- 2020-05-20 (水) 0:49
- 神様
ようやく福岡も感染者0更新が始まりまして、、、
まだマスクと手洗い・顔洗いは欠かせませんが、最近の感染者数をニュースでみている限りでは割と良い感じですね(´ー`)
予想では感染者数は山あり・谷ありのなかで段々と終息していきそうですが、まぁ、このウイルスも生まれてきた以上は、人間界との共存共栄になりましょうし、いずれは未知なるウイルスがまた生まれて来るでしょうしね。
終息に向かって働いて下さっている神々様は本当に大勢いると思われますが(近しいところで、スサノオ様をはじめ、櫛稲田姫様・天照様・菅原道真様・宇賀魂神様・五十猛神様・埴安神様・宗像三女神様・少彦名神様などなど!)まぁ、疫病に強く?特に力を発揮して下さった神々様の代表格としては、やはり
『素戔嗚(スサノオ)様』
せっかくの機会なので、この神様について少し(´ー`)
さて。
捜したけれどどこか解らなかった「スサノオ様」の記事、、、いつかの神様紹介で書いてる筈ですけどね(;´∀`)
今回は補足として、なぜ疫病退散の代表神がスサノオ様なのかを軽くご説明。
牛頭天王と蘇民将来とスサノオ様
むか~し、むかし。あるところに全国を旅している、みすぼらしい恰好をした旅人がいらっしゃいました。
旅の途中、泊めてもらうところを探しているとこの辺りで一番のお金持ちの巨旦(という名前の人)の家がありました。
「一晩泊めてくれ」と言うと、巨旦は意地悪く「うちは貧しいから泊められないよ」と嘘をついて断ります。
旅人は困ります。
しかたなく歩いて行くと蘇民将来の家に着きました。
「泊めてくれんか」と言うと貧しいながらも心優しい蘇民は「どうぞ、汚れていますが」と言って家の中に招きいれ、けっしてご馳走とは呼べませんが真心がこもったおもてなしをします。
次の日、出発する前に旅人は泊めてもらったお礼にある事を伝えます。
「この村はもうじき疫病に犯され多くの者が死ぬ。玄関先に茅の芽(地方によっては、菖蒲の葉)を差して目印としておきなさい。その家は疫病が避けて通る」
その旅人が去った後、その貧しい恰好をした旅人が残した言葉の通りその村は疫病で多くの者が死に、蘇民将来の家や、事情を話して素直に菖蒲の葉を玄関先に差していた家の人間は助かりました。
それから代々、蘇民の家の人たちは「蘇民将来」と書いたお守りを身に着け、子孫代々幸せに暮らしましたとさ(´ー`)
・・・・まぁ簡単に書けばこんな内容です(´ー`)
この旅人がスサノオ様であり、その化身といわれている牛頭天王と呼ばれていたり、巨旦と蘇民将来は兄弟である。と書かれた話もございますが、この話は「備後風土記」新編日本古典文学全集『風土記』や『参宮名所図絵』に残っており、ここではスサノオノミコトが蘇民の家に泊まったと伝わっています。
スサノオ様、優しい・・・・・(´ー`)
と思いきや、スサノオ様が巨旦の対応に怒り、疫病を流行らせた!
・・・・と書いてある物語もあり(;´∀`)
どちらも司ってるのかな、、、それぐらい、力や影響力がある神様として昔から信仰されているんでしょうね。
6月30日に各神社で行われる『大祓』、そこに登場する誰しも一度はくぐられたであろう、「茅の輪」。この行事は、この蘇民将来の話から発生した神事です!
ちなみにこの、茅(かや)。
まっすぐで強くしなやかな葉は邪気を祓うとされ、またその生命力は神棚の榊と同様、繁栄を表し、もともと茅は水辺に生える植物。清い水辺に生える、または成長することによってその水辺の水を浄化する働きがある・・・・
これも説はいろいろですが、この6月は皆さんぜひとも、地元の神社に足を運び、スサノオ様の恩恵にあずかってくださいね!
ちなみに現代では、心身に溜まった穢れを祓う、神道での大切な神事の1つなので、皆さん今年は特に!!参列されて下さい(´ー`)
※ちかくの神社で大祓・茅の輪くぐり神事が行われているか確認してくださいね~
6月30日
自分的にはこれで一つの、本当の意味での”区切り”が迎えられる気がしております。
もちろん、まだまだ油断は禁物ですし第二派・第三派はあるやも知れません。
が、情報をみる限り終息に向かっている今。
皆さん、大変なストレスでしたでしょうが、まずは未曽有のウイルス危機を乗り越えた日本や自分自身、皆さんのみえない場所での努力を褒めていいのではないでしょうか(´ー`)
くれぐれも間違いないように、もう一度お伝えしておきます。
感染予防の為、手洗い・うがい・顔洗いを徹底し、なにごとも生活習慣と日頃往生が大切です!
6月30日は、より一層の神々様への感謝と今以上により喜ばしく誇らしい気持ちで茅の輪をくぐりたいと思います!(´ー`)
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コメント:5
- C 20-05-20 (水) 3:51
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今回も興味深い記事ですね!
茅の輪はそんな由来があったとは全く知らず、とりあえずお歌を連呼しながらくぐってました・・・なんのありがたみもわかってなかった自分がお恥ずかしい。アメリカに来てから数年経ちますが、日本には全然帰っていないので、初夏が来るといつも懐かしく思います。
こちらは徐々に外出禁止令が徐々に緩和されてきましが、それでも感染者がたくさんいらっしゃいます。トンネルはまだまだ抜けられないようですが、自分ができることは徹底してやる。そして困っている人や助けが必要な人には助け船を出す。続けていこうと思います! - 管理人 20-05-21 (木) 3:16
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cさん
こんにちはcさん。本当に長いトンネルですよね、、、発生した以上、もしかしたら人間の歴史が続く限り共存なのかも(^^; 茅の輪くぐりの歌、紹介するのを忘れておりました!歌をご存知だけでも素晴らしいです(^^) - 金シャチ 20-06-08 (月) 1:23
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こんばんは!
スサノオ様と牛頭天王様について 教えてくださいませ。
この度のコロナ騒動で「津島神社」に一日も早いコロナの終息を祈って参拝させて頂きました。
多くの制限が解除されてから、現状報告と(私が言わなくてもご存じでしょうが)お礼の参拝に行ってまいりました。
スサノオ様と云って参拝すると?
牛頭天王様と云って参拝すると?
最後は、『津島神社の神々様のご開運と、ご発展を お祈りいたします』(教えを守っておりまする笑)と、祈るのですが・・・神社内の標記も色々で 悩ましいです。神様に喜んで頂ける『津島神社の参拝法』を教えてくださいませんか? - 夏希 20-08-02 (日) 9:31
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牛頭天王さま、大好きなんです。
埼玉にいた頃、牛頭天王さまの神社が一番近かったので、よく行っていました。実家に帰ってからは、遠方にしかなく、行ったのは一度きりです(´;ω;`)
茅の輪は、氏神さまのところでします。平日ですが、毎年夜の屋台が出ている時に行くのですが、今年はコロナの影響で夜はなく、行けませんでした。残念( ; ; )
蛇足ですが、私が一番好きな神様は箱崎宮の神様です!新幹線に乗って定期的に行きます♡やっぱり今年度はコロナでまだ行けていませんが….。行きたいなぁ。ホントに…。 - 管理人 20-08-04 (火) 23:39
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夏希さん
今、筥崎宮の神様はノッてます!本当に超おススメですね、祀ってある神様も守っている宮司・神職さんも。で、新幹線まで使って筥崎宮だけでは勿体ないっ!!!良ければ近くのお宮さんもどうぞ(´ー`)