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魅了しつづけ、やまないもの。

ここんところ、本気で忙しくてなかなかプライベートも家のなかのことも、返していないメールも、手つかずのことが多すぎる今日この頃ですが。

ひさびさに、ここだけは外してはいけないと、いつものところに。

お土産は空気を読まずにカキ氷のアイス、ノンアルコールのビール、神様にはお酒・・・・まぁ、前半のふたつは自分の心と肉体が欲していたものですが(;´∀`)

むかしは日時が変わる前の時間でも迷惑をかえりみず、当たり前のように立ち寄っていたのですが、今はさすがに失礼になると思い(少し大人になり・・・)なるべく早い時間によらせて頂くのですが、、、、晩ご飯の団らんと子どもを風呂にいれて出発すればさすがに遅くなりますよね、、、、、



着いて、アイス食べて、ノンアルコールを飲んで、ひとしきり聞いているのか聞いてないのかさっぱり分からない最近の報告が終わったと思ったら・・・・・・突然、

「お前、どうやってきた。」

「え?車ですよ。」

「よし、買い物に付き合え。」

「え~今から?・・・近くのイオンですか?」

「あんな広いところを歩かせて、おじさんを殺す気か?(笑)近くのコンビニで用は済む。」

「・・・はい。車、まわしてきます。」


もう慣れっこですもんね~余命一年半の末期ガンが今年で4年目。でも、外にでてくれるだけでも嬉しかったり、懐かしくて自分的にはありがたかったり。

コンビニに入り、カゴを3つ持って歩きながらヒョイヒョイといろんなものを節操もなく入れていく。


この姿も昔から変わっていないなぁ(;´∀`) 

旅行を兼ねた神社参拝、どこにいっても帰り際はかならず驚くほどのお土産を買う人。その場にいる人にも、いない人にも、どう考えても

「あなた、選んでないでしょ!」

と側にいる荷物持ちの方が心配になってくるほど、まるで中国人の爆買いに近い感覚です、、、、まったくもって吟味しない爆買い。手にもったかと思ったら次の瞬間にはカゴに入れてる。

その間、喋るのは「今、何個目だ?」「あの人はなにが好きだ?」

昔っから、床屋と本屋の月に2回ぐらいしか外にでない人でしたからね・・・・・・

神社参拝ついでの泊まりの旅館はお一人様、一泊3万以下は選ばないという贅沢っぷり。


「おじさんの人生は神様の奴隷だからね。これぐらい贅沢しても構わんだろ(笑)」

「寝るのはどこの部屋も同じことだ。料理に1人プラス1万追加してくださいと頼んでみなさい。」


お蔭さまで、泊まるところと食い物はほんとうに身分不相応におこぼれに預かりました。


※唯一、愚痴を言わせてもらえれば・・・・行った先々で突然、人を鑑定するクセは止めて欲しかったなぁ~!

まずね。一番最初についた仲居さんには5千円札渡して、

「女将には言わなくていいから、とっておきなさい。」

っていうの。そして後から自分に、

「これぐらいはしてやらないと、本気で接待はしてくれない。暗黙のルールだ。」

なんてね。

さらに突然、仲居さんを捕まえて、

「お前さんは何て名前だい?歳は?」

「え?名前は○○です~今年で21です~」

「そうか。ちょっと待って、、、、お前さんは今、”ピアス”というものを耳につけたくて堪らんのだろう?でも、女将さんが怖くて、ヘソに付けるかどうか、迷っているんじゃないのか?」

「えーーーー!!!!なんでわかるんですか?!?!?」

「仕事中、彼氏のことばかり考えて時計の針ばかりしかみていないと守護霊様が笑っているよ(笑)」

「・・・・・ぎゃはははは!恥ずかしいぃぃぃー!!!」

これで終わればいいんですけどね(-_-;)

そのあと仲居さん達が順番決めてこっそりと部屋を訪れ、なかなか自由にさせてくれない。

「あんたは内縁の夫と手を切りたいが、まだ迷っているのが一番の悩みだね。その男はさっさと捨てた方が身のためだよ。」

「あんたの二番目の息子さんはその内、どこぞの馬の骨かわからん女の子を孕ませて人生が狂うから、重々注意しておきなさい。」

終いには面倒になるのか、「これも修行を兼ねてだ。お前さんもこの人を鑑定させてもらいなさい。」と、ふたりで手分けして片っ端から無料の鑑定会が夜中まで続くこともあったりと(-_-;)

終わったらおわったで、

「どうだ、おじさんの腕前は。これぐらい分からんと霊能者なんて三流だぞ(笑)」

若い時は第三者に対する恥ずかしさと(だってみんな、師匠目当てで順番決めてるでしょ・・・?せっかく順番がきたのに、わたしは弟子かよ!って目線・・・・・)、その後の自慢と説教、そして教えを兼ねた長い夜が続きまして、、、、、「運転すんのオレなんだから、早く寝かせてよ・・・・・」

・・・・・って、途中から本気でウトウトしてましたが、

「今が一番、お前さんのことを想って大切な話をしているんだ。」

って、絶対に話が終わるまで寝かせてくれませんでしたからね~これは自分から続く、数多くの弟弟子も同じ愚痴いってましたよ(ボソッ)


今でも嫌がらせのように、

「お前さんの筆書きは尊い言葉を使いすぎて、バカなおじさんは理解できん。言うことは間違ってなかろうが、おそらく人様のなんの役にも立たってないだろうなぁ~(笑)」

なんて人が傷つくことを平気で、自分にも相談者にもバシバシ言っているんですが・・・・・不思議とムカつかないんですよね、悔しいぐらいにぜんぶ当たってて(-_-)


コンビニをグルグル回りながら、

「○○君(管理人の子ども)が食べれるものは何だ?」
「奥さんはもう寝ているのか?おじさんは嫌われたくないから、奥さんの好物を選びなさい。」
「おじさんは年をとってもお前さんより相当、稼いでいるはずだから、遠慮はするなよ。」

「・・・へいへい、ありがとやんす。今さら遠慮なんてするわけないでしょ(-_-)」


コンビニの支払いが終わったら、

「男は直感で買い物をするものだ。女みたいに選びに選んでカスを掴むのは時間のムダ、人生のムダというものだよ(笑)」

もう、昔とちがって滑舌が悪く、ゴニョゴニョいってて聞き取りにくいんですが、、、、、なんでだろう、なんでこうこの人はいつになっても自分をここまで魅了しつづけるんだろう、、、、、、帰りの運転でずーっと考えてました。


恋といえば、高校一年の時、はじめて会った時に「この人みたいになりたい。」と直感で感じた時から恋しちゃっているのでしょうが(苦笑)

愛といえば、たぶん自分なりにですがいろんな愛を通りこえちゃって、運命的な出会いのような・・・・いや、はじめからこうなっていくのが決まっていたような感覚。

(神様にいわせれば、生まれる前からの約束事だそうですがそんなの関係ないぃ~今は今!中今!!これが神道家である自分の生き方です!)

激しく、心の内側から鐘を鳴らされる愛とか恋でもなく。

なんていうんだろ、、、、ただただ、一緒にいて違和感なく。一緒にいて嬉しいけど、いて当たり前。

心の奥底にある、ほんの一部分の小さな隙間がいつも嬉しい予感しか感じさせない気を発しているような。その隙間の奥にある、絶対的な安心感。『神の領域』 と呼んでも差し支えないのでしょうが、そこには神様ではなく、その人しか居ないんですよね、、、、不思議です。


この人がこの世からいなくなったら、相当落ち込むんだろうな、自分。

そして相当落ち込んだ後、守るべきものがある今、今まで以上に強くなっている自分さえ感じれる、この感覚。


まぁ正直、かぎられた時間が恨めしくもあり、界が別れたら別れたで通信すればいっか・・・・的な超楽観的でアホな自分は考えていたり。

それはそれでね、人間、すべての欲が叶うわけでもなく(みんないつかあの世ですから、、、、)今ある状況や、今そばにいてくれる人たちに、そして今いる自分に心から感謝できる。

でも、これ書いちゃうときっと本気で怒られるだろうな~

「生きている人間は、双方が生きている内に全力で付き合うものだ。お前さんの考えはいつまでたっても底が浅いな(苦笑)」

って。

死ぬ間際まで、今の内に質問攻めにしておこう!


・・・・って言ってもですね。最近は、どんな質問(悩み?愚痴?)をしても、「おじさんはよくわからん」と苦笑いされて終わってしまうのよね。

・・・・なんだろ、自分の悩みなんてホントはたいしたことないのかな?

・・・・それとも、本気で悩んでないってバレちゃってるって話?

・・・・それぐらい、自分で考えなさいってことかな?


だから相談者の方に、「わたしの悩みなんて、人様にくらべればおかしくて些細なことなんですが・・・・」 といわれても、リアルに「いや、そんなことはないですよ。」 と本気でいえるんです(笑)


話を戻すと、なぜこの人がここまで自分を魅了するか真剣に考えてみると、答えは簡単で。

出逢った17年前から、肉体の老化以外はなにひとつ、変わっていないから。たぶん、そこに集約されます(´ー`)


騙されたことはあっても、嘘はつかれたことがない。
自分自身よりも、まず人を大事にする。
いつも大切に育てようとしてくれる。
とにかく一緒にいて、安心できる人。

「おじさんは単純な人間でね、お前さんみたいに頭が良くないからムダな人生は歩まないものだよ(笑)」

こんな人だからこそ、こんな人に愛されている”師匠の守神様”ってほんとうに嬉しいんじゃないかな?


自分は心から、神様・・・とくに自分を守ってくださっている守神様のこと大好きなんだけど、それが ”神様との信頼関係” という角度からみると、情けないぐらいに、心がギュッとにぎられるぐらいに自信がなくなる。

人格・容姿・才能・霊能。

これだけ人間がいれば、その分野分野では本当に突出したすぐれた人も多いのだろうし、実際にみてきましたが、、、、やっぱり自分にとって ”最高の人” となるとこの人以外、考えられないんだなぁ・・・・。


自分の神様も酷なことをする(-_-)

まぁいいや。とにかく明日に備えて早く寝よ。

明日、福岡は大雨らしいですからね。みなさん、くれぐれも運転その他に注意してくださいね。

おやすみなさい。良い夢を。







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コメント:4

煌瀧 16-07-12 (火) 23:53

ほんと愛されてるんやな~。
こたえてくれないのは、もう教えるべきことは教えたってことやない?
てか、雲さん、悩みと言っても、ほんとは答え決めてそうだし(笑)
師匠さんのような大きな人になって下さいね。
これは、師匠さんのような人と出会え弟子になった君の義務です(笑)
そして、弟子に何なんだ雲さんは!といいながら、こんな人になりたい!と思われるような人にね。
これも、一つの繋いでいくと言うこと。
羨ましいから、意地悪言っとく(笑)

しーくん 16-07-13 (水) 6:17

おはようございます。 村雲様

師匠からの手紙以降全然話題になっていなかったのでどうされておられるのかなと思っていましたが、元気で何よりです。

気の置けない関係性も羨ましい限りです。

限られた時間かもしれませんが目いっぱい楽しんでください。

かつこ 16-07-13 (水) 16:02

こんにちは。
先生、お元気そうで何よりですね。
兄から神棚の祀り方をいろいろ訊ねてきまして、
村雲(前回村雨と間違えて失礼しました)の書かれてたことを伝えました。今更ですが、やっと手を合わせてくれるようになりまして。
仕事で他県に引っ越して家を購入して、住んでいましす。
村の神社には宮司さまがおられないので村の人が当番で見守っています。毎年伊勢神宮の宮司様がお札をもってこられ村の各家に祝詞?をあげられるようです。
今まで独身で会社員でしたのでお札を壁に貼っていただけで、先日宮司様に来ていただきこれではと思ったようです。
退職後、これからは神棚をきちんとしたいそうです。
前向きな気持ちになってくれてうれしいものです。
勉強になりました、ありがとうございます。

金シャチ 16-07-27 (水) 22:06

今晩は

お師匠様、お元気でなによりです、『余命一年半の末期ガンが今年で4年目』買い物にご一緒できるなんで素敵ですね。
友人のお母様は『余命半年の末期がんと云われて今年で十年』
母娘で仲良く喫茶店にもお出かけされています。

人間の寿命はやはり神様しかご存じないようですね。

以前の記事にも書かれていましたが、お師匠様のお言葉
『お前さんの筆書きは尊い言葉を使いすぎて、バカなおじさんは理解できん。言うことは間違ってなかろうが、おそらく人様のなんの役にも立たってないだろうなぁ~(笑)』

お師匠様は管理人様のお筆書きが、どうあって欲しいと考えて
おいででしょうか?
勿論、ご本人にお尋ねしなければ本当のところは分かりませんし、、「おじさんはよくわからん」と苦笑いされて終わってしまう・・・かもしれませんネー

お師匠様が一日でも長くお元気でいて下さるように、管理人様が
弟子泣かせのステキなお師匠様になられる事を願っております。

お師匠様、管理人様ご家族皆様の健康をお祈りいたします。

これからが夏本番と云われております、溶けない様!夏バテしない様!気を付けて過ごしましょう。

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