華佗への道のり（村雲友人帳⑤）

さて、今日ご紹介したいのは30代前半の女性の方。この方とは、3年前の出張鑑定の際、友人と一緒に鑑定をうけてくれてからのお付き合いです。

つい最近は、わざわざ福岡まで来てくれて4回目の鑑定を受けてくださったのですが、実は彼女・・・・・現在は中国（中国地方じゃないよ！中華人民共和国だよ！） にお住いなの方なのですね。

先日も、「明日からまた、中国にもどります～」 なんてね、「明日、映画を観にいくんです～」 ぐらいの感覚でして(+_+)

前回か、前々回かは忘れましたが、「戻るべきか、戻らないべきか」、、、、彼女の目の前に広がった人生の選択肢はいろいろ。

その中で彼女がとった行動はいかに・・・？！

・・・・・なーんてね、「面白おかしく書いてください！」とご依頼があったので、ちょっとイジって書きだしてみましたが、内容に一切のフィクションはありません。おそらく、本人の立場だったらかなり真剣に悩むとおもいますよ、誰しも。



若いときに中国に渡ってすでに5年以上、10年未満。
（個人情報漏えいを防ぐため、ぼかしておきます）

職業は、日本語にたずさわるお仕事。

日々の目標は、「体調を崩さず、生き残ること！」 とおっしゃられていたぐらいですからね～それはもう、今の自分たちでは想像しがたい文化や環境だとおもいます。

言葉は失礼ですが、決してお金がありあまっているわけでもなくむしろ、サバイバル精神が旺盛な方でして。その中で、おみやげやらなんやら、逢いにきてくださるだけで感動しておりますが、、、、、。

その中で、年を考えれば ”結婚” を意識して当たり前なんですが、彼女自身は「リアリティがない。結婚ってイメージがわかない。想像がつかない。」 という理由であまり優先順位は高くないようでして。


むしろ、今までの経歴をここで捨てていいのか？
日本の両親は大丈夫なのか？
リセットして日本に帰る意味は？その先の可能性は？


ある意味、究極の選択ではないでしょうか、、、、、

本人はどう考えているのかわかりませんが、賭けてきたものが違いすぎる (-_-;)

その中で最初に鑑定させてもらった時に、神様から 「日本に帰れば、こういった道が・・・・」 なんてアドバイスをもらえば迷うのも当然です。会う回数が増えていくなかで、日本に戻る決心が徐々にかたまってきていたのを感じておりました。（本人が決める問題なので、変に影響は与えたくないため口には出さなかったけどね～）


いろいろぶっ飛んだ方なのですが、、、、いや、ぶっ飛んだ知り合いはこれでも多い方なのでそう驚きはしない方なんですが！（笑）

なぜ今回 「記事にさせてください！」 となったかというと、、、、、、

つい先日、中国から戻ってうちに寄ってくれた時の質問。

「村雲さん、わたしの前世（ルーツ）はもともと”中国にある”って最初の鑑定の時に教えてくれましたよね？・・・・・だったら、”中国のどこにあった” のかを教えてください」

ですって(-_-;)


「えーっ、どういうこと？”ルーツ”って、”前世は中国人だった”だけじゃダメなん？」

「はい。”中国”の、”どの場所” で生活をしていたのかが知りたいんです。そこに行ってみたい。行って、なにを感じるかを確認してみたい。」

「・・・・いや、そりゃそうだけど、、、、なにも無かったらどうするつもりなん？」

「だったらそれでも構いません（笑）」

・・・・こりゃ、本物だ・・・・。

やっぱり、大物であることには間違いない・・・・・・・。

・・・・う～ん、正直、迷いました・・・・・・。

ここまで前世にかかわる必要はあるのかと。何よりも、この質問は生まれてはじめてだったので、果たして神様はどうお答えになるのかという興味もあったのですが・・・・・正直、自信がない (;´Д｀)　そんな質問、この17年目ではじめてですしね・・・・・・


「わかった。とにかく、聞いてみる。」

意を決して尋ねてみました。何度も、何度も。

・・・・・で。最終的に出た答えがこちら。

「ここじゃよ。」



いやーちょっと驚いたというか、なんというか・・・・・・

「神様」と「現代テクノロジー」のコラボ、、、、？？

最初はイメージとして、中国大陸の絵なんかを書いてそこに点で落としてもらおうと思ったのですが・・・・・なんか昔の、『コックリさん』 を思い出しましたよ（汗）

どうやら彼女は本気で、そこを訪ねてみるつもりらしい。

そして、本気でいつかは実行する方なのである・・・・・・。やっぱりすげーわ、この人は、、、、大物すぎて、ぶっ飛んでいる・・・・・・もちろん、良い意味で。いや、おそらく良い意味で。


実はですね、これは彼女にもお話しました内容ですが。

自分はこの方が中国に残ろうが、日本に帰ろうが。結婚しようが、結婚しない道を歩もうが、中国語をいかした仕事につこうが別の職を選ぼうが・・・・彼女が 『将来の夢』 をあきらめず、それを描いて行動してればルートはちがっても必ずそこに辿りつくものだと考えてます。また、そう自分に教えてくれた人もいました。

それは、ちょいと複雑は話にはなりますが、

「ただ、努力しろ。」

また反対に、

「計画を練って、計画通りに・・・・・・」

とも違って、、、、、極論になるけれども、『どっちも必要』 なのかな、本来は。むしろ、それが ”神様の御力” で繋がった時、本人もきづかずに一気に引き上げられる・・・・・・

”超”がつく行動派の彼女には、あまり先の先まで考えて欲しくないような・・・・・・

でも、バリバリの行動力があって自身の感性を重んじて、それでも迷いにまよっている中では特に、この 「頭を使う（計画性）」が今は重要なんじゃないかなぁ～と。

このバランスを彼女自身が理解して、体感でつかんでくれれば言うことない。それが人間としての村雲の、素朴な実感です。


でも正直、そんなに不安はないかな？

なぜなら、「不屈の精神」と「人並み以上の行動力」、それがなによりも素晴らしいこの方の長所だし、今すぐに結果はでなくてもここに ”方向性” さえつけば怖いモノなしだしね～ (^^)

考えすぎて、焦りや先への不安でブレーキを踏みっぱなし状態でそこからアクセルをふかすより、、、、、いつもアクセルを全開している人が少し力を抜いて、あとはブレ－キでスピードを調節するほうが難易度が低いような気がしております。

・・・・まぁ、バランスが悪く、、、どちらか一方を目いっぱい、いつも極端に踏みたがる習性のある自分が言うのはなんですが（汗）


『スタート』そして、『さしあたってのゴール』。
『エンジンとブレーキのバランス感覚』。

世界スケールで動けるエンジンをもった、このＦさんを皆で応援してもらえたら嬉しいですね (^^)　さて、どうなることやら（笑）



あ。彼女に”一応”、「将来の夢はなに？」 って尋ねさせていただいたところ・・・・

「将来は、”華佗” を目標としとります。」

「”華佗” ってさ、、、あ、あの、三国志演義の中にでてくる ”華佗” のこと？？？」

「はい、ご存じでしたか。そうです。医学と仙術を兼ね備えたあの”華佗”です。」

ね？すごいでしょ、この方・・・・( ﾟДﾟ)！

”華佗” といえば、日本でいう、”役小角クラス” の方ですよ、、、、なんか、彼女ならなれそうな気がする・・・・・いや、こんなこといったらあれだけど、仕事とか結婚とかどうでもいいから、正直日本の”華佗”になって欲しい・・・・・・・。

ゴソゴソと、なにが入って、なにが出てくるのか分からないリユックをからう彼女の後姿をみながら、そうぼんやりと思う村雲でした。



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