- 2019-08-23 (金) 0:14
- その他
せっかくのお盆なので、師匠と体験した怪談話?をひとつ(^^)
若かりし頃のお盆は自分にとってはご馳走でした!
なぜなら師匠宅に(師匠の迷惑を顧みず)二・三泊泊まれるから!!!
わざわざ家に帰らなくて良い時間的な余裕と、「今晩はどんな修行が待ってるんだろ?」というワクワク感と、、、、朝昼晩、ご飯を食べさせて貰えるので(だいたい一人では食べられない、いわゆる高級な食べ物(笑))自ずと心が期待マックスになってしまうんですよね~(o^^o)
そんなある年のお盆の夜。
「おい。そこにある洗面器に水を張って、墨と半紙を持ってきてくれ。」
今から何が始まるんだろう!!!・・・と、さらなる期待感でいっぱいになりながら、これから起きる恐怖体験の片鱗さえお互いに知る由もなく・・・・・(苦笑)
ここから先は、以前記事にしておりますが。
あえて伏せていた部分を、、、(^^)
さて、その前に。
「墨絵」っちゅーのはですね。
師匠曰わく、
「その人間が持ってる、今、一番影響している”因縁”を一発であぶり出す方法」
です。簡単に説明すれば(^^)
筆や紙がその場にない状態。もしくは筆が執れない状況を想定して、今、電話鑑定で行っている「言葉だけで神様の声を降ろす技」や、師匠が編み出した「数霊術」。指1本で先祖霊から守護霊様、無縁霊に話を聞く「霊脈」など、筆書きのサポート的なテクニックとして色々伝授して頂きましたが、その中でも「墨絵」はこの事件があってから1回も使ったことがございません(爆)
やり方は簡単で、洗面器に水を張り、その中に墨を適度に落とす。
そして、ある祝詞と作法を一工夫して(ここは秘密です~(^^))その紙をふわりと洗面器に落とす。
心で念じながら、紙をさっと取り上げると・・・・・
あら!!!ビックリっ!
これがマジで驚くほど、きちんとした絵になっているんです!!!!!!
ちなみに自分の場合は一度、記事にした記憶がございますが、
「炎の上で念仏を唱えているお坊さんの絵」
まぁ、みた感じ・・・どうみても幸せと真反対にいるシチュエーションでして(;´Д`)
「・・・師匠、こんなん出ましたけど。。。。」
「・・・うん。これはあんまりよろしくないね。。。。」
この紙は後に神社に埋めに行ったので残っておりませんが。
まぁ、正直、酔いに任せてやるもんじゃなかったと二人して反省した想い出がございます(´д`)
「これは・・・なんだろうね。神様に伺ってみなさい・・・・。」
え?結局、聞くんかい・・・・という内心の想いを胸に秘めつつ、弁財天様に伺うと・・・・
どうやら自分の前世のひとつで、意味も無く”自分の正義”っつーか、”自分だけの正義”に殉じて無くなったお坊さんの因縁だということ。
そして、今の自分にも影響している事があって・・・・まぁ、自分の正義を信じすぎて身を滅ぼすのは未だに日常茶飯事なのですが(^_^;)
当時はそれで引っかかっていた問題もございましたので、
「ほうほう、なるほど~・・・・・で、これはどうしたらいいんでしょ??」
「あのな。前世があればもちろん前世からの因縁もある。これはいくら掘っても地球の裏側に行くようなものでの。お前さんが”自覚”すればそれでよい事なんだよ。自分には前世から続いている、こういう”癖”がある。これだけで人生は変わっていくもんだよ。」
「へぇ~なんか分かったようで、良く分かりませんけど・・・・簡単なもんなんですねぇ・・・・。」
「バカ。自分を変えることの難しさを知らないから、いつまで経ってもお前さんは、、、お前さんの人生は変わらんのだよ・・・」
「へぃ、へぃ・・・・さて。寝ますかねぇ。」
「いや、せっかくなんでもうひとつ、教えてやろう。”写し絵”だ。」
「なんですか、それは!やりたいですっ!」
もう泊まりの師匠の話は、話す内容すべてが自分にとってはご馳走でしたね(^^)
「よしよし。次は紙と筆を用意しなさい。」
「はーーーーいっ!!!!」
つづく。
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