霊能者のつぶやきトップ > 霊能者 > 「愛」という落としもの。「情」という忘れもの。

「愛」という落としもの。「情」という忘れもの。

最近、いろんなことに気づかされます。与えてくれる刺激やら、今までは素通りしていた、他人からの自分への思いやり。また勇気づけてくれる助っ人からのアドバイス、、、、などなど。

「あれ?なんか似たような話を前にも・・・・・・」

から、自分が落としていったもの・忘れていたものを思い出した瞬間に、

「・・・あぁ、あの時、あの人が伝えたかった事はこれだったのか。」

さらには、

「うわぁぁ、、、、あの時、自分が気づいていれば・・・・・!」

そう。なんとなく、なんとな~くですが・・・・・今までの人生を振り返った時に、自分が落としていった「愛」やら、忘れていった「情」というもの。電車は次々に、新しい駅にたどり着くけど、窓から顔をだし振り返り、線路を眺めた風景に、ポツリポツリと光る塊が落ちていたりする。



それはもれなく、ひょっとしたら偏った一方的な「愛」だったり、喜怒哀楽すべてを含めた「情」だったり。

落とした場所、拾うのを忘れた場所からドンドンと遠ざかっているのに、落ちている場所だけは確実にはっきりと感じることができたりする・・・・・・・不思議だなぁ~。



あの不器用な人が、あの人なりの言葉でなんとか伝えようと、ずーっと言い続けていてくれた言葉。

テスト勉強でSOSをだした自分に、愚痴一ついわず調べて答えてくれて、「お前、ここまでやったんやから、絶対受かれよな!」 との、たった一言の言葉。

「オレ、今から勉強するからね。」「・・・・うん、、、頑張って!」 と忙しい中でも言ってくれた一言。

たくさんの経験を噛み砕いて教えてくれて、いろんな「落とし物・忘れ物」に気づかせてくれて・・・・・「そういうタイミングだったから。」と軽くフォローしてくれて、「おたがいに精進しよう!」と伝えてくれる人の、その人の言葉。


あ~なんて自分って、つくづく鈍いんだ、、、、いや、鈍いというより・・・・正直、そこまで深く考えたことがなかったよ。

その時は(自分のことだけ)に必死で、考える余裕がなかった・・・・・

そこに、何も気づかずどころか、かえって相手の一言で反発してた自分もいたりして、、、、、

でも、振り返ってみて、どんなに遠くに落ちてても光っているのはやっぱり「愛」や「情」。


あ~あの時にもどることが出来たら、絶対に次は拾えるのになぁ、、、、、しかし、走り出した電車は止まらんとですよ。。。。

だから、思い出せば出すほど、気づけば気づくほど、なおさら辛いことも多いんだけど。

ひとつだけ救いがあるとするのならば・・・・・・・・


自分はまだ生きている。そして相手もまだ生きている。

肉体は土に還っても、あの世の魂はまだ生きている。

落ちたもの、忘れていったものはもう拾えないぐらい遠くにきちゃったけれども、自分の道は自分が生きている限りはまだまだ続いている。

「続いている」んじゃない。自分の意思で、まだ「続けさせて」いる。自分はまだ、なにも始まっていないし、なにも諦めてはいない。


相手が生きている間なら、今ならまだ、感謝を伝えられる。

感謝だけなら小学生でも伝えることができるけど、その時々で「愛」や「情」を注いでくださった方、またはその一瞬で渡してくれた方は、実のところ 『感謝の言葉』 なんて求めていないとも思う。


・・・・自分も、少しは友や相談者、今まで出会った後輩たちに、ちょこちょこと気分よく渡せたものがあったつもりだけど・・・・・決して 『感謝の言葉』 を求めて渡したわけではなく、、、、、う~ん、これはやっぱり自分の欲だと思うけれども、その人の将来の幸せやら喜びやら、気づきの「ヒント」だと感じております。自分なりにだけれども。

だったらさ、言葉ももちろん大切だけど、やっぱり大人は、男として返すものは、行動と結果しかないでしょっ!!!


それをどんなに現実的な距離が離れていても・・・・・たとえ、あの世とこの世と隔たった境目が横たわっていても、自分がなにかを感じ、相手がなにかを感じてくれたら・・・・・それはそれで、めちゃくちゃ嬉しい。

・・・・現実的な距離なんて、今は飛行機か新幹線で本気をだせばあっという間に逢えますしね(笑)

「霊能」っていう能力は、少なからず皆もっている能力の一つだと認識しているんだけど・・・・・うん、やっぱり「霊能者」って職業を選んでよかったと今、しみじみと感じます。


まずは出来る限り。自分の為にも、与えてくれてきた方々の為にも期待には応えなくっちゃね!

それを、あの世のご先祖様やら守護神様やらがなにかを感じとってくださったのなら、なおよし。いや、「自分の為」という柱は譲れないけれど。


守ってくれている神様がいてくれるのなら、

「こいつは守り甲斐がある男じゃのぉ~」

守ってくれているご先祖様がいてくれるのなら、

「バカの癖に少しは見どころがある子孫じゃの~」

・・・・生きている間に、絶対言わせてやるっ!!!!!(爆)

自分は幸も不幸も、全力で味わいたい、、、、そのためにも、責任はきちんと負いたい。プラスもマイナスもね。

・・・・・プラスもマイナスも、逃げられないのが世の定めならば・・・・

むしろ、逃げるより自分から追っかけた方がカッコいい!


なんだ、綺麗ごとをつらつら書いた割には、結局は「カッコいい生き方」がしてみたいだけなのか?

それで愛や情を与えてくれる、この世とあの世の人、みんなに褒められたいのか?

さらに納得のいく、自分らしい豊かさを手にいれたいだけなのか?

その豊かさを、自分の家族や自分の好きな人に与えられる人生を歩みたいだけなのか?


・・・・えぇ、えぇ、たぶん、それだけじゃないかと。

・・・・いや、むしろ ”それだけ” しかないと正直、思っております。

シンプルに(笑)




Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
ブログランキングに参加しております。
村雲の自己満足ではありますがモチベーション維持の原動力になってます。

人気ブログランキング 占い・鑑定へ 精神世界ランキング にほんブログ村 その他趣味ブログ 鑑定へ

コメント:7

あずき 15-12-04 (金) 22:12

気づくって、大事ですよね・・・
何だかわかる気がします。

今の仕事を始めて来年で10年になりますが、入ったばかりの頃に全てが上手く行かなくて、周りの人も冷たくて孤立した様な感じで、辛かったんですが。

当初、かなり怖い先輩がいて、すごく冷たくて、その人が放つ言葉の一つ一つがグサグサ刺さっていたんです。

ある時、
「ここには、あなたなんかを信じている人なんて誰ひとりとしていない。裏で何て言われてるか、知らないでしょう?だから、あなたみたいな人なんて、自分でどうにかするしかない。誰にも頼れないんだから。」

と、言われた言葉が今でも忘れられません。
当時は、奈落の底に落とされた様にショックを受けたのですが・・・(泣きながら帰りました)
それは、冷静に現実を伝えてくれていた、有り難い言葉だったことに後になってから気がついたのです。

表では優しくしていても、裏では散々悪口を言う人。
自分に有利にしてくれなければ、掌を返す様に冷たくする人。
そういう人たちの本質を見抜けずに、素直に思ったことを言ってしまう危うい自分。
先輩に頼ってばかりいて一つも進歩しない、「新人」という立場に甘んじて、助けてもらって当たり前と思っている傲慢な自分に対して、
辛辣ではありましたが、「喝」を入れてくれたんだなぁ、と・・・
じわじわと、有り難さが伝わって来ました。もし、その人がいなかったら、私は人に甘えてばかりのどうしようもない人間のままだったことと思います。
その先輩は、もう辞めてしまったので今はいません。

相手から恨まれたり嫌われたりするのを構わずに、率直に意見してくれる存在というのは、実に有り難いものです。

・・・その人は今でも仲良く出来る人ではないですけどね(苦笑)

千恵 15-12-05 (土) 1:35

(`・ω・´)ゞ村雲さん芥川賞もらえる文章能力ッ!

ジーンと心と魂にあったかい想いが流れてきました♡

現実(今)しか見えない私には、回想能力はありません。
ほんと、夢もなにもあったもんじゃないってくらい現実主義。
「去る者は追わず来る者は拒まず」を地で行く乾燥女(笑)

本音は、しっとり過去の思い出なんかに浸りたいんですけど…
その、しっとりとした思い出自体が無いのです( ̄ー ̄)はぁ…。

村雲さんの生き方に憧れます。
人の100倍は、楽しいんだろうなぁ~♪

花凛 15-12-05 (土) 13:31

お久しぶりです。深い内容です。あずきさんがコメントされている様に「本音を見抜けず素直に思った事を言ってしまう危うい自分」共感します。これは先日のブログ「神界vs魔界」のコメントの返事「過剰な正義」私の場合はこの事とリンクします。信じて行った事。信じて言った言葉が真意でない表現となり誤解から決めつけとなり、誹謗中傷と言う形で自分に返って来ました。私のやっている事はこんな事だったのかと落ち込み軽い人間不信となっています。しかし、そんな中でも「何があっても信じているから」「何でも協力するから」と声をかけてくれる同僚や友人の愛に支えられています。

ちゅみ 15-12-06 (日) 15:22

あぁ・・切ない・・切なくて切なくて仕方ない。
いろんな事、思い出します。
相手が人間でも人間でなくても・・・
どうしようもない私に、溢れる愛を見返りのない愛をずっと伝えていてくれた。
その時気付けなかった事がつらく哀しい。
だから、返せなくなった事は別の人に別の形にして必ず返そうと、忘れない様にしようと、いつも念頭にと、誓う。
なのにすぐ忘れてしまう。
また、思い出し、誓う。で、また、忘れてしまう。
その繰り返し・・

村雲さんはやっぱりすごいです!!
この心内を文章として表現できるなんて、この切なさを、前向きな思いを表現できるなんて、マジ、すごい!!

日次月次 15-12-06 (日) 18:32

ちょっとずれますが、親の心、子知らず。
言い換えれば、愛してくれる人の心、愛されている者知らず。
何年も何十年も経ってから親の心に気づく。友の心に気づく。
あの世では時間も空間も本当は関係ないんですよね?
この世でも同じじゃないんですかね。
遠くに見えていると思い込んでいるだけ、
時間が経っていると思い込んでいるだけ。
親や、友は、今の自分のために教えてくれたんだと思います。

今は意味がわからない神様の言葉もたとえ話も
いつかわかるようになるんですかね。

だから、まだ気づけていない今でも
感謝しておいて間違いないんですよね。

しーくん 15-12-07 (月) 5:57

おはようございます。 村雲様

「情けは人の為ならず」「他人のふり見て我がふり直す」よく忘れがちになっていますが自分の好きな言葉です。

自分以外の人からの触発によって常に向上しようと思っています。

今回も再度勉強し直せてありがたく思っております。

ただ、もっと早よゆうて来いよとは思いました。

せつ 16-02-23 (火) 19:03

失礼いたします。

記事を拝見して、皆様のコメントを拝見して…[落として]なんかいないと私は思いました。
それを受けたとき、今のように感じられなかったとしても
それはそれで正解だったんじゃないかと思います。
ある言動を受けて、反応(特にしてなくても)して。
その自分がいて、今の自分がいるのだから
ちゃんと受け取っているのだと
今の自分がそれを証明してくれてるのだと思います。

言葉を紡ぐのが下手なので、うまく書けませんが
思ったことをお伝えしたくてかきました。
失礼いたしました。

コメント
Remember personal info

霊能者のつぶやきトップ > 霊能者 > 「愛」という落としもの。「情」という忘れもの。

サイト内検索
RSS

 RSSリーダーで購読する

霊能者のつぶやきモバイル
携帯からもご覧頂けます。
霊能者のつぶやきモバイルQRコード
Tool
フィードメーター - 福岡の霊感占い師のつぶやき|神様・守護霊様からの..

Meta
リンク
クリックで救える命がある。

このページのトップへ