気配り上手と、気遣い上手。
似たような言葉で一文字しか違いはないけど、、、、全然違う(-_-)
気配り上手は、サラ~~~っと相手に対して気持ち良い事・有難いこと・嬉しいことをやっちゃってくれるもんだから一見、ほとんど目立たないんです。
その人自身が「目立たない」訳ではなく、その人の行いが目立たない、目立ちにくい。
ご本人もそう意識せずに「目立たない」様にサラ~~~っと超自然に、当たり前のように、無理なく相手に気を配っちゃってるからね。これは凄い(;´∀`)
ニコニコしながらサラ~~~~っとやっちゃうもんだから、それを受けた方はそれが当たり前になっちゃってる場合も多い。目立たないから、気づいたら「当たり前」。
でも、見る人がきちんと見れば、
「この人凄いな~・・・こりゃ真似できんばい。。。」
って分かるはず。今日はプチ感動の一日でした(*´Д`)
「エライエライ専門家の方々が来る!」
って、ことで案内役を仰せつかったわたくし。
「だいたいねぇ、歴史ある”良いもん”はですね、説明を聞くんじゃないとですたい。静かに目を瞑ってひたすら”感じる”ことが大切なんですばいっ!!」
ってことで、ホントは終わらせたかったけど、さすがにそうはいかない日。
エラそうなオジサン連中(ってか、実際に偉い方々なんでしょうが(汗))5~6人と、フレッシュな20代の女性一人。オジサン連中でも一番偉い人であろう、その秘書的な30代の女性一人。一番後ろに控えているの50代の女性一人。
この50代女性の気配りの良さに感服しきった一日でしたね(´ー`)
かたや、「気遣い上手」の秘書みたいな方?
しっかり相手を考えて気遣ってくれる。
しかし贅沢を言えば、気遣ってくれているのが分かると、こっちまで気遣わなくちゃいけなくなるんで・・・時々、面倒になってきた。
一番大切なポイントだったので、ゆっくりと、ちょっと声を張りぎみに説明している最中にペットボトルの水を「・・・よろしければ、どうぞ。」と渡されてもね、、、、ありがたいけど、今貰っても飲めないでしょ。
そんなに声が出てなかったのかと、柄にもなく心配になっちゃいましたよ。。。
お陰さまで調子良く話している最中に、話の腰折れちゃったじゃないのさ(;´∀`)
・・・それでこちらの心まで折れちゃったらどうすんの?!
ま、折れませんけど。
気を遣ってもらうタイミングが違いすぎれば、こっちまで気まずくなっちゃうよぉ~~~
・・・なんで気を遣われながら、こっちがフォローしなくちゃいけないんだよ!って内心、ずーっと思ってました(;´∀`)
「いや、そこまでやってくれる必要はないんだけど・・・」
「え~~~!・・・ごめん、それ反対にこっちが大変じゃない?!」
ありがたい。気を遣ってもらっている時点でありがたいんだけど、、、、感心を通り越して、心配にさえなる時がある・・・・・。
雨が途中で降り出し、降り出す寸前に傘を広げてエライ人に渡していたのが気配り上手の女性。
偉い方が、あらかじめ用意していたのであろう、質問が書いたプリントを鞄から出す時も、おそらくコピーを持っていたのか、、、、先に出して、そっと「20代女性」に渡す気配り上手な女性。
受け取った20代女性は、キョトンとした顔でプリントも見ないで固まってる・・・・・
いや、それ多分、エライ人が今鞄をまさぐって探しているプリントだって!
あなたの立場を立てる為に、あえてあなたに渡してるんだって!
説明している時も、20代30代の女性たちはやる気のある小学生のように一番前でウンウン頷きながら聞いている。
それはそれで嬉しいんだけど、あなた達の仕事の半分はひょっとして、このエラそうなオジサン連中の子守りじゃないのかな?
・・・・それを忘れさせるほど、楽しい話はしていないと思うけど(;´∀`)
一番後ろでゆったりと構えている50代女性の、経験からくる確固たる自信と落ち着き。また、そこから生まれてくる余裕もあって、それを通して相手を見てる感じ。
やられましたねぇ~・・・・・
こ、これが、まさか ”大人の女性の包容力” ってやつじゃないでしょうか?!
一番目立ってなかったけど、一番存在感があったなぁ~(´ー`)
結局、仕事が出来る人は気遣いさんより、気配りさん。
性格のタイプや、経験値。そもそもの役割が違うかも知れませんが、だいたい男からモテるのも気遣いさんより、気配りさん(笑)
・・・と、気配りも気遣いも母のお腹のなかに忘れて生まれてきた、40代男性今日一日の備忘録でした~
おやすみなさい!
PS.たくさんのメール、ありがとうございます!今、半分ぐらい返信終わってまして明日にはすべて終わらせる予定です!もうしばらくお待ち下さい(^^)
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