- 2019-08-24 (土) 18:45
- その他
つづき。
写し絵とは、これはほとんど霊能に頼ったものなんですが・・・・すべて自分絡みの因縁を、その場で絵に書いて貰って ”一気に取り除く” という方法。
詳しいやり方は一度、記事にしてると思いますので省きますが、自浄作用と申しますか、これが筆を執る人間にとっては一番、シンプルでやりやすい自己除霊方法です。
「おい。こいつは本気で不味いぞ・・・・・」
自分が、自分で書いた自分をとりまく無縁霊の中で一際目立った絵を覗きながら師匠がつぶやきました(-_-;)
「こいつは不味い。これはお前さんの人生にとってやっかいな弊害になる・・・・・」
師匠が目を離さず睨んでいた絵は、雲に乗ってこちらを睨みつけている若い魔界の人の絵でした。
「今からこれを外す。まず、他に書いてある絵(霊や因縁)から先に済ませよう。。。。」
2人ともさっきまでの酔いが一気に醒めて、さっそくお供えものを用意する為、お酒飲んでるからタクシーで24時間ストアーを移動しながら、再度、師匠宅へ。
神様に言われた通りに祈って近くの神社へ埋めに行く。
「え?あの神社で火を使うんですか・・・?捕まりませんかね・・・・・・」
「だから、捕まらないように上手くやるんだ。おじさんは家で、この魔界の人対策を神様と相談してるから、お前さんは1人で行ってこい。」
「えぇええぇぇ?自分ひとりで行くんですか?夜の神社に??・・・あんまり気分良くないし、なにより放火と間違えられたら困るんですけど・・・・・・・」
「そこに祀ってある神様はおじさんの縁ある神様だ、心配ない。あと、お前さんの人生に関わるんだ、しっかりやってこい。・・・・いいか、くれぐれも人に見つかるなよ・・・・・・。」
今じゃ絶対に捕まると思うんですが・・・・・・・
祈った後、その紙を境内で燃やしてさらに土に埋めるという、かなりハードなやり方でしたのであの時のドキドキ感は今でも忘れられません。。。。。
まぁ、そんなこんなで軽め(?)の霊さん達をどうにかした後、本当に心も体も軽くなったんですが・・・・やっぱり、例の方が気になって仕方がない。
夜の神社で神様に真剣に祈って、1時間後、新しく買い物(供物)を準備して再度、師匠宅へ戻る。
こんな時、いつもいつも心の底から
(だから、言わんこっちゃない。。。。)
って、心配を通り越して怒りにかわってしまうんですが(--〆)
・・・・家中ひっくり返して、タクシー代やお供物代のヘソクリをかき集めて下さっている師匠の姿や、なによりも真剣で真摯な姿を見せられると、、、、
なんかこっちが申し訳なくなってきてしまうんですよね・・・・・
いろいろと出来損ないの弟子で申し訳ない、、、、って。
終わったら終わったで、反省もなにもかもキレイさっぱり忘れちゃう性格なんですけどね!(*´Д`)
早速、部屋に戻れば何やら長文の文字が書かれた紙が机の上に置いてあり、師匠が黙って腕くんで座っている。
「ただいま戻りました~・・・・・・・・・って、あれ??師匠?」
これを読めと言わんばかりに、自分の席に紙が置いてあり、簡単に要約すると。
・これから先、お前は一言も言葉を発するな
・師匠からの質問には、端的に答えろ
・並大抵の祈りやお祓いじゃ、この魔界の方はとれない
・以下に、おじさんと神様が練った作戦が書いてあるから、その通りに実行するように
・ここは神様の部屋。命まで取られないから心配するな
そんな内容だったと思います(-_-;)
向こうも(魔界の人も)祓われるのが嫌だから、今日、正体を半分以上明かした以上は全力でやってくる。
く~~るぅ~~~~~♪
きっと、く~るぅ~・・・く~るぅ~~~♬
まぁ、今なら確実に貞子のテーマが流れていた事でしょう(-_-;)
でも、実は命までは取られません。
(相手も目的があって、自分に憑りついてくる訳だから)
だだし、それで人生を棒に振るのだけは御免です。。。
何が欲しいかって、相手の目的はただ一つ。
自分の”霊能”なんですよね。
「霊能が無くなる」
わけではなく、自分が社会的な成功者になったり、霊能によって力を得て、社会的な地位や立場になった時、、、、
一気にひっくり返されるんです!!!怖いっ! (´Д`)
気づいたらその魔界の方が、自分の主神様と入れ替わり(表面上はわからない)魔界の方が神様に成りすまして崇めて貰う。
自分の人生だけではなく、いろいろなものを支配し始める。
それだけの影響力がある人間にならなければ、捨てられる。
丁寧に捨てられればいいのですが(苦笑)
そんな優しい魔界の方もいらっしゃらないでしょう。
自分が思うに、大なり小なり、人が豹変する時っていろんな視えない作用も大きいと思います。うんうん。
人間、悪い事した時は ”魔がさした” ってね。
昔の人の言葉は本質をとらえるのが上手いっ!!!!
さて。話を元に戻せば。。。。
長くなったので、一旦切りますね~
くわばら、くわばら。
つづく。
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