今年最初の地鎮祭！（地鎮祭のQ＆A）

今年最初の地鎮祭、とどこおりなく終了いたしました。

うれしかったのはやっぱり、施工主のかたが謙虚にいろいろと質問してくださることですね、、、、、「より神様に喜んでいただきたいので。」 と会話のなかに入れていただくと、こちらも本当に嬉しいです。

ついでに、「寒いところをわざわざありがとうございます。」 とご丁寧に頭をさげられると・・・・・・こちらの気合も自然にMAX。やはり神職も人間ですね（笑）

終わったらすぐに、寒い空の下で施工会社さんと打ち合わせ。

いろいろと施工主さんが一番忙しい＆一番神経をつかっているのは間違いないのですが、その中での小さな心づかいが身にしみてしまう年頃なのです、、、、、、一年のすべりだし、好調。



『初穂料』 『玉串料』・・・・・どちらでも構いません。

他人さまのことはいえる立場ではございませんが、やはりどんなに字が苦手な方でも、筆で書かれていると頭がさがります。封筒そのものも、粗末にあつかえない。


『はじめに渡すか、あとに渡すか』・・・・・はじめが正解。

基本はどちらでも構わないのですが、あくまでもこれは「神様へ」の供物の代わりとしてお受けさせていただくもの。先に渡していただければ、祭壇に一緒にお供えできます（その方の心も、お渡しできる・・・・ということです）


『地鎮祭と棟上げ式の違いは？』

地鎮祭は、”祭り”。棟上げ式は、”式”。一昔前ですと、その地の産土様や大地主様（おおとこぬし様と呼びます）などのご神名が書かれた板を、その家の大黒柱に貼る儀式もございましたが、基本的に ”式” は省略されるか、大工さんがかわりにやってくださるところも今は多いです。


『直会（なおらい）』

神様にお供えさせていただきました供物を、感謝の意をこめて祭りのあとは神様と一緒に食します。自分の場合は、せっかくなのでお神酒を皆さんで白皿についで飲みます（車の方は口をつけるかつけないか程度！）

お正月は飲酒運転で捕まる方が急増しますので、ほんらい小さな社であれば

「どうぞご自由に。」

と書かれた奉納酒の一升瓶を置いてあったのですが、、、、今はさすがに置いていない神社が多いようですね・・・・・・


『初穂料・玉串料はいかほどか？』

平均は3万円、棟上げ式とあわせて5万円が相場です。が、その神社独自のルールがありますので、心配なかたは先にご確認を。あらかじめ施工会社や不動産会社がおつたえしてくださる所も多いです。（これも所得税がかかりますので、金額を裏に書いていてくださればより丁寧です）


『お車代は必要なの？いくら？』

自分の場合は県外以外はいただいておりません。（そのように神社や施工会社の方にはあらかじめお伝えしております） ・・・・・おそらくこれはお気持ちですが、3,000～多くて5,000円が相場のようです（これも先に要確認）

大きな神社になると、”送り迎え” が条件の外祭もございます。

（休日や大安にかさなる為、交通事故を起こせば次に迷惑がかかるからですね。あと、「めでたい日なので、神主さんもご一緒に」 とお酒をすすめられれば断りにくいからです）


だいたいこんなものかなぁ～

自分はその後の直会（ご家族の方との食事会）はほとんどお断りします。

なので、祭りが終わり、片づけが済んだら 「それではお先に失礼させていただきます。本日はおめでとうございます～！」 とそそくさと失礼させていただくのですが、、、、わざわざ車がでるまで並んで見送ってくださるご家族がたまにいらっしゃるのをみると・・・・・・


「うん、この家は間違いなく繁栄するでしょ！」

なんて勝手に（本当は思っちゃいけないんだけどね）想像しちゃいます～・・・・・だって、人間だもの（笑）

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