神様をより深く知りたい人のための、3つのポイント①

こんにちはー管理人です。いや～今日は朝から天気がよくて、ほんとうに感謝。気持ちがよい日です！

さて突然ですが、ここで、ファーストクエスチョン！

管理人は実際に、「太陽」 に感謝したのでしょうか？それとも、「天照様」に感謝したのでしょうか？

答えは簡単で、『どちらも正解』。違いは、管理人は「神道である」 ということと、「”天照様” というご神名を知っていた」・・・・・という二つの事実。

最初のポイントは・・・・・・

○ 神道はもともと「アニミズム（自然信仰）」から成り立っている

ということ。



よくいただく質問に、

「海の神様って一体、どなたなのですか？」

「山の神様は？火の神様は？」

というものが多いのですが、、、、「海」と一言であらわしても、宗像の三女姫さま、住吉大社の神様、綿津見の神様、、、、また、それらをさらに別ければ、

宗像大社：田心姫神（たごりひめのかみ）様、湍津姫神（たぎつひめのかみ）様、 市杵島姫神（いちきしまひめのかみ）様

住吉神社：底筒男命（そこつつのおのみこと）様、中筒男命（なかつつのおのみこと）様、表筒男命（うわつつのおのみこと）様

志賀海神社：底津綿津見神（そこつわたつみ）様、中津綿津見神（なかつわたつみ）様、上津綿津見神（うわつわたつみ）様

・・・・・なんて別けられる。

「日」の神様は、天照様・大日女尊様と呼ばれる神様になるのだろうし、これが同じ日でも、「火」になれば火照命（ほでりのみこと）様、火須勢理命（ほすせりのみこと）様、火遠理命（ほおりのみこと）様となる。加具土命（かぐつちのみこと）様や火産霊（ほむすび）様だってそうなる。


「国造の神様ってどなたですか？」

なんて聞かれようものなら・・・・・・

大国主様をはじめとして、イザナギ・イザナミ様も含まれそうだし、大国主様のお手伝いをされた少彦名様なんてメンバーもいれてもよいかも知れない、、、、、、はじまりの神様として、天之御中主様やらむかしに国を管轄された国之常立様、大地母神様もいれないと失礼になってしまう・・・・・・・


さらに、「一神」につき「一神名」であれば理解しやすいんですけどね～

一神につき、4～5の呼び名もあれば、漢字表記の違いもあるというオマケつき（大汗） ・・・・・これじゃぁ、パニックになるな！という方が無理。


なので、理解していただきたい部分はここをわかりやすくする為に、


○ 神道はもともと「アニミズム（自然信仰）」から成り立っている

という事実。自然信仰（自然の現象や自然物そのものを信仰の対象とする）からはじまり、そこに神々様の個性があとからくっついてきて、その個性がいきればまた新たな役割やら、自然とあわさる神様（※）が出てきて・・・・・・

※「龍神様」なんて良い例ですね。本来は、「ヘビ」をモデルとして、天界・霊界・地獄界まで行ったり来たりできる神さま。その特性から、今度は「火龍」「水龍」「土龍」とか、「色」（赤龍・黄龍・金龍）なんかまで、人間様の欲をみたすためだけに別けられちゃってちょっと同情いたします（苦笑）


「（自然）現象」が先か、、、「個性」が先か、、、、ご神名が違えば、同じ神といえるのか、、、、

神様を 「立体的に、体系的」 に理解・勉強したい、より深く知りたい方はまずはおさえて頂きたいはじめのポイントです。

これを理解していただければ、次に読んで欲しい「歴史書」がございます。

それはたった二つ、「記紀」と呼ばれる本ですね。


つづく。

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