- 2016-01-09 (土) 20:42
- 神様
日があければ1月10日は、『十日恵比須』 として正月の次にまた神社がにぎわいます。福岡の恵比須神社では、
8日、初えびす
9日、宵えびす
10日、正大祭
11日、残りえびす
の4日間ですね。商人の町として古い歴史のある博多では、商売繁盛として恵比寿様の信仰がことさら篤いようです(笑)
そしてこの恵比寿様。普通の神社とは一味違う、『裏参り(裏詣)』 というものが存在していることをご存知ですか?
『裏参り(裏詣)』
恵比寿様とは、「蛭子神」としての一面をもたれている神様です。
蛭子神=水子神としても知られていますが、もともとは奇形でお生まれになられた神様、、、、、そこから恵比寿様は、「目や耳が不自由な神さま」 となっております。
拝殿の正面に立ち、鈴をならして柏手を打つ。決意や覚悟を胸に、言挙げとして神様に宣言を行う・・・・・・
が、耳が不自由だと聞こえにくい。
一般的な神社は、拝殿の向こう側に神様が座す「本殿」がございますので、恵比寿様に祈られる時には直接、その「本殿」のうしろにまわって大声で祈りをあげよう!
・・・・というのが 『裏参り(裏詣)』 と呼ばれるもの。
なかには、太鼓をたたいたり賑やかに音を鳴らしてお参りさせてもらうところも多いと聞きました。
時々、恵比寿様を祀られる神社では、「裏参りはこちら→」 なんて丁寧に矢印がついているところも多いので、その時は遠慮なく後ろにまわって恵比寿様の背後から攻めてみてください(笑)
大声で祈れば、耳の遠い恵比寿様でもしっかり話をきいてくださるやも知れませんよ(笑)
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コメント:2
- あずき 16-01-10 (日) 2:24
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えぇーーーー。知りませなんだーー(*_*)
8日に行ったんですよ、十日恵比須神社の初恵比須に。
寒空の、今にも泣き出しそうな空の下、「大当たりぃー!」と言う福引きの声を聞きながら行列に並んで、参拝して、人混みの中、右手からすり抜けてテレビ撮影(中継?)しているリポーターの後ろを通って。本殿の裏をまわってですね・・・裏をですね。
「裏」を回って・・・素通りして来ちゃいましたよ!(くどい笑)わぁー、惜しい!!
今度、後ろから参拝してみます。 - 山崎雅弘 16-01-11 (月) 11:00
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ぜひ村雲さんが参拝されて感じる十日恵比須神社の神様の雰囲気も教えてくださいませ