- 2019-07-27 (土) 1:34
- その他
先日、ようやく丸っと休める休日が来まして、、、、
意味不明でしょうが、本気で一日、心から休める休日ってのが珍しいぐらいに日々、働いております(´д`)
んで、どうしようかと色々迷ったんですが・・・やっぱり丸一日、子どもと過ごしたい!!!
これが今の心の安らぎでもあって、毎日は帰ったらご飯食べて風呂入って終わり。帰らない日も月に多くある中で、せめて5歳になりたての子供に夏の思い出のひとつでも作ってやりたいと、、、、休みの3日前、固く心に誓った訳です。偉い、管理人!
んで、夏といえば男の子はやっぱり「虫採り!」
・・・というか、一緒に楽しまないと損だと思うと、やっぱり自然の中でダラダラと過ごすのが最高に良いと思えてですね(^^)
出来れば、田畑で最近子どもが(自分が?)はまってるバッタ採りと、終わったら山に行ってカブトムシ採り、出来ればその後二人で美味しいご飯食べて、そのまま海に潜って・・・・夢は果てしなく広がってしまい、この時点で理想と現実のギャップを予測しておくべきでした。。。。。
いつもは自分はバイクなので、たまたま休みが合ったお嫁さんが車を貸してくれるとのこと。
もう、超張り切ってタオルやら子どもの替えのパンツやら、水着やらをガチャガチャリュックに詰めて、いざ出発っ!!!
「パパ、おやつ買っていい・・・?」
さっそく来ました、おやつの催促。
小さな頃から、男同士の冒険にはおやつは必需品だと身をもって教え込んでいるお陰で、まぁ、お嫁さんに叱られない程度をギリギリオーバーしたお菓子の量とチョイスをはじめる所から、二人の冒険はいつも始まるんです。
(今回は、管理人のおやつの一部であるビールが買えないのが残念ですが・・・・)
もう、とにかく、満喫してやろうと。否、自分が満喫したかっただけで(;´Д`)
明日には日常に戻る。
次はいつ、休みになるのか分からない。
そんな焦りもあってか、サクッとおやつを購入して車に乗り込み、車は糸島を目指す!!!!
糸島の山際に行けば、とりあえず田畑しかないので適当に車を停めて虫かごと網を持って、
「よし!まずはここでの目標は、”カマキリ” を捕まえよう!」
そうなんです。数日前からのリサーチで、彼は生きたカマキリが見たい、捕まえたいと言ってたので、先にこれを終わらせようかと。・・・・うんうん、流石に計画的な管理人です(^^)
さっそく膝程度の草むらの中に入っていくと、、、、、
これがなんと、拍子抜けするぐらいに「カマキリ」しかいない(ーー;)
「いや~ギリギリでようやく一匹、捕まえるぐらいが楽しんだけど。。。。。」
と内心、思いつつも歩けば歩くほど、カマキリがぴょんぴょん跳ねるので片っ端から捕まえていく。
やっぱり興奮しますよね、、、、なんか懐かしいし。
はじめは恐る恐る覗いて、興奮してた子どもも、あまりにもサクサク捕まえちゃうんで草むらに入って15分程度・・・・
「パパ、おうちに帰ろう。。。怖い。車に戻ろう。。。。」
「ええっ!なに、そんなに楽しくなかった?!」
「・・・・・・。」
父親に似て、勢いで生きてます。そして、これも父親似で飽きっぽい・・・・。
歩きながら、がつがつコオロギやキリギリス、トノサマバッタやモンシロチョウやトンボなんかも虫かごに入れていたんですが、あまりのリアルさに恐怖を覚えはじめた模様。。。。。
「よし、あっちに田んぼがあるから今度はゲンゴロウでも探してみようか!もう、捕まえた虫たち、自然に返してもいいかな?」
「・・・・嫌だ。持って帰りたい。」
「・・・・いや、無理でしょ。。。。。」
長年の経験で、これだけ小さな虫かごにこれだけの虫を入れてたらどんな地獄が始まるか理解しているので(彼には理解できない、弱肉強食がはじまる・・・)なんとか説得して、小さな虫かごに数匹を選択。
彼が飽きないように、隣の水が張ってる田んぼに移動する。
「ほら見て!オタマジャクシが泳いでるよ!!」
「おっ、これはトンボの幼虫の”ヤゴ”だね~オタマジャクシを食べるんだよね~」
「ゲンゴロウが居た!懐かしいなぁ・・・・・」
田んぼの一面を、手を繋いで歩きながら観察する。至福の時です(^^)
「パパ。これも持って帰りたい。。。」
「え?これ?だって、水の中の生き物だよ?カマキリやバッタと一緒に入れるの、無理だって(^_^;)」
「持って帰りたい!」
「・・・・分かった。そんじゃ、虫かごを別に買いに行くか・・・・・・・・。」
近くのホームセンターに行って、虫かごを捜していると、また始まりましたよ。例の台詞が・・・・・。
「パパ、おもちゃ買っていい?」
「え?おもちゃ??だってさ、今、虫かご捜してんじゃん?」
「おもちゃ、欲しいなぁ。。。。。」
「えーーーーーっ、今日は自然の中で遊ぼうよぉ(泣)」
だいたい、パパに付いてくる時はかなりの確立でお菓子とおもちゃが欲しい時なのです。ここで、物で釣ってたツケを感じずにはいられません。。。。。
「わ、わかった。とりあえずおもちゃは帰りね。いい?」
「・・・・うん。」
お嫁さん以上には、自分には甘えられないことも知っているので、そこそこ聞き分けが良い。
とりあえず、水ものの生き物は家に持って帰るのは厄介なので、話を変えて今度はカブトムシの話題に移行する。
「よーし、次はカブトムシを捕りに行こう!」
「うんっ!!!」
作戦、成功。
独身の頃から、友人の子ども達を連れて山に入っていたので場所も完璧。
ただし、太陽は一番真上に昇ろうとしている最中、、、、、カブトムシやクワガタがいるのは大抵、気温が下がった深夜か早朝なのです。
「よし、これを首に巻いて。」
持ってきたタオルを首に巻いてやりながら、虫除けスプレーを買い損ねたことを後悔する。
山に一歩入れば、あっという間にカブトムシどころではなく、蚊の大群が襲ってくる。
「パパ。蚊がたくさんいるよ。」
「うん、これも山の醍醐味なんだよ。」
子どもが”醍醐味”の言葉なんて知ろう筈もなく、ただ自分の方針としてなるべく自分たちが使っている言葉をそのまま、「噛み砕かず」に話しかけることを心がけています。昔からなんとなく(-_-)
山に入って15分ほど歩き、横の林に入って樹液が出ている樹を1本1本眺めてみて歩く。
案の上、カブトムシどころかクワガタは一匹もいません・・・・・。
「みてみて!ほら、カナブンがいるよ!綺麗だねぇ~」
「うん!採って!」
「・・・えぇーーーカナブン、ブンブン飛ぶからうるさくない??欲しいの?」
「うん。欲しい。」
せっかく山まで入って手ぶらでは帰れません。。。。
とりあえず途中で逃がせば良いかと、カナブンを数匹、虫かごに入れる。狭い虫かごの中、カナブン達はブンブンと遠慮無く飛び回り、もうカオス状態です。。。。。
「パパ。怖いから帰りたい・・・・・。」
「あ~怖いよねぇ~・・・よし、あそこまで行ったら帰ろうか。」
「うん!おもちゃが欲しい。」
・・・・こいつ、まだ覚えてやがったか・・・・と考えつつ、頭の片隅にはここまで来たからには意地でもカブトムシかクワガタを捕まえたい。。。。いや、捕まえるまで帰りたくない・・・・・・
いつしか心が本気モードに入ってしまい、子どもに群がる蚊の大群を手で払いながら、1本1本のクヌギの木をくまなく捜して歩く。。。。
「みてみて!これ、図鑑に載ってるノコギリクワガタの雄だよ!ほら、みて!!!」
「・・・パパ、帰りたい。。。。おもちゃ欲しい・・・・・」
「・・・・あ。そうだね、帰ろうか。パパもようやく、帰りたくなって来たよ・・・・」
時間は昼を越えそうな勢い。
こりゃ、カブトムシじゃなくてもこんなクソ熱い中で山の中は嫌でしょう・・・。
「よし、クワガタも捕れたし次は、海で泳ご・・・・・」
突然、山に響く携帯の着信音。午前中にヨガに行ってたお嫁さんからでした。
「パパ!電話だよ!ママじゃないの?!ママと話したい!」
「あ、うん。そうだね・・・・」
心配してか、もしくは午後から空いた時間が暇だったのか、そのまま合流することになって少し遅めの昼食を一緒にとることに。
携帯にでる子どもの声は、まるでTVドラマの誘拐された子どもが電話の向こうの人に安全を伝えているような(^_^;)
しかし母親の存在は偉大ですね、、、、当てずっぽうでも、音だけでママの存在を感知する子どもの勘もすごいけど。。。。
(・・・今日はもう、海は止めておこうかな。。。。)
糸島まで来たお嫁さんを駅の近くで拾って、ご飯食べて、「今日は自然の日だから。」と昼からビールは控えたんですが、、、、その日の夜、布団のなかで子どもが母親に、
「今日ね、あんまり楽しくなかった。思ってたイメージと違った。」
などと、大人の真似してませた口ぶりで報告している声を聞いて、あぁ、やっぱりあの時ビール飲んどきゃ良かった。。。。
・・・なんてつまらない後悔しながら、終えた一日でした。
でもまぁ、やっぱり自然と子どもの組み合わせは最高でしたね(^^)
これでパパの夏休みも事実上、終わり。
来月の中旬までは休みがないのが辛いですが、想い出を糧に頑張ります。。。。。
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コメント:4
- もか 19-07-27 (土) 13:34
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お疲れ様でした(笑) しばらくしたらきっと又、昆虫採集に連れて行って欲しくなりますね
- ちゅみ 19-07-27 (土) 18:22
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村雲さん、こんばんは〜(^ ^)
あっつい夏が来ましたねぇ〜!
暑いのは苦手なので、私は今から秋が待ち遠しいです(^^;
昨日、ヨガ教室で「今の暑さは昔の暑さとは違うよね〜話し」で盛り上がったのですが、今は外気温次第でプールがお休みになると聞いてびっくり(o_o)
私が小学生の頃の学校のプール、藻が生えていてなんかヌルヌルしててアメンボがスゥーイスイ泳いでる薄暗いプールで、真夏なのに寒くてプルプル震えていた記憶が(>_<)更衣室も薄暗くてビチャビチャ、学校のプールは嫌いだったなぁ〜・・
パパと虫捕りなんて良い想い出になりますね〜。たとえ素直な息子さんが正直に、あんまり〜とママにお話ししていたとしても(≧∇≦)
村雲さんの等身大の生きている背中は見ていますよね(*^^*)
その想い出を糧にまたハードな仕事に戻って行くなんて・・村雲パパさん!頑張ってます!(*^◯^*) - 金シャチ 19-08-05 (月) 21:39
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暑いですね~
こんばんは、最近では挨拶の前に、暑いですね~が出てしまいます。
この記事を読んだ時、一人で笑ってしまいました。
どこをどう読んでも、村雲少年の『楽しい夏休みの一日』ですものね~ 私も海に行って遊びたい!『おばばの夏の日』ですね~
台風が来ております、大きな災害になりませんように・・・ - 管理人 19-08-12 (月) 16:05
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もかさん
もうその頃は、こっちの体が付いていけなくなってる事を想像してます、、、、
ちゅみさん
なんかこのまま人生が終わるんじゃないかと、最近本気で危惧しておりますが・・・まぁ、この程度といえばこの程度の人生でして(-_-;)
金シャチさん
暑いですね~暑いですよ本当に。夏なので当たり前なんでしょうが、暑い!!!これが夏の醍醐味、しっかり味わいましょう(´ー`)