皆様からの質問。除霊と浄霊、心のあり方

皆さん、素敵なクリスマスは迎えられましたか～？(´▽｀*)

ウチにはサンタクロースが来てくれましたよっ！
神道でいうサンタクロースは、やっぱり福の神様なのでしょうか・・・・？それとも、どなたかのご眷属様で？？

という事でどうでも良い独り言はさておき、質問内容です(´ー｀)

早速ですが本稿に則したお尋ねがあります。

「除霊」「浄霊」↔「清祓」の心のあり方、ベクトルについてです。

私は僧侶で霊能はありません。
普段は除霊のご依頼であっても祓いや先祖供養の依頼であっても、
意識レベルでは漠然と神（仏）の方向を向いているようです。

このたび本文を読んで感じたのは、
「除霊」や「浄霊」のご依頼の場合、
心を「人」に向けることが必要であるのか。
形ばかりで意味をなさないのでは本末転倒です。

もしも、ですね。

この質問をして下さった僧侶の方の目的が、

「除霊や浄霊」

であれば、意識をすべて神仏に向けているのは間違いではないと思いますよ(´ー｀)　

100点満点中、120点でしょう！！


ただ質問にあったように、

「
心を「人」に向けることが必要であるのか。」

という問いならば、答えは　『Yes』。

以下は村雲の考え方・・・というか師匠に教えて貰ったことですので、絶対とは言えませんし、例えで「インチキ霊能者」と出しておりますが、インチキではない方も沢山いらっしゃいます。

お祓い方法から、考え方まで偽物・本物に関わらず千差万別です。

なので、何かの参考程度にされて下さい m(_ _)m


さて皆さん。話は変わりますが（さっそく笑）

インチキ霊能者の一番良い『稼ぎ』って何だかわかりますか？？

そう、それは「除霊や浄霊」です(-_-)

（ごめんなさいね。文章の構成上、この言葉を使わせて頂きますが、質問して下さった方とは関係ないことは明記させて頂きます）

「あなたの肩には、×××が付いていて、それはそれはもうヤバい代物でして・・・」

って言われれば、人間自然に肩が重たくもなってくる。

（だって、いろいろあったから、今そこに居て、いろいろあったから、今も身も心も疲れてますもん・・・・）

「それでは、お祓い致します。大丈夫です、私には（〇〇で修行して・△△の神の守護によって）力がありますから。・・・はい！どうでしょうか？！・・・おぉおお！なんだか急に顔色が良くなってきましたねっ！！！」

って派手に言われれば、なんだか少し元気になってきましたねっ！(*´▽｀*)

「はい、これでもうすっかり、あなたの人生の邪魔をしていた×××はすみやかに外れましたよ！ね、何となく肩の重みも和らいだでしょ？？？」

「はい、ありがとうございますっ！！！」


・・・もうこんな昭和のインチキ霊能者でご飯食べている人の方が少ないとは思いますが(-_-;)


・・・これでこの方の生き方が変わったり、心のスイッチが押されて本当に人生が変われば、それが一番良いのでしょうが・・・・

（実際にこれはインチキ霊能者の一例でして、分かりやすく書いておりますので悪しからず）


「インチキ」と書いちゃいましたが、これでその方が本当に良い道に進みだせば、「本物の」に昇格です！（その人にとってみれば）


最悪の場合、しばらくすればまた「ひょっとして、別の霊が・・・」なんて、『リピーター』として訪れる。

努力のない欲や悩み・トラウマの穴を目指して入り込む幽霊さんが外れても、穴が穴としてあれば（形を変えなければ）別の幽霊さんが列を作って待っているんです。

これを回していくのが、古来からのインチキ霊能者のやり方。

まぁ大抵は道を踏み外します。

（怖いのは、長い人生、自分を含めて本物霊能者がインチキ霊能者に成り下がるって事も、否定できない事です(-_-;)　あの世を弄れば、あの世から弄られるのが世の常です・・・）


で、もう少し深くお話をしますと。

憑依した幽霊さんだってバカじゃない。

憑いたからには、憑いた理由がありますし、それを達成させたい願望があって。

その願望が強すぎて、犯しちゃいけないあの世のルールを犯してここまで（現世まで）来ているんですねぇ、、、、、

憑く人の、深い欲や悩み、トラウマを利用して。その方の守護霊様の力や加護を「かいくぐって」憑りつくんです。

ここだけの話、武士の幽霊さんで、その子孫に祟った方の話なんて聴けば、ホント涙が出る時さえあります。

よくそんなに強い想いを残せるねぇ、、、考え方は間違ってるけど、よっぽど悔しかったんだねぇ、今まで辛かったよねぇ、、、、、って。
（ここだけの話。。。。）


守護霊様的には、

「わしらも頑張ったが、お前が呼びこんでしまえばどうにか出来る立場でもなく・・・・」

なんて世知辛いことを平気でおっしゃる。。。

・・・何回そのセリフを言われたことか(;_;)




憑りつく方に理由があれば、憑りつかれた方にも『原因』があります。

自分でも自覚できない欲や、深い悩み。過去のトラウマ等、人間ひとつやふたつ、それ以上にあって当たり前の話、、、、だから、その方々に罪はありません。
（自覚していない罪ほど厄介なものはない！っていうのも真実ですが(-_-;)）


いくら神様や仏様、守護霊様にお願いして今ある不安や悩み、問題解決、もしくは霊障による体の痛み等をその場で外しても、「原因」が無くなったとは言えません。

なので、意識レベルが10あるとすれば、

まずどこに向けるべきなのか・・・？？

答えは簡単で、先に「人」に「10」向けます。

その後、除霊・浄霊ならば、さらに「10」神仏に向ける。

間違っていけないのは、この『順番』だと思います。

（まぁ、自分たちの霊視は、人に向ける「10」も神様や守護霊様に伺うので、少し意味合いは違ってはきますが）

特に除霊や浄霊はまだしも、「先祖供養」の依頼になれば、相手が本心、どんな想いでどの程度、どんな知識を持ってご先祖様を想っているか知る必要があるのではないでしょうか？


自分の師匠や兄弟子・弟弟子に筆書きして貰ったことのある人なら、最初に経験？したかも知れませんが、まず一枚の長い紙があるのならば、最初の前半は、

〇 その方の生まれ持った個性や育った個性や性質

が書かれている筈です。

自分の筆書きは師匠の足元にも及びませんが(-_-;)　

最初にして頂いた筆書きをまだ大切に持っておりますが、最初に自分の個性が12個、神様に伺って書かれております。
（これが自覚できるものばかりでグウの音も出ない状態。。。）

次に、今の悩みや問題の原因となった自分の個性や考え方が書かれていて、
（明日からの指針となる）

次に、今の悩みや問題の原因の解決策が示されている
（今からの原動力となる）

次に、その悩みや原因が霊障の場合は、供養方法が書いてある

最後に縁のある神様や守護霊様からの、身近な諸注意が書いてある
（心が満たされ、明日からの活力となる）


・・・大体、こんな感じではないでしょうか？(´ー｀)

電話相談や出張鑑定は時間に制限がある為、または何回も鑑定させて貰っている方々には相手の状況や個性をお互いに知っているので、自分は自己流を使ってますが、最初に教えて貰った

「上手な神様への質問の仕方」

はこんな感じです。

「本当の『筆書き（神様からの言葉）』とは、そこに愛も情も、驚きも知恵も解決策も勇気も湧いてきて、あの世もこの世もすべて一枚に納められている。」

これが師匠の教えでした。

話を戻しますと、

「魚を与えつつ、魚の釣り方を教える」

＝「霊を外しつつ、霊の憑かない生き方を教える」

これが出来て、初めて「除霊」との考えをされる方でした。


まぁ、個人的に言えば・・・・

人を苦しめている、偏った考え方をしている幽霊さん達が一番悪いっちゃ～悪いんですけどね(;´∀｀)

何も理由を聞かされず、ただいきなり上からツマミ挙げられる様に憑依した人間から剥がされて、どこのどういう世界に連れて行かれるかも分からず、ちょっと可哀想だなぁ～・・・・なんてね。。。。

またそんな師匠でも、この道に入っている人なら聞いたこともあるとは思いますが、『九字の剣』をいきなり振ることもありました。

その場合は、その方に命の危険がある時。

その見返りを受ける覚悟をもってですね(・_・;)



ひとつ苦言を呈せば、

「浄霊」

という言葉はあまり使って欲しくないかな？

昨今、やたらと使われる言葉ですが、これって「霊」を「浄化」するんですよね・・・？

あるべき場所に戻す。

あるべき体裁を整える。

という意味では間違ってないのでしょうが、この言葉を使えるのは、同じ土俵に上がっている守護霊様や、そこに関与できるより高い崇高な存在（神様）だけの様な気がしております。

出来れば、除霊や浄霊よりも

「供養」

にして欲しい。。。


憑いた霊さんを尊重しつつ、話を伺って、憑かれた本人自身が出来る範囲で双方の、あの世とこの世の接点を産みだす。見届け人として、神仏に仲介をお願いする。

これが本来の、人間同士の（片方、体は無いけど・・・）あるべき姿＝「供養」なんじゃないかと。

まさか、このブログの読者で未だに仏壇の前に座って、

「早く良い世界に昇って下さいっ！」

っていう想いだけで、手を合わせられていらっしゃる方なんて居ませんよね、、、、？(-_-;)


でも、それとは別に。

生きたままその存在まで自分を高めようとする僧侶様や修現者様には尊敬の念でいっぱいですよ！

・・・自分には到底、出来ない境地なので。。。。


ちなみに、ウチの師匠の口癖は

「おじさんは死んでも絶対に成仏しない。神様から許可を貰ってもだ。お前さん達の周りをウロウロしてやるから覚悟しけおけ。塩をいくら撒いても、今まで教えたどんな事もやっても無駄、タバコやコーヒーを毎日供えても無駄なことだよ。」

ってニンマリと笑ってました(;´∀｀)

だから、師匠が死んだ気が全然しないし、、、そのふざけた呪いで今の自分があり、頑張れる自分があるのかと思うと何故か泣けてくるんですけどね(´ー｀)


人間、死なないと本当のことは分からないと思いますよ。

目標や夢を持って、高みに昇っても良し。

そんなもんないけど、それ以上に日々を大切に積み重ねても良し。

どちらの生き方にしても、振り返って初めて分かる自分の足跡。残してきたもの。貫いてきたもの。


最後になりましたが、質問して下さった方が書いてくれた、

「除霊」「浄霊」↔「清祓」

この「清祓」には感動しました。

縁のあった方々が、より今以上に高みに挙がれる様にとの想いが込められているんじゃないかと勝手に推測。。。

ちなみに蛇足ですが、大抵の神社で毎朝、朝拝の時に神職が「大祓詞」を奏上する意味、知ってますか・・・？

言い換えれば、たった一日で魂が穢れてしまうからですよ、、、、ぐふふふふ・・・・（笑）


人として、頂きを目指す心は真っ当です！

が、時々、自ら進んで「悪い事」をしないと自分の立場も自覚できなければ、自覚しないまま、今度は周りが下にみえてしまう弊害もございます。

生きるって、難しいですね、、、、、

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村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。