 (水) 17:54
- Q&A
うわぁ、、、ネタ不足で書き始めた「質問募集!」ですが、約2ヵ月かかってしまいました(^▽^;)
まぁ、何かしらの役に立てて頂ければ、それでOKです(´ー`)
では、いよいよ最後の質問、、、、
と申しますが、実はメールであと幾つか頂いておりますが、「コメント欄で(公開できる内容)」という条件を付けさせて頂いているので、特別な質問を除いては今回で一旦、終わりにさせて頂きますm(_ _)m
質問
素朴な疑問?その2なのですが、神様と仏様って役割が違うのでしょうか?存在というか、位置付けというか、そういったところがそもそも違うのでしょうか?
もちろん、歴史的背景の違いがあるのはわかるのですが、存在として考えた時に、その違いって何?と、疑問に思ったので。
これは割と簡単な質問ですよ~明らかに違うのは、やっぱり
「神様」=道
「仏様」=教
という「成り立ち→役割」でしょうか(^^)
歴史的背景から言えば、『本地垂迹説』や『反本地垂迹説』など、人間が決めた当時のルール(考え方)はさまざまですが、上記の、本来の成り立ちから言えば、アニミズムが根底にある神様は『神道』(道に重きをおく)の中に立つ導き手であり、仏様は『仏教』からお生まれになった責任者、、、、という感覚です(´ー`)
道とは・・・・・岩波「国語辞典」には、人の守るべき義理。宇宙の原理。教え。とありますが、その他、自分が思うところには、「そこにあるものに照らし合わせ自らが気づき、自らを磨いていく。それを表に現していく、具現化させる。一つの物事(道)を通じて生き様や真理の追究を体現することや自己の精神の修練を行う事。」
簡単に言えば、「それぞれが創り上げていくもの」に近い。それをサポートしてくださる神様も、特に日本は八百万の多くの神々が息づく神の国ですので、その神様によって個性も違えば、得意分野も特徴も欠点(?)も違う(笑)
そして、大事なことは、主役は『人』であるということ。
全部、ふくめて大らかに、「それぞれの道を歩こうかぁ~」的な、昔ののんびりした日本を彷彿させます(これ、勝手なイメージです(^▽^;))
教とは・・・・「道」と違ってそこには必ず、『教祖』と『教義』が存在する。教祖を崇め、教義をいかに自分の心に「修め」、多くの人に知らしめていくか。「教義=教え」とは、人が自然から授かるもの。また得た叡智を独自の特徴に合わせて体系化したもの。それを内に浸透させていくもの。これが「教」と名のつく宗教の目的でもあり、存在意義となります。
仏教に関していえば、ブッタが授けられた普遍的(と思われる)叡智、人間はどう生きる”べき”なのか?どうすれば幸せになるのか?が主なテーマで、『方法論』とした導き手、そのシンボルや源そのものであり、世界を相手にその重責を背負った、人間のカルマを背負った存在が「仏様」と考えれば解りやすいでしょうか?
詳しくはこちらを→「“道”と”教”の違い(なぜ今、神道なのか①)」2011-12-28 (水)
・・・すみません、丁度良い記事があったので手を抜いてしまいました!(笑)
まぁ、いろいろ書き綴りましたが、質問への回答を読んで更なる質問が出てこられた方々も多いと思います。なので、追加の質問があればその記事のコメント欄へどうぞ~
機会があれば、いずれ記事にさせて頂きます(´ー`)
またメールでは受け付けておりませんでしたが、忙しい時間を使ってわざわざメールをくださった方々もありがとうございます。
再度、読み直し、気になる点があったら記事の追加をさせて頂きますのでご了承ください m(_ _)m